QRコード決済のシェア・普及率は?中国など海外のサービスや日本との比較

キャッシュレス化の波が訪れた現代の日本で隆盛を極めているのがQRコード決済です。
国内では2018年以降、急速に普及が始まったQRコード決済ですが、実は海外ではすでに多くのQRコード決済サービスが展開されています。
特にキャッシュレス決済が進んでいる中国などの諸外国と日本を比べて、キャッシュレス決済の市場規模などの実状を理解しましょう。

QRコード決済のシェア拡大中!その普及率は?

日本では2019年10月に予定されている消費税の増税に合わせ、日本政府がQRコード決済を推進しはじめました。
消費税が増税した分をQRコード決済のポイント還元で補い、消費者の負担を減少させるのが目的です。そのあおりを受けて、国内ではさまざまなQRコード決済サービスが誕生しシェアを広げています。

これまではクレジットカードや電子マネーといった決済方法がキャッシュレス決済の大部分を占めていましたが、ポイント還元率の高さや決済の手軽さからQRコード決済を選ぶ方が増えているのです。しかし、日本国内の普及率は未だあまり高くはありません。

日本銀行が行った生活意識に関するアンケート調査によると、各種キャッシュレス決済を「利用している」と答えた方は全体の6%程度にとどまっており、「機能はあるが利用していない」と答えた方が全体の42%を占めています。
機能を備えながらも利用していないユーザーをどのように取り込むのかがこれからのQRコード決済市場の課題といえるでしょう。

その一手を打ち出したのがPayPayの「100億円あげちゃうキャンペーン」です。ユーザーが実感できるほどに多くの利益還元を行うことで、爆発的に登録者を増やすことに成功しています。
こうした勢いをそのままに、QRコード決済はこれからさらに利用者を増加させると見込まれているのです。

QRコード決済で最も高いシェアを誇るのは何?

政府の後押しや海外からのインバウンド需要を受け、QRコード決済サービスを提供する事業者や加盟店が数多く誕生しています。
それぞれのQRコード決済サービス業者によって異なる特徴を持っているので、自社のターゲットによって導入するQRコード決済サービスを選ぶことが重要です。

また、せっかくQRコード決済を導入しても利用者がいなければ集客にもつながらないのでメリットが薄くなってしまいます。
導入を考えたときには、各QRコード決済サービスのシェアを知ることも肝心なのです。

数あるQRコード決済サービスの中で最も高いシェアを誇っているのは、いったいどの銘柄なのでしょうか。ここからは日本国内や諸外国で最も高いシェアを誇る銘柄をご紹介しますので、QRコード決済を導入する際の参考にしてみてください。

日本で普及率が高いのは?

日本で最も利用されているQRコード決済アプリは楽天ペイでした。
やはり楽天というネームバリューの大きさと、還元される楽天スーパーポイントをもともと貯めていた方の愛着などが要因となり、楽天が1位という結果になっています。
もともと提供していた電子マネーの楽天Edyでも多くの利用者を獲得していたため、その勢いには拍車がかかっている印象です。

次いで2位はPayPay、3位にはLINE Payがランクイン。
PayPayは100億円キャンペーンで一気に2位へ躍り出ました。LINE Payは国内での普及率が高いLINEの認知の高さを活かし、還元されるLINEポイントの価値をさらに高めることで利用者や利用額をさらに増やせるでしょう。

中国で普及率が高いのは?


中国のQRコード決済で最もシェアを獲得しているサービスは判然としていません。
その中でも、AlipayとWeChat Payは中国で最も利用されているQRコード決済サービスといえます。
それぞれアリババグループ、WeChat(中国でいう日本のLINE)が提供しているQRコード決済サービスで、あか個人の屋台から百貨店までほとんどのお店で利用できるQRコード決済サービスです。

実際に中国に在住している日本人の方も、QRコード決済を利用して1年経っても困った経験がないと話しています。
中国からのインバウンド需要を狙うのであれば、この2つは抑えておきたいQRコード決済サービスです。

その他の海外で普及率が高いのは?

実は先進国のそれぞれに普及率の高いQRコード決済サービスが存在し、世界基準で利用されているQRコード決済サービスは存在しません。
アジア圏では、中国のAlipayやWeChat Payが覇権を握り、インドではPaytm、インドネシアではGOpayがそれぞれシェアトップの座に君臨しています。

また、アメリカではChase PayやVenmo、フランスではLydia、イギリスではYoyo Walletが主要なQRコード決済サービスとなっていました。

QRコード決済導入のメリットはインバウンド

AlipayやWeChat Payは中国国内に膨大なユーザーを抱えるQRコード決済サービスです。
Alipayは中国国内に8億人のユーザーを持ち、WeChat Payのユーザーは9億人に上るといわれています。

こうした海外のユーザーに働きかけられるQRコード決済の導入はインバウンド需要を獲得する上で重要な販売促進となるでしょう。

WeChat Payは中国でLINEのように利用されているチャットアプリです。アプリをダウンロードしている中国国内のユーザーに対して日本にいながら情報提供を行ったり、集客をかけたりできるので、潜在顧客を獲得する可能性も考えられます。
中国から日本へ旅行に来た際に立ち寄ってもらえる可能性も高まるため、インバウンド需要を獲得したい企業や店舗はぜひ導入を検討してみましょう。

QRコード決済のシェア・普及率を見れば導入する理由が分かる

QRコード決済はキャッシュレス決済の中でも最も勢いのある決済方法といえるでしょう。
日本国内では最近流行し始めましたが、海外ではすでに一般的な決済方法となっています。

これからの国内の需要と、すでにあるインバウンド需要をシェアの面から見ても、QRコード決済の導入は急務といえるのです。

まだ国内のシェアが広まりきっていない今のうちに導入すれば、他の企業や他店に対して差別化できるでしょう。
いま導入した場合に限り導入費用や決済利用料が0円というキャンペーンを行っているサービス事業者も多く存在します。

今後の利益や集客に直結するQRコード決済の導入について、ぜひ前向きに検討してみてはいかがでしょうか。

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BD編集部

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