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Dash(ダッシュ/DASH)はどうやって生まれた?開発者エヴァン・ダッフィールドとは?

2009年に仮想通貨が誕生してから2018年現在までの間に、約1,000種類を超える通貨が産まれ、様々な特徴を備えたそれらは仮想通貨市場を賑わせてきました。
そんな中でビットコイン(Bitcoin/BTC)などのメジャーなコインと肩を並べる勢いで時価総額12位にまで浮上したコインがダッシュ(DASH)です。

ダッシュは名称で表されているとおり、送金スピードが早いことが売りの1つとなっている仮想通貨ですが、最大の特徴はその匿名性です。ビットコインのように取引の内容を公表して透明性を訴えるのではなく、取引内容を隠して送信者と受信者の情報を第三者に悟らせない匿名性が、ダッシュという仮想通貨が支持されている理由なのです。
この記事では、そのダッシュについて、今後の将来性も含めて解説します。

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ダッシュの概要

ダッシュは、2014年1月に公開されたXCoin(XCO)という名称の仮想通貨が基となっています。このXCoinが公開から1年後にDarkcoin(DRK)と名称を替え、それから1カ月後の2015年3月にDASHに変更して現在に至ります。
名称がコロコロと変更しているため、今後もダッシュから別の名称に変更する可能性もありますが、トレーダーは名称の変化よりも機能性の高さに注目しているので、ダッシュという仮想通貨の価値自体は変わらず注目され続けています。

ダッシュはインターネット上の商取引で、現金と同じように決済することができる仮想通貨になることを目的として開発が進められています。「現金と同様の働きができる仮想通貨」がダッシュの開発目的なので、送金スピードと匿名性がほかの仮想通貨よりも強化されているのです。

ダッシュの開発者は?

ダッシュの開発者はEvan Duffield(エヴァン・ダッフィールド)氏です。ダッシュという名称以前のXCoinのころより、一貫してエヴァン・ダッフィールド氏が先頭に立って開発を行っていますが、現在はKyle Hagan(カイル・ホーガン)氏と共にDASH founpatlonという開発組織を立ち上げ、組織的な開発へと開発方法をシフトチェンジしています。
エヴァン・ダッフィールド氏についての詳しいプロフィールは明かされておらず、エンジニア出身であるということだけが分かっています。

なぜ開発されたの?

法定通貨と同じように、決済ができる仮想通貨としてダッシュは開発されました。決済を目的とした仮想通貨はビットコインやライトコインのようにいくつかありますが、ダッシュは即時決済を目的に作られていますので、決済スピードがほかの仮想通貨よりも早いことが売りとなっています。
商取引の決済にダッシュを使うことで、低コスト且つ安全に決済を完了させることができるようになることが、ダッシュ開発チームの最終的な目的です。

ダッシュの特徴

即時決済ができる仮想通貨として開発されたダッシュには、その開発目的を実現するための特徴がいくつかあります。ここでは、そのダッシュが持つ特徴について解説します。

高い匿名性

仮想通貨に詳しい人がDASH(ダッシュ)と聞けば、真っ先に思い浮かぶのが、その匿名性の高さです。「ダッシュ=匿名通貨」というイメージが定着しているほど、匿名性はダッシュの最大の特徴となっています。
そのダッシュの匿名性を実現するのは、Darksend(ダークセンド)というデジタル技術です。このダークセンドは「コインミキシング」という手法がベースとなっており、送信されたコインを1度シャッフルしてから受信者に送るため、誰が誰に充てて送ったのかを分からなくさせる効果があります。
シャッフルさせるために追跡も不可能になり、匿名性と同時にデータ管理のセキュリティ面も強化されます。

送金スピードが高速

DASH(ダッシュ)という名称のとおり、ダッシュの送金スピードは他の仮想通貨の追随を許さぬほど高速です。仮想通貨の代名詞でもあるビットコインの送金スピードは最短でも10分ですが、ダッシュは4秒で送金を完了させます。送金スピードというのは、マイニングの承認時間のことですが、これが遅いと送金詰まりを起こしてしまいます。ダッシュはインスタントセンド(旧 InstantX)という独自機能を実装しており、この機能のおかげで高速の送金処理ができるのです。

