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WePower(ウィーパワー)ミートアップ参加レポート

著者:みお(ICO追っかけ女子大生)

暖房が効いていて夜でも明るい家、スマートフォンやパソコン等の電子機器など、私たちの現代におけるこうした便利な暮らしを支えているのはエネルギーです。エネルギーなくして成立し得ない現代の生活スタイルの中で、近年化石燃料などの有限資源の枯渇や大気汚染による地球温暖化などにより、再生可能エネルギーが脚光を浴びてきています。
WePowerはこの再生可能エネルギーに焦点を当て、その発展のために投資家と発電事業者を繋げるエネルギー取引プラットフォームのプロジェクトです。

WePowerとは

WePowerは、再生可能エネルギーに参入したい発電事業者と投資したい人を結びつける取引プラットフォームを提供します。

WePowerの提供するソリューション

再生可能エネルギーは、注目されている分野でありながら発電事業者にとっても投資家にとっても参入障壁が高くなかなか一般化されませんでした。
というのも、事業者にとっては資本金が多くかかり、その資本獲得のための銀行やファンドの監査に時間を要するもので、投資家にとってはそもそも投資の機会が少なく複雑で不透明なプロセスを経なければならないものだったからです。

そこで、WePowerはこの両者の問題を解決するソリューションとしてエネルギー取引プラットフォームを提供します。
まず、再生可能エネルギーの分野に参入したいと考える事業者がEnergy Token(エネルギートークン)を発行します。これは1Energy Token=1kW/hというレートで将来的にその事業者が発電する電力に裏付けされたトークンです。事業者はグローバル市場で電力を事前販売することで必要な資金を調達しプロジェクトの収益性を高めることができ、投資家はより良い条件下で再生可能エネルギープロジェクトに参入する機会を得ることができます。

投資家は、事業者によって発電される前は①プラットフォーム上で他のユーザーに販売、発電された後は②自身がエネルギーとして使用、③卸売電力市場に販売という形でEnergy Tokenを使うことができます。

WPR(ウィーパワー)トークンの使い道


次にWePowerのICOで用いられるWPR(ウィーパワー)トークンについて説明します。
まず、WPRトークンを所持していることで事業者によるEnergy Tokenセールに優先的に参加することが出来ます。このセールは、事業者が最低価格を設定しそこから順に値段が上がっていくというもので、WPRトークンの保有者には48時間の優先権が与えられるため、その他の投資家よりも有利な条件でEnergy Tokenを購入することができます。Energy Tokenの価格は、卸売市場で取引されている相場よりも安く設定されているため、仮想通貨や投資に興味がない消費者もエネルギーを安価に手に入れる手段としてWePowerプラットフォームに参入する可能性があります。

次に、WPRトークンを所持していると、事業者が発行したEnergy Tokenのうち0.9%分のエネルギーを配当として受け取ることが出来ます。WPRトークンの保有者は事業者によって発電された後、この分配されたエネルギーを使用または売却することができます。

WePower meetup

今回のWePowerのミートアップは、CEOのNikolaj Martyniuk氏とホームページの翻訳や日本コミュニティのマネジメントを担当するzaqさんの協力で、1月20日に行われました。また、コラムニストとしても活躍中の仮想通貨ブロガーアラタさんも登壇し、参加予約の段階で広めの会場へ場所を変更したほどの盛況ぶりでした。

CEOのトークセッション


CEOがzaqさんの通訳を交えながらWePowerの仕組みについて説明してくれました。
WePowerのチームは24人の様々な分野のプロフェッショナルで構成されています。CEO自身も再生可能エネルギー関連の仕事に10年以上携わり、電力の売買や発電所の建設等に取り組んできました。
現在エストニアにおいて、配電会社と協力しすべての電力をトークン化するパイロットテストを進行しています。WePowerのプロジェクトは、2018年11月からスペインとオーストラリアから実用化をスタートする予定です。スペインでプロジェクトを実用化することによって、似たような電力の法律的枠組みを持つEU全体にアプローチしていけると考えています。その後は、ポルトガル、イタリア、ギリシャ、ゆくゆくはフランスにも進出していきたいと考えています。また、220Energiaという北欧とバルト諸国で電力小売りを行っている会社とのパートナーシップが締結しました。今後もプロジェクトの広範囲での実用化に向けてさらに交渉を進め、エネルギーセクターの多くの会社とのパートナーシップを結んでいく予定です。

