新たな決済手段としてだけでなく、投資・投機の対象としても注目されている仮想通貨。この記事では、そんな仮想通貨のひとつであるアーダー(Ardor)の特徴や将来性、購入方法について解説していきます。
目次
アーダー(ARDR)の特徴とは?
サイドチェーンとは何か?
アーダーの特徴を知る上でまず知っておきたいのがサイドチェーンのこと。
サイドチェーンとは、メインのブロックチェーンとは別に用意された補助的なチェーンで、この仕組みを利用することで、セキュリティの向上や取引時間の短縮など、さまざまなメリットがあります。
このサイドチェーンの利用がアーダーの最大のコンセプト。
アーダーではネクスト(Nxt)の技術で作られたブロックチェーンを基盤として、そこにサイドチェーンの要素を盛り込みました。アーダーのサイドチェーンは企業が自由に立ち上げることができ、そのすべてのサイドチェーンはアーダーのブロックチェーンによって保護されています。企業がアーダー上にサイドチェーンを作り、アーダーのブロックチェーン技術を利用できる。そのことこそがアーダーの最大の特徴なのです。
アーダー(ARDR)の将来性について
3か月で30倍の高騰を見せたことも
2016年7月の公開後アーダーの価格は急上昇しましたが、その後はゆるやかな下落傾向を見せました。2017年に入ってからは上昇と下落を繰り返しています。2017年の4月から7月にかけて、わずか3か月の間に価格が30倍に高騰したこともありました。こうしたアーダーの価格の変化は、仮想通貨全体の価格変動とほぼ同じ。仮想通貨が認知され始めた2017年以降、上昇傾向にはあるもののまだまだ不安定なのも実情です。人気の仮想通貨アーダーであっても激しく価格は移り変わっています。
アーダーを取引するときの注意点
評価は非常に高いため、アーダーの将来性は十分にあります。しかし、仮想通貨全体のまだ不安定な市場を見る限り、いきなり大量の投資に走るのはリスクを伴うでしょう。しっかりと業界を俯瞰しながら、失敗してもダメージの少ない額の投資に留めたいところです。
アーダー(ARDR)はどこで買える?取り扱いのある取引所について
アーダーの主な取引所
アーダーの取り扱いがある有名な取引所にはPoloniex(ポロニエックス)があります。アーダー全体の50パーセント近い量が、Poloniexで取引されているよう。アーダーを購入できる日本国内の取引所は現在のところないので、購入したい場合には海外の取引所に登録して手続きを進めることになるでしょう。海外の取引所では基本的に日本円で購入することができません。その場合には、一度国内の取引所でBTCを購入し、それを海外の取引所に送金、そのBTCを利用してアーダーを購入することになります。
仮想通貨の取引はタイミングが勝負
仮想通貨の世界では、アーダーのように短期間で価格が急上昇することも珍しくありません。そのため、昨日までは極めて安価だった仮想通貨が、今日になって突然高価になる可能性もあるのです。
仮想通貨の取引はタイミングが勝負。アーダーに詳しくなったこのタイミングで、アーダーの購入を検討してみてはいかがでしょうか?評価が高かったり、将来性が見込まれたりする仮想通貨は、時間を経ても投資家から関心を集め続けます。仮想通貨を取引する際には銘柄の価値をしっかりと見極めて売買するように心がけましょう。
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