IDやパスワードの管理に最適なICO「safein」の特徴や将来性は?

あなたはインターネット上のサービスを利用するのに、いくつのIDやパスワードを持っていますか?そして、それらをどうやって管理していますか?
利用するサービスが多くなるにつれ、その管理に四苦八苦している人は多いのではないでしょうか。
safeinは、そんな悩みを解決するために、仮想通貨の持つブロックチェーン技術を応用して開発されています。ここでは、safeinについて解説します。

IDとパスワードを一元管理。safeinの概要

safeinは、イーサリアムのブロックチェーン上に構成される、デジタルウォレットです。通貨単位は「SFN」です。Vladas Jurkevicius(業務担当)、Audrius Slaznskas(法律担当)、Lukas Deksnys(開発担当)の3人を中心とする開発チームによって設立されました。

facebookでは7,919人、twitterは6,680人、YouTubeでは490人からフォローされています。(2018年4月5日現在)

これまで、インターネット上で提供されるサービスを利用するには、それぞれのシステムでIDやパスワードを設定する必要がありました。
また、セキュリティの面から、異なるシステムで同じパスワードを使いまわさないように、サービス提供側から繰り返し注意喚起がされます。
こういった背景も伴い、インターネット上で利用するサービスが増加するのにつれて、IDやパスワードも増える一方で、それらの管理方法については、個人・法人を問わず、悩みの種でした。

safeinでは、イーサリアムのブロックチェーンが持つ機能を利用することで、それらのIDやパスワードの一元管理を実現します。システム提供側がsafeinに加入していれば、一度登録されたユーザーの個人情報があれば、IDやパスワードを新たに登録する必要がありません。

また、金融関連サービスを利用する上で重要となる、公的証明書などによる本人確認の作業も、一度で済みます。パスポートや運転免許証といった本人しか持ちえない書類のデータを、各サービスに何度も送信する必要がなくなります。

safeinの特徴とICOの目的は?

safeinの最も大きな特徴は、ユーザーがsafeinのデジタルウォレットを利用すると、新しいサービスを利用する際の登録等の面倒な手続きを無くした上で、高いセキュリティを実現できることです。仮想通貨のブロックチェーン技術を個人情報にも利用するとこで、サービスごとに行わなければならなかった煩わしい手続きを無くすことができます。

また、サービス提供側にとっても、個人情報の流出などのリスクを回避することができます。ブロックチェーン上で管理されるため、各サービス提供主による個人情報管理が不要になるのです。

“safeinのプレセールは、2018年4月3日13時(UTC)から行われます。「1ETH=12,000SFN」で、2,250万SFNが販売されます。

ICOは、2018年4月25日13時(UTC)に始まります。ソフトキャップは4,000ETH、ハードキャップは12,500ETHです。”

ICOには、イーサリアム(ETH)のみ参加が可能です。ICOはイーサリアムのスマートコントラクトにより契約が実行され、ICO終了後、直ちにトークンが配布されます。ICO期間中でも、ハードキャップに達した時点でセールが終了するので注意が必要です。

レートは、最初の4,000ETHは「1ETH=9,000SFN」、4,001から8,500ETHは「1ETH=8,000SFN」、8,501ETH以降は「1ETH=7,000SFN」となっています。ICO終了までにソフトキャップに達しなかった場合は、全てのETHは元の所有者に返還されます。

なお、当初はICOは2018年3月20日から4月20日の予定となっていましたが、上記の通り変更されていますので、ご注意ください。

safeinの将来性と今後のロードマップ

インターネット上で新しいサービスを利用しようとした時、新たにIDやパスワードの設定を求められます。safeinによる調査では、新しいサービスを利用する場合、IDやパスワードを新たに設定することを拒否し、途中で止めてしまう人の割合は22%程度とされています。個人情報を相手側に送信することに不安を覚え、インターネットサービスを利用しない人は、34%にも上ります。また、金融サービスを利用する場合は、マネーロンダリング等を防ぐために公的証明書による本人確認等の手続きを求められますが、これには1人当たり20USD程度のコストがかかると言われています。また、サポートセンターの対応を必要とする案件の30から40%は、IDやパスワードの亡失や復旧のためのものです。これらのことは、新しい消費者の利用を妨げ、サービス提供者が新規参入する際の大きな障害となっています。

safeinでは、一度登録された情報をブロックチェーン上で管理します。ブロックチェーン上なので、高いセキュリティを保ちながら、サービス提供側での個人情報の管理が必要なくなります。サービスを受ける側も、ブロックチェーン上で管理されている情報があるので、新しいサービスを利用したいときに改めて情報を登録する必要がありません。

今後の予定としては、2018年第1四半期にICOが行われます。第2四半期にプラットフォームの構築、第3四半期に各通貨やウォレットとの接続が行われます。そして、2019年第1四半期にEMIライセンスを取得し、第2四半期に全てのサービスが開始されます。

safeinは、当初は欧州連合(EU)内での事業拡大を目指します。法的な問題に対応するため、最初の法人はエストニアに設立し、開発はリトアニアで行います。そうすることで、EU内での金融サービスを可能とするEMIライセンスを取得します。ICOで調達した資金の多くは、初期の開発費やEMIライセンス取得のための経費に使われます。safeinでは初期段階で大きなコストがかかりますが、ICO完了後30から36カ月程度、サービス開始から20カ月程度での黒字化を見込んでいます。

情報流出のない未来へ。safeinへの投資

最初にも伺いましたが、あなたは、インターネット上のサービスを利用するのに、いくつのIDやパスワードを持っていますか?そして、それらをどうやって管理していますか?そして、今までにIDやパスワードが分からなくなって、サポートセンターに問い合わせをしたことはありませんか?safeinは、サービスごとに異なるIDやパスワードが必要というこれまでの概念を、根底から覆してくれます。煩わしいID管理から解放されます。また、サービスを提供する側も、個人情報の管理という手間がなくなり、個人情報流出のリスクから解放されるとともに、大きなコスト削減にも貢献します。

仮想通貨は、これまで存在した法定通貨の代わりとしての機能はもちろん、様々な特徴的な機能が付加されてリリースされています。safeinの場合は、送金・決済のための通貨として利用するのに加え、ブロックチェーン技術を利用して個人情報を管理することができます。サービスを利用する側も、提供する側も、手間とリスクとコストを抑えて快適なインターネットサービスを利用・提供することができます。今後、インターネットはますます生活に欠かせない存在となっていくと思われます。そして、そうなればなるほど、safeinのような大きな付加価値を持つ仮想通貨への需要も高まるものと思われます。safeinへの投資を検討するときは、safeinが実用化された時に、自分はどのように利用するかを考えながら検討してみてはどうでしょうか。

BD by BITDAYS編集部

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