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イーサリアムクラシック(ETC)はどうやって生まれた?今後のハードフォーク予定は?

最近は良い事も悪い事も含め、話題の絶えない仮想通貨業界。今回は2016年7月に公開されたイーサリアムクラシック(EthereumClassic/ETC)についてまとめました。

▼イーサリアムクラシック(Ethereum Classic/ETC)について詳しくはコチラ

仮想通貨におけるハードフォークとは?

仮想通貨の根幹技術「ブロックチェーン」とハードフォークの関係

仮想通貨の根幹は、ブロックチェーンと呼ばれる技術です。
要約すると、各取引をブロック毎(台帳一ページのイメージ)に記録し、整合性が取れれば確定し次のブロック(台帳の次のページ)へ。次のブロックでは、前のブロックでの取引との整合性を確認し、合えばブロック同士をチェーンでつなぎ、そして更に次の取引へ。

このように次々にブロックをチェーンでつないでいくイメージで、常に整合性を取りながらネット上で台帳を作り上げていっているものです。
この整合性を見るのは第三者です。世界中にいる作業できる環境が整っている担当者達を無作為に選び、彼らが計算し取引を証明します。

これらの作業をマイニング、担当者をマイナーと呼びます。各取引所の手数料は、この方達への報酬として使われています。そしてハードフォークとは、この通貨のチェーンブロックの互換性の無い仕様変更、つまりチェーンの永続的な分岐(分裂)を引き起こし、新たな仕様の通貨を使用していくというものです。

ハードフォークはどうして行う?

つまりハードフォークは通貨のアップデートです。
ハードフォークのフォークとは、英語で分裂の意味です。
ブロックチェーンの分岐が行われたタイミングで、それまでの旧仕様のルールの通貨と、新ルールの通貨との分岐ができます。
その二つに互換性は無く、別々の通貨として存在します。
そこで予め全員の同意を経て、その後新ルールの適用のみを運用していけば、旧ルールの通貨からアップデートした通貨として取引が可能になります。

ハードフォークの目的は、膨大になりすぎた通貨の取引データの処理(マイニング作業等)が追い付かなくなり、取引に遅延が発生したり、手数料の高騰が起こる事を防いだり解消すること(スケーラビリティ問題の解決)です。
また、セキリュティ強化等のアップデートの為に行ったりします。

ただし、そのハードフォークを行った時点で新ルールだけで無く、旧ルールの通貨の運用も止めずに引き続き取引すると、コインの分裂が起こります。
今回記事で取り上げるイーサリアムクラシックも、イーサリアムからの分裂によって誕生しました。

コインの分裂は、一つはアルトコインの生成、もう一つは通貨の仕様変更に対し、コミュニティ内で意見が対立し、新ルール派と旧ルール派のどちらとも取引を行い、ブロックチェーンが続いていくために発生するのです。
イーサリアムクラシックは、The DAO事件と呼ばれるハッキング事件がきっかけで分裂し誕生しました。

イーサリアムクラシックの誕生とその特徴

仮想通貨イーサリアムクラシックは、先述の通り、もともとあったイーサリアムからの分裂で誕生しました。
特徴のほとんどはイーサリアムから受け継いでいますが、別々の通貨として存在しています。

イーサリアムクラシックの概要

イーサリアムクラシックが誕生した経緯

The DAO事件と呼ばれるハッキング事件により、約65億円のイーサリアムが流失しました。
流失自体は流失元のセキリュティの脆弱性からとされています。そこでイーサリアムコミュニティは通貨のハードフォークを行うことにより、通貨が流失したという事実そのものを無くし、流失する以前の状態に戻しました

しかし、それはイーサリアムの理念である非中央集権、つまり管理者が介入しないというものに真っ向から反するものであり、ハードフォークを行う前にコミュニティ内で対立が起きます。
その結果、ハードフォークを行った後のブロックチェーンのイーサリアム、反発したグループで立ち上げた旧チェーンブロックのイーサリアムクラシックの二つの通貨に分裂しました。

イーサリアムクラシックの特徴

イーサリアムクラシックは分裂元がイーサリアムであることから、多くの特徴を共有しています。
代表として、スマートコントラクトと呼ばれる特徴が挙げられます。要約すると、ビットコイン等はブロックチェーン上に取引の記録のみを記録しますが、スマートコントラクトのある通貨は、契約内容(支払期日等)も記録されます。それに従い自動で契約内容通りの取引が可能なので、細かなオペレーションをより安全に自動で実行できます。

分裂した企業の理念は現在大きく違っており、ハードフォークを行ったイーサリアムに対し、管理者の手を加えないという考えの元、アップデートやシステムの根幹の問題が発生しない限り、ハードフォークを行わないというものです。
これらの事からもわかる通り、イーサリアムクラシックはより安全性を考慮した通貨と言うことになります。

イーサリアムクラシックの行ったハードフォークの時期

2018年3月にハードフォークを行い分裂し、新しく通貨カリストが誕生しました。また、2018年5月30日にディフィカルティボムの除去の為に実行しています。
今後の予定は未定ですが、企業理念からしてそう多くのハードフォークは実行されない可能性が高いです。

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イーサリアムクラシック(ETC)がハードフォーク完了

今後の展望

その高いセキリュティ性と企業の方向性から、IOT(Internet of things)との相性が良いとされ、今後その分野での活用が見込まれています。
IOTとは、モノにセンサーなどの電子デバイスを組み込むことでインターネット回線と接続し、利用者が遠隔地から操作したり、直接通信して動かしたりできる仕組みのことです。

また、2018年7月13日にイーサリアムクラシックがハードフォークを実施し、イーサリアムエメラルド(Ethereum Emerald/ETE)が誕生することでも話題を集めました。
なお、このイーサリアムエメラルドは詐欺の可能性があるため、エアドロップなどには参加しないようご注意ください。

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イーサリアムクラシックの今後の動向にも注目しよう

分裂元のイーサリアムと比べてまだまだ小さい市場ではありますが、安全意識の高さや今後の成長を見込んでも、魅力的な通貨と言えます。
今後IOT方面での活用が進んでいけば、もっと私たちにとって身近になるかもしれません。仮想通貨参入を考えている方は、是非一度イーサリアムクラシック(EthereumClassic/ETC)の購入を考えてみるのもいいでしょう。

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