Q&Aセッション

トークンセッションが終わるとQ&Aとなりましたが、CEOが各質問に対してとても丁寧に応答してくださったため、要点をまとめてお伝えします。

Q1:日本人がWPRトークンを持っているメリットはありますか?
A1:日本にプロジェクトが参入するまでは、エネルギートークンを電力として利用することはできませんが、プラットフォーム上で売買したり、卸売市場に販売したりすることはできるので、再生可能エネルギーへの投資、という面で大きなメリットになると考えています。

Q2:他にもエネルギー問題に着目したプロジェクトは存在していると思いますが、相違点を教えてください。
A2:エネルギー問題というのはとても大きなもので、それぞれのチームがその国や地域の特性や抱えた問題から自分たちが見出した切り口にプロジェクトを開発進行しています。現存するプロジェクトは家庭での発電などの余剰電力に着目したものが多いですが、WePowerは、規模が大きい発電所からスタートし、ある程度確立してからそういった小規模なものにも取り組んでいこうと考えています。

Q3:WePowerは日本へ進出する予定はありますか?
A3:出来たらいいな、とは思っていますが、ロードマップ上の具体的ビジョンとしては未定です。

アラタさんのトークセッション

続いてアラタさんのトークセッションでは、自身のICO投資の考え方についてスピーチしていただきました。
アラタさんは、2017年5月から仮想通貨への投資を開始し、サラリーマンとして働く傍らで、最近ではFISCOのソーシャルレポーターやメディアのコラムニストなど、活動の幅を広げている注目の人気仮想通貨ブロガーさんです。
アラタさん自身が、ICOに非常に興味を持っていて日頃からたくさんのプロジェクトに目を通し投資を重ねてきた上でのお話だったので、投資をしている人にもこれから投資を考えている人にとっても興味深い内容だったと思います。多くのICOが乱立する中で、プロジェクトを精査するのはとても大変なことですが、その中でアラタさんが参考にしているウェブサイトはICODROPS 、Bitcointalk、Twitterの3つです。英語を読むのが大変という方にはCOINJINJAもオススメだそうです。あまり慣れていない状態でICO情報を調べる場合は、有益な情報がピックアップしてまとめてあるICODROPSやCOINJINJAから見てみるといいのではないでしょうか。

ホワイトペーパーを読まずに投資をする人も相当数いるようですが、アラタさんは投資する前にある程度自分でプロジェクトを分析する必要性を説いていました。
アラタさんのICO投資の考え方や分析については詳しくはご本人のブログで公開するそうなので、是非チェックしてみてください。

まとめ

今回はひとつのプロジェクトのミートアップでありながら70人という人数が集まっていて、ICO投資への関心の高まりを感じることが出来ました。WePowerは、国家規模で発電所や配電所と提携しながら再生可能エネルギー問題に取り組んでいくプロジェクトなので、実用化され軌道に乗った場合、エネルギーマーケットに変革をもたらすものになるのではないかと思います。引き続き、提携情報などをチェックしながら動向を見守っていきたいですね。

公式サイトはこちら

本記事での見解や意見はあくまで筆者/寄稿者のものでありBITDAYSの見解を反映するものではありません。ICOや仮想通貨への投資はご自身でしっかりとしたリサーチの上行ってください

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みお@cryptoJD1010

暗号通貨に首ったけの女子大生。最近はICOに興味津々。
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