強固なセキュリティ

仮想通貨の根幹となるブロックチェーンは、セキュリティレベルの高い最先端のデジタルテクノロジーです。このブロックチェーンを応用しているというだけでセキュリティ能力の高さは保証されているのですが、ダッシュはさらに「X11」というハッシュアルゴリズムを採り入れることでセキュリティ能力を大幅に向上させています。
「X11」とは11種類のハッシュ関数を組み合わせたアルゴリズムです。仮想通貨はそれぞれ独自のアルゴリズムが採用されているのですが、ダッシュが採用している「X11」はビットコインと比べてもセキュリティ能力が高いアルゴリズムとして知られています。

ダッシュの人気は?

1,000種類を数える仮想通貨の中から、時価総額12位にまで浮上したダッシュの人気がないわけはありません。
ダッシュは公開された2014年頃は、1DASHが1ドルにも満たない価値しかなかったのですが、仮想通貨が世界的に流行する2017年になると一気に暴騰し、1DASHが約84,000円という価値にまで上昇します。2018年になると多少は落ち着きますが、それでも高い価格水準を保ったままです。

すでに述べているように、ダッシュは即時決済を目的とした仮想通貨です。匿名性と送金スピードがビットコインと比較にならないレベルで実現されていることから、法定通貨のかわりとして実用して行こうという動きが世界中で起こっています。

ダッシュが国の共通通貨に?

2017年11月、ジンバブエはダッシュを国の公式通貨として本格運用することを発表しました。これは法定通貨と同じ働きをする仮想通貨を目的として開発されたダッシュが、その本懐を果たしたと言える出来事です。
これはジンバブエのデジタル決済サービスであるKuvaCashとダッシュが共同決済システムの開発を行ったことから実現した話で、日本円にして6000万円という大型の投資が組まれ、2018年の中頃にはダッシュによる即時決済システムが完成すると言われています。

ダッシュの今後

ジンバブエでのデジタル決済の実用化からも分かるように、ダッシュは法定通貨に代わる決済可能な仮想通貨として世界中で高い注目を集めています。
ただ、その匿名性の高さとセキュリティ能力の高さがアダとなり、マネーロンダリングのような犯罪目的で使用されることも懸念されています。そういった犯罪に悪用されるかどうかはさておき、ダッシュの仮想通貨としての価値はビットコインとの差別化によって決まるといっても過言ではないです。

ダッシュにあってビットコインにない機能といえば、やはり匿名性と送金スピードです。この2つの機能を強化し続けるかぎり、ダッシュはその価値を維持し続けるでしょう。

Apple社が取引相手として認めた

ダッシュの今後を占う意味で重要なニュースとして、Apple社がダッシュをデジタル通貨として公式に認めたことが挙げられます。
2016年8月、ダッシュがApp Storeへダッシュアプリをエントリーしたとき、Apple社はそのエントリーを拒否しています。そのエントリー拒否の決定が覆されたということは、ダッシュの正当性が認められたということです。
このApple社のダッシュ公認の動きは多くの企業に影響を与え、今後は決済できる仮想通貨として、ダッシュが多くの有名企業に正式採用される動きにつながる可能性があるのです。

匿名性と送金スピードに優れたダッシュから目が離せない

即時決済できる仮想通貨として開発されたダッシュは、匿名性と送金スピードに優れた仮想通貨として、ビットコインとの差別化を図ることに成功しています。高度なアルゴリズムを採用しているため、セキュリティ能力もほかの仮想通貨に比べて格段に高く、比較的安心して取引に利用することができます。
ダッシュの高い機能と価値が認められ、2017年に入ると価値が高騰し、ジンバブエのデジタル通貨として正式に採用されほか、有名企業のApple社からもデジタル通貨として公認されています。2018年に入ってもダッシュの価値は下がっておらず、今後はますます目が離せない仮想通貨となっています。

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