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Quantum Resistant Ledger(QRL)の特徴、価格、取引所、将来性は?

Quantum Resistant Ledgerは、数々の仮想通貨が抱えるセキュリティの課題を解決するために開発されました。

仮想通貨の安全性の向上を目指すQuantum Resistant Ledgerについて、その特徴や価格、将来性についてまとめます。

Quantum Resistant Ledgerの特徴とは

Quantum Resistant Ledgerは2016年12月に公開されました。
通貨単位は「QRL」です。

「Quantum Resistant Ledger」は「量子に対抗する台帳」と直訳されるように、量子コンピュータの台頭によるさまざまな脅威に対応するために作られた仮想通貨です。

特別仕様の台帳、PoSアルゴリズム、通信プラットフォームの計画という3つの特徴を持っています。

特別仕様の台帳

1,500種類もの仮想通貨が公開されている2018年3月時点では、まだ量子コンピュータは研究が進められている途中の段階にあります。電子力学原理によって、現時点で使用されているコンピュータの1億倍の計算処理能力を実現するとも言われています。

この量子コンピュータが実用化・普及した場合、ビットコインやイーサリアムをはじめとした多くの仮想通貨のセキュリティが破られてしまうと考えられています。もちろん、これらの仮想通貨には強固なセキュリティ技術が用いられています。

しかし、量子コンピュータはその技術をはるかに超える処理能力を有するため、ほとんどの仮想通貨のセキュリティは一瞬にして破られてしまうのです。個人情報やコインの流出といった深刻な事態が起こる可能性があります。

Quantum Resistant Ledgerは、「XMSS」と呼ばれる特殊な署名によって量子コンピュータの計算処理能力から仮想通貨の安全性を守っています。仮想通貨の取引や送金の際に、振込口座などの個人情報や取引金額をXMSSによって処理し、取引やコンピュータシステムのデータへの改ざんを防いでいます。量子コンピュータが実用化されたとしても個人情報や取引履歴が流出する恐れがなくなります。

PoSアルゴリズム

ビットコインにも採用されている分散型合意システムとしてPoW(Proof of Work)というしくみがあります。マイニングの計算量に応じてブロックの承認率を高めるという特徴を持っており、膨大な計算量を武器に取引履歴の改ざんを防ぐために大切な役割を担っています。

一方でPoWには電力コストが大きくなる、大規模なマイニング集団が恣意的にブロックを形成する「51%攻撃」が懸念されるというデメリットがあります。

このようなPoWが有する課題を解決するために提案されたのがPoS(Proof of Stake)というしくみです。マイニングの計算量がインセンティブとなっていたPoWに対して、PoSはコインの保有量が多ければ多いほどブロックの承認率が高くなるというシステムとなっています。膨大な計算を必要としないため電力コストを抑えるメリットがあります。

さらにPoSにおいて「51%攻撃」を仕掛けるためには過半数のコインを所有しなければならないため、その可能性を大幅に下げることが可能になります。

通信プラットフォームの計画

XMSSやPoSによってセキュリティへの脅威に対抗できるほか、Quantum Resistant Ledgerは分散型の通信方法を確立させる役割も担っています。量子コンピュータの実用化を見据え、仮想通貨の普及とともに安全なプラットフォームの提供にも貢献していると言えます。

期待されるQuantum Resistant Ledgerの将来性

Quantum Resistant Ledgerは、特殊な署名方式と合意形成システムにより、量子コンピュータの脅威に立ち向かうことができるとして期待の高まっている仮想通貨です。

仮想通貨の取引におけるセキュリティの問題は、個人情報の流出やコインの不正送金につながる重大なリスクとなっています。

IT技術が急速に進歩し、世界中の多くの企業が多額の費用をかけて量子コンピュータの研究と開発を進めていく中で、量子コンピュータの実用化は確実なものであると考えられています。そうなれば仮想通貨の高度な暗号も簡単に解読されてしまいます。

Quantum Resistant Ledgerは仮想通貨全体の安全性に直結するとして、その将来性に注目が集まっています。

Quantum Resistant Ledger(QRL)の価格は?

2016年12月に0.73ドルで取引が開始されたQuantum Resistant Ledger。

約1ヶ月間で2倍以上の高騰を見せ1.96ドルの値を付けた後、緩やかに下降しています。取引開始価格を割って0.3ドルほどまで下げましたが、2017年8月には0.8ドルとなり、取引開始価格付近まで戻しました。

その後は0.5ドルから0.7ドルの間を小幅に推移していましたが、11月末からは本格的な上昇トレンドに突入しました。その数か月前、仮想通貨全体の価値を押し下げる要因となっていたビットコインの分裂騒動が収束に向かったことを機に、分裂して作成されたコインをはじめとした仮想通貨の時価総額は大きく上昇しました。

また、この時期には世界中で仮想通貨に関する法整備が進められました。Quantum Resistant Ledgerの上昇トレンド形成には、こういったことが背景となっていると考えられています。

Quantum Resistant Ledgerは翌年の2018年1月に3.87ドルを記録し、これを高値として下落しました。2018年3月9日時点では、1QRL=約110円で、時価総額は57億円となっています。この時点での安値である0.3ドルをさらに下回るような場面がみられる場合には、一旦上昇トレンドが終了すると考えられます。

しかし、仮想通貨とプラットフォームの安全性に関わるQuantum Resistant Ledgerは大きな注目を集めており、高値の後の下落を調整局面として、ますますその価値を高めていく可能性が高いと言われています。

Quantum Resistant Ledger(QRL)を扱う取引所は?

2018年3月時点では、日本国内の取引所でQuantum Resistant Ledgerを購入することができないため、海外の取引所を利用する必要があります。

Quantum Resistant Ledgerを扱っている主な取引所は以下の通りです。

Bittrex(ビットレックス)
アメリカの大手仮想通貨取引所。アルトコインは200種類以上。

Liqui(リクイ)
ウクライナの仮想通貨取引所。ICO直後の仮想通貨を積極的に取り入れている。

Quantum Resistant Ledgerを購入するには、まず日本国内の取引所でビットコインかイーサリアムを購入し、さらにそれを上記の取引所に送金してQuantum Resistant Ledgerを購入するという2段階の取引を行う必要があります。

海外の取引所を経由するといっても、その登録方法は国内の取引所と同程度の簡単なものです。メールアドレスを送信し、アカウントとパスワードを取得するといった作業のみで完了させることができます。

将来性の高いQuantum Resistant Ledgerは、激しい相場を形成することも多くあります。登録完了に要する日数が短い取引所、自分の操作しやすいチャートを提供する取引所を選択することが、相場に乗り遅れないためのカギとなります。

Quantum Resistant Ledgerの価値が期待されていることからも、購入可能な取引所の数は増えていくかもしれません。

情報収集とチャート分析を慎重に

仮想通貨を取引する投資家の関心事の一つとなるセキュリティ問題。この問題を解決することは、既存の参加者だけでなく、新たに参入してくる投資家を増やすことにもつながります。

Quantum Resistant Ledgerはすべての仮想通貨の普及に貢献すると言っても過言ではないのです。このようなQuantum Resistant Ledgerの特性から、その価値は高く評価されており、価格も大きく高騰する可能性があります。

しかし、購入した後は何の分析もせず、ただ保有し続けるというのはとても危険な行為です。将来性の期待された通貨だからこそ、情報を収集しながらその後の価格動向に注視していくことが求められます。

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