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RSK Blockchain Conferenceレポート

著者:みお(ICO追っかけ女子大生)

4月10日、TSH Development主催のベルサール東京日本橋で開催された『RSK Blockchain Conference』に参加してきました。RSKとしては最初のカンファレンスとなるイベントで、会場には数百人の人が来場し賑わっていました。比較的若い人が多く、話の内容から察するに、仮想通貨の知識をある程度持っている参加者が多いように感じられました。

今回の記事ではRSKのCEOによるトークセッションである『RSKのビジョン』のレポートをお送りしたいと思います。

RSKのビジョン

このセッションでは、RSKのビジョンと、ビットコインが新しいものとしてどのように生まれてきたのか、を話したいと思います。

インターネットは、多様な方法で社会を変えました。20年前、世界中の人とリアルタイムでコミュニケーションを取ることは不可能だと考えられていましたが、インターネットはそれを可能にしました。インターネットは様々なコミュニケーション、エンターテイメント、さらには社会の声のあげ方さえも変えてきました。人々が何を考えているのかを、第三者の仲介無しに知ることが出来るようになったのです。
しかし、インターネットが変えることの出来なかったことがありました。それは、人々の間での価値の移転の仕方です。
現在に至るまで100年ほどにわたって、私たちは価値の移転において、仲介者の数を減らしてきました。インターネットを使うようになって、オンラインバンキングやeコマースのサイトを用いて送金や情報の移転を行うようになりました。そういった際でも、第三者のプライベートネットワーク、すなわち「仲介者」を挟んで価値の移転を行っているのです。価値の移転にあたってのコミュニケーションはインターネットを用いることで成立していますが、価値の移転やお金の移動が直接行われているわけではありません。
仲介者の利用というのはずっと昔から変わっていません。今の世界は仲介者の存在無しで有り得なかったと言えますし、仲介者の存在によって便利な世の中になりました。
しかし、仲介者も完璧ではありません。というのも、仲介者の存在により価値の移転、送金に多くのコストと時間がかかるため、未だに世界の約半数の人々は基本的な金融サービスにアクセスすることが出来ないのです。また、仲介者は公約を破ることもあり得ます。

こういった問題があるにも関わらず、価値の移転の仲介者に依存したシステムをインターネットが変えることが出来なかったのは何故なのでしょうか。その答えはとてもシンプルです。情報は何度でもほぼノーコストで複製することが出来る一方で、価値の移転には希少性が伴うからです。

ではデジタルで希少性を持たせることは可能なのでしょうか?

この答えは10年以上前ならNOだったかもしれませんが今やそれを可能にする革新的な新しいテクノロジーが生み出されたのです。それが「ビットコイン」です。
ビットコインは、初めての分散化された仲介者のいない、価値の移転が可能なネットワークであり、デジタルで仲介者を挟まずグローバルに価値の移転をするシステムです。
現在ビットコインに関して、通貨としての側面しか見ていない人が多くいます。今ビットコインを使っている人は、グローバルに使える便利な支払い方法、通貨として用いている人が多いです。円、人民元、米ドルなどを介して、自国の通貨へ変換するコストや時間を考えたら、確かにビットコインは安価で便利な支払い手段かもしれません。
しかし、ビットコインにはそれ以上の力、新しく社会を変革していく力があるのです。過去20年間に見ることが出来なかったような新しい変革を社会にもたらすのです。
その基盤となるビットコインの技術が3つあります。

1つ目はブロックチェーンです。ブロックチェーンとは「台帳」です。ただの台帳ではなく、1つのページが前のページと繋がっていて、いわゆるドミノ効果がある特別な台帳です。1つのページを書き換えても、前のページと繋がっているので意味がありません。

2つ目はPoW(プルーフオブワーク)というコンセンサスアルゴリズムです。不正をするよりもマイニングに参加して報酬を得る方が、インセンティブが大きいという状況をつくり、ビットコインの仕組みをさらに堅牢なものにしています。そのため、ビットコインは今までハッキングされたことはありません。

3つ目は分散した互いに協力しえないところで今までの取引を搭載したブロックのチェーンをすべて保持しているフルノードの存在です。この「フルノード」がブロックチェーンのデータを管理し取引記録が正しいかどうか判断しているおかげで、安全性が担保されているのです。

このように安全なシステムを持ったうえで、さらに必要だと考えたものが堅牢な分散化ビジネスロジックとなるスマートコントラクトです。イーサリアムは価値の保存とビジネスロジックを同じ台帳に統合したものですが、私たちはビットコインと同じインフラストラクチャを利用し、セカンドレイヤーにビジネスロジックを構築し、ビットコインにスマートコントラクトをもたらそうと考えたのです。

RSKは、今日行われている商用契約における合意などがスマートコントラクトによって分散型システム内で行われることで、社会を変えていくビジョンを持っています。

1つ目の例は自動走行車です。無人の自動走行車が街中を走り、乗り込むとパネルが機能して、降りた後は自動で扉が閉まり、支払いはウォレットからされて、ガソリンが不足したら自動でオイルステーションに行く。そんなことが起こるかもしれません。

2つ目の例はお金です。現在のお金ができた経緯について考えてみましょう。欲しいもの同士を物々交換していて、それを簡便にするために個人がお金のようなものを生み出しました。そのうち、個人で生み出したものでは価値が担保されないため、中央政府が発行したお金が価値を持つようになったのです。しかし、スマートコントラクトによって、透明性が担保され、個人を信用できないということがなくなるかもしれません。

3つ目はソーシャルスケーリングです。ダンバー数という数字をご存知でしょうか。人間が安定的な社会関係を維持することができる人数の上限で、これがだいたい150とされていますが、スマートコントラクトを用いることによってこの数字を超えた関係を維持することができるようになるかもしれません。

最後に、今後2年間において世界人口の半分がスマートフォンを所有するようになると思われます。これを分散型のブロックチェーンと統合することによって、非常に安価な手数料で金融サービスの利用が可能になり、現在金融サービスにアクセスすることが出来ない人々を救えるようになるのではないでしょうか。

これらが私たちRSKのビジョンになります。

まとめ

今回はRSKのカンファレンスにおける、CEOが語るRSKのビジョンについて書かせていただきました。
RSKはブロックチェーンや仮想通貨分野における人材育成にも力を入れていて、RSK educateという教育システムも設けています。またアンバサダープログラムも設置されているので興味がある方はチェックしてみて下さいね。

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みお@cryptoJD1010
暗号通貨に首ったけの女子大生。最近はICOに興味津々。
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