ソフトバンクが手掛けるJ.Score(ジェイスコア)とは?AIが信用スコアを算出

中国のトップ企業である「アリババグループ」が、「芝麻信用(セサミ・クレジット)」というサービスをスタートしたことがきっかけで、「信用スコア」が世界的な注目を集めています。
「信用スコア」サービスは、世界に瞬く間に広がりを見せ、日本でも導入している会社が増加しているのです。
しかし、耳慣れない「信用スコア」という言葉。どんなものなのか分からないという方も多いのではないでしょうか。
今回の記事では、「信用スコア」の概要から、日本で最初に「信用スコア」を取り入れた「J.Score(ジェイスコア)」の仕組みやメリット・使い方について解説します。
ぜひ、最後までご覧下さい。

信用スコアとは?メリット、デメリット、日本の信用スコアについても解説

信用スコアとは?

「信用スコア」を簡潔にいうと、「各個人が持っているデータを質問によって蓄積して、信用情報を数値化する」ものを指します。
世界で展開している「信用スコア」サービスの場合、スコアによってシェアリングサービス利用時のデポジット料金が不要になるサービスや、部屋を借りる際の敷金が無料になるサービスなども提供。
また、「信用スコア」を扱う会社によっては「年収」「就業年数」「会社の規模」などの基本的な信用情報以外も参考にする場合があります。
例えば、特定のサービスにおいて「毎月の支払遅延はないか」「実際にサービスに使っている金額」など、より人間的なデータを蓄積してスコアに反映する場合もあるのです。
信用スコアが社会に浸透することで、「個人間取引」がトレンドになっている現代において「取引する相手を信頼する指標」としての利用が期待されています。

信用スコア「J.Score(ジェイスコア)」の仕組み

「J.Score」は、みずほ銀行とソフトバンクが共同出資をおこなって設立された金融機関。
サービスそのものは、従来のカードローン会社と大きな差はありません。
大きな特異点は、人口知能(AI)からいくつかの質問に答えることでスコアが算出され、このスコアに沿って金利・融資上限額などが決まるのです。
実質金利は最大12%と、他のカードローン会社と比較しても低金利であるのもメリット。
通常のカードローンに申し込みを考える前に、一旦「J.Score」でスコアを出しておくのも良いでしょう。
しかし、「J.Score」ではスコア600点以上でなければ融資ができません。
基本的に聞かれる内容は、「年収」「居住状況」「会社の在籍年数」などに沿った質問がベース。
そのため、「他社で借りれないから」と言う理由で「J.Score」なら審査を通過する可能性は決して高くありません。また、問われた質問に対して嘘を付いて高いスコアを算出したとしても、最終的には入力した情報の確認書類が必須。
嘘を付くことができない仕組みになっている点も、覚えておきましょう。

信用スコア「J.Score(ジェイスコア)」のメリットは?

ここまでは「J.Score」の仕組みについて詳しく解説しました。
次に「J.Score」のメリットについていくつかに分けて解説します。

圧倒的な低金利

「J.Score」と同じような一般的な融資サービスは、基本的に上限金利18%で提供される場合がほとんどです。消費者金融カードローンよりも低金利を実現する銀行系カードローンでも、上限金利14%前後で設定されています。
しかし、「J.Score」では上限金利が12%と圧倒的な低金利を実現しているのです。
他社で融資を検討しているのであれば、「J.Score」でスコアを算出してみると良い条件で融資を受けられるかもしれません。

より精密な質問により借入条件が良くなることも

「J.Score」の特徴のひとつとして、利用者が登録した20から最高150以上の情報を審査に用いること。基本的な審査は「個人信用情報」がベースになりますが、「趣味」「お金の使い方」「性格」などの情報を入力することで他社カードローン会社と比べてもより緻密に条件判断を行います。
他社カードローンで提示された条件と比較しても、「J.Score」を利用した方が条件面が優遇される可能性も大いにあるでしょう。

スコアを成長させることで融資条件が有利に

「信用スコア」全般に言えることですが、1回スコアを算出して終わりではありません。
時代、個人、社会ルールなど多様な軸が変化することでスコア算出基準も変動します。
自身の成長によってもスコアは上昇。継続的にサービスを利用しながら、スコアを上げることで条件面を向上させることもできるのです。

申し込み資格が厳しくない

「正社員じゃないと厳しい」「学生では借りられない」など、新しいサービスであるが故に敷居の高さを感じてしまう場合もあります。
結論から言えば、「契約時の年齢が満20歳以上70歳以下で国内に居住していること」「安定かつ継続した収入が見込まれること」の2つを満たしていれば申し込み可能です。
そのため、派遣社員・フリーター・年金受給者でも申し込めるのはメリットといえるでしょう。

信用スコア「J.Score(ジェイスコア)」の使い方

この項目では、「J.Score」で融資を受けるまでの使い方を解説します。

メンバーシップ登録〜AIスコア算出

公式ホームページにアクセスし、メールアドレスとパスワードで「メンバーシップ」へ登録。その後、会話調で進んでいく質問に回答し、AIスコアを算出します。
このAIスコア診断は、携帯電話1台で簡単に受けることが可能。
会話調で聞かれた質問以外にも、「生活」「性格」などに関連した質問にも答えることでスコア上昇が望める場合があります。
算出されたスコアに応じて、融資上限額・貸付利率が表示。AIスコアが600点以下であった場合は、融資を受けられません。

申込〜本契約

条件を確認後に、申し込みをおこない連絡を待ちます。
その後、仮審査が行われ、審査通過後に書類を提出。
書類は主に、本人確認書類や収入証明書などが必要です。
ここまで指定される収入証明書とは源泉徴収票、県民税などの納税通知書、所得証明書などが該当。
書類提出が完了後に本審査、審査通過後は限度額範囲内で融資を利用することができます。
指定した融資金額は、そのまま指定した口座に振り込まれる仕組み。
平日15時前までの振込融資依頼であれば、30分以内に入金が確認できる場合が多いです。

ソフトバンクの信用スコア「J.Score(ジェイスコア)」に注目!

今回は、信用スコアの概要から「J.Score」のメリットや契約方法などについて説明しました。消費者金融や銀行カードローン以外の、新しい融資を受ける選択肢として注目を集めています。
また、日本における信用スコアサービスの広まりを受けて、今後生活する上で信用スコアを意識するもの大切な要素になるでしょう。

「より良い条件で融資を受けたい」
「もう少し金利を安くしたい」

そのような方はぜひ「J.Score」を利用してみてはいかがでしょうか。

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