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時価総額上位のイーサリアム(Ethereum/ETH)、選ばれる3つの特徴と将来性

画期的なシステムで次世代ブロックチェーンプラットフォームとして注目され続けている「イーサリアム(Ethereum/ETH)」。今や1700種類以上のアルトコインが存在すると言われていますが、その中でもイーサリアムはビットコインに次ぐ人気と認知度の高さを誇るアルトコインです。

なぜイーサリアムはこんなにも支持されているのでしょうか?

本記事ではイーサリアムの特徴を大きく3つ挙げて、どのようなことが実現できるのか・どのようなメリットがあるのかを考察し、人気の秘密を探ります。

「ワールドコンピューター」と呼ばれる仮想通貨、イーサリアム(Ethereum/ETH)とは?

2018年7月時点でイーサリアムの時価総額はおよそ5兆円前後で、時価総額順位はビットコインに次いで第2位となっています。

イーサリアムは2013年にヴィタリック・ブテリン氏によって考案され、現在も「ETH DEV」という非営利の開発組織によって日々開発が進められています。イーサリアムの開発は世界中で行われており、貢献した開発者にはインセンティブが与えられるため良好な開発環境が整っています。

イーサリアムというのは、スマートコントラクト を実行するための分散型プラットフォームのことを指し、そのプラットフォームを動かすための燃料(Gas)となる独自通貨をイーサ(ETH)と呼びます。

ビットコインとの大きな違いとしてビットコインが「決済」を目的としているのに対し、イーサリアムは「アプリケーションを作成するためのプラットフォーム」を目的としています。

世界中の人々がイーサリアムのプラットフォーム上に自由にシステムを組み込むことができる凡庸性の高さと、イーサリアム自体がコンピューターのような役割をしているため「ワールドコンピューター」と評されています。

イーサリアム(Ethereum/ETH)の3つの特徴

スマートコントラクト

イーサリアムは初のスマートコントラクト を実装させた画期的な仮想通貨として不動の地位を得ています。

スマートコントラクト とは、契約をプログラム化し、契約内容と執行条件が同時に満たされた場合に契約が自動的に実行されるシステムです。ブロックチェーン上に「契約自体」を記録させるため、全ての履歴が残る上に世界中に共有されるので改ざん不可能であり、契約の消失もありません。

これまで仲介人を通して書面での契約が必要であったのに対し、スマートコントラクト を使えば仲介人もいらずに自動で素早く確実な契約ができるため、手間とコストの大幅な削減が実現します。

スマートコントラクト は社会に実用化しやすいシステムなので、今後普及が期待できる技術です。

DApps(分散型アプリケーション)構築のプラットフォーム

中央管理者不在でブロックチェーン上で自動的(自律的)にオペレーションするアプリのことをDApps(分散型アプリケーション)といいます。

イーサリアムはその基盤として機能しており、ゲームや分散型取引所など多種多様なDAppsを構築しています。また、イーサリアムを土台としたERC20トークンも次々と誕生しています。

イーサリアムでは、EVM(Etehreum Virtual Machine)と呼ばれる実行環境とどんなプログラミングも記述できる(チューリング完全)独自の開発言語「Solidity」を採用していることで、世界中の誰もがイーサリアム上でDAppsをつくることが可能になっています。

イーサリアムのDAppsは現時点でも300個以上作られており、他のプラットフォーム型の仮想通貨を牽引する存在となっています。

イーサリアムのプラットフォームで開発するメリットとしては、誰にも管理されずに安全に、24時間365日動き続けているシステムのゼロダウンタイムが実現できます。

アップデートし続けている

イーサリアムは、幾度となくハードフォークを繰り返しアップデートを行ってきた歴史があります。現時点でも未完成であり、全4段階のアップデートにより完成する予定となっています。

  • 1.フロンティア:2015年7月〜
  • 2.ホームステッド:2016年3月〜
  • 3.メトロポリス:ビザンティウム:2017年10月〜・コンスタンティノープル:未定
  • 4.セレニティ:未定

各段階でセキュリティの強化や匿名性の強化・マイニング難易度の向上等のイーサリアムの脆弱性を解消するアップデートを行います。

最後のセレニティではコンセンサス・アルゴリズムがプルーフオブワーク(PoW)からプルーフオブステーク(PoS)移行されます。コインを多く保有しているマイナーがブロックを承認するというプルーフオブステークでは、消費電力の削減と51%攻撃への耐性、スケーラビリティ問題の解決が実現されるとしています。

イーサリアム(Ethereum/ETH)の将来性

イーサリアムの課題としてトランザクションに詰まりが生じるスケーラビリティ問題は深刻視されています。スケーラビリティ問題が起こると送金に時間がかかること・多額の手数料を払わなければいけないなどの不備が生じます。それらを解決するためにイーサリアムは今後以下のことを実装予定としています。

  • ライデンネットワーク
  • プラズマ→プラズマキャッシュ

ライデンネットワークとは、イーサリアムの機能を拡張するためのプロジェクトでありオープンソースで進められています。トークンをオフチェーン上で処理することで、トランザクションの承認を必要としない仕組みとなっています。これにより、送信の高速化、低コストな手数料、スケーラビリティ問題に対処できるとしています。

一方、プラズマはプラズマブロックチェーンを階層的に接続することで送金速度およびスマートコントラクト の実行速度を飛躍的に向上させるというものです。プラズマチェーンを使うことでイーサリアムのブロックチェーンに余分なデータを記録する必要がなくなり、データサイズの縮小と処理能力の速さの向上でスケーラビリティ問題を解決することが可能です。

さらにその後、プラズマを改良したプラズマキャッシュが発表されました。プラズマキャッシュではプラズマと比べて劇的に小さなデータサイズで有効性の証明ができます。そのため、検証データの最小化と残高更新のための確認が不要というユーザーに便利な仕様となります。

このように、イーサリアムは課題解決のためにさらなる進化を予定しています。前章で述べたように、イーサリアムは未だ開発途中であり、セレニティのアップデートが完成すればさらに利便性が高くなることが期待できます。

さらに、マイクロソフトやトヨタなど多くの有名企業がイーサリアムの可能性に賛同しEEA(Enterprise Ethereum Alliance)を結成しています。イーサリアムの注目度の高さとその機能の信用性の高さが伺えます。

進化し続けるイーサリアムはプラットフォーム型の仮想通貨の先駆けとして、今後も最前線で活躍していくのでは、と考えられます。

イーサリアム(Ethereum/ETH)には未来に期待できる要素がたくさん!

イーサリアム(Ethereum/ETH)の特徴と将来性について考察してきました。イーサリアムが支持される理由について分かっていただけたでしょうか?

イーサリアムの持つスマートコントラクト と分散型アプリケーションプラットフォームは様々な分野で応用可能であり、私たちの暮らしに浸透しやすい設計となっています。仮想通貨のテクノロジーの可能性を広げる存在として、今後さらに需要が高まっていくのでは、と考えられます。

弱点を補強し、まだまだ進化し続けるイーサリアム。仮想通貨の枠組みを超えて、私たちの生活をより豊かなものにすることでしょう。イーサリアムが創造する未来に期待を抱かざるを得ません。

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仮想通貨好きなフリーライターです。2018年1月に仮想通貨に出会い、投資・ライターを始めました。 仮想通貨、絶賛勉強中です。どこよりもわかりやすく・どこよりも詳しくモットーに記事を書いております。

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