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仮想通貨ファクトム(Factom/FCT)はどうやって生まれた?開発者Factom Inc.とは?

2017年から日本でも高い注目を集めるようになった仮想通貨ですが、仮想通貨先進国と呼ばれているアメリカでは日本に先駆けてさまざまな仮想通貨が生まれ、実用化のためのいろいろな試みが為されています。このファクトム(Factom/FCT)もそういった仮想通貨の1つで、アメリカではとても人気が高く、すでに多くのプロジェクトが実施されています。

ファクトムの活動はアメリカ以外の国でも行われており、日本でも「ファクトム・ジャパン」という活動が行われています。この記事では、その「ファクトム・ジャパン」の活動内容をはじめ、ファクトムに関するプロジェクトや特徴について解説します。

▼ファクトム(Factom/FCT)について詳しくはコチラ

仮想通貨ファクトム(Factom/FCT)の概要

2015年に公開された「Factom(ファクトム)」はアメリカで誕生した仮想通貨の名称です。正確には、ファクトムとは仮想通貨のことではなく、仮想通貨を運用するプラットフォームのことなのですが、そのことについては後述します。
ファクトムはビットコイン(Bitcoin/BTC)2.0に属する仮想通貨です。

ビットコイン2.0とは、ビットコインのベースとなるデジタル技術であるブロックチェーンテクノロジーをさまざまな用途に応用する動きのことを言い、ブロックチェーンテクノロジーをベースとする電子サービスや商品は全てビットコイン2.0、もしくはブロックチェーン2.0に属します。

ファクトム(Factom/FCT)の通貨名称について

すでに述べたように、ファクトムはプラットフォームの名称であり、仮想通貨の名称ではありません。ファクトムの通貨名称は「Factoid(ファクトイド)」で、通貨単位は「FCT」です。
しかし、現在ではプラットフォームであるFactomと、そこで利用するFactoidの両方を合わせて、通称としてファクトムと呼ばれています。Factoidは、FCTを取り扱っている仮想通貨取引所で購入が可能です。

ファクトム(Factom/FCT)の開発者は?

ファクトムを開発したのは特定の個人ではなく、Factom Inc.という企業です。
Factom Inc.はアメリカのテキサス州にあり、このFactom Inc.からファクトムに関するありとあらゆる情報が発信されます。ファクトムの開発・運用、ファクトイドの発行は、Factom Inc.内に設けられたFactomプロジェクトチームが手掛けています。

ファクトム(Factom/FCT)はなぜ開発された?

ファクトムは、証券・保険証書・登記簿・貸付記録といった特定の個人記録をブロックチェーン上で安全に管理することを目的として開発されたものです。公的な証明となる電子記録をサーバーで管理・保管するには、莫大な容量とコストが必要となります。
また、サーバーでの管理だと情報漏えいのリスクも増えるため、安全面での不安が常につきまといます。それらの問題を解消するためにファクトムは誕生したのです。

ファクトムが実用化されると、電子記録はサーバーではなく、ブロックチェーンを介した世界中のコンピューターで分散管理することができるようになります。ファクトムは電子記録を低コストで安全に管理することができるテクノロジーなため、世界中の投資家達から高い関心と期待が寄せられているのです。

仮想通貨ファクトム(Factom/FCT)の特徴

公的な電子記録をブロックチェーン上で管理することを目的に開発されたファクトムには、他の仮想通貨とは異なる特徴がいくつもあります。その中でも代表的な特徴を3つ選んで紹介します。

分散型のデータ管理プラットフォームである

すでに述べましたが、ファクトムは仮想通貨ではなくプラットフォームの名称です。ファクトムというプラットフォームで利用する仮想通貨の名称はファクトイドです。プラットフォームであるファクトムでは、さまざまな電子記録を世界中のコンピューターに分散して記録・管理することができます。

ビットコインなどの仮想通貨は、ブロックチェーン上に売買や送金などの取引データのみを記録しますが、ファクトムでは取引データ以外の保険証書や登記簿、貸付記録といった個人データのドキュメントを記録することができます。

データの改ざんをすることができないブロックチェーンの特性を活かして開発されたファクトムは、ビットコインのブロックチェーン上に直接書き込まれるのではなく、ファクトムが管理するデータサーバーでデータが暗号化されたあとでブロックチェーン上に書き込まれます。
こういった何段階かにおよぶプロセスを経たうえで管理・保管されますので、データは高いセキュリティに守られることとなるのです。

管理者がいる

管理者が管理する中央集権的な金融システムのアンチテーゼとして誕生した仮想通貨ですが、このファクトムにはFactom Inc.という管理者が存在します。
つまり、管理者であるFactom Inc.が倒産してしまえばファクトムというプラットフォームも崩壊してしまうおそれがあるということなのですが、ファクトムに期待を寄せている人の多くは、開発から運営まで一貫して1つの企業が先導した方が良いと考えています。

Entry Credit(エントリークレジット)への交換

ファクトムはプラットフォームで、ファクトイドが仮想通貨と何度か述べていますが、実はファクトイドのままではファクトムで利用することはできません。ファクトイドは「Entry Credit(エントリークレジット)」というものに交換する必要があります。

エントリークレジットはファクトムのサービスを利用するためだけに存在する通貨で、ファクトイドとの交換で手に入れることができます。
ただし、エントリークレジットからファクトイドへの交換はできず、ファクトイド以外の仮想通貨との交換もできません。

仮想通貨ファクトム(Factom/FCT)の人気は?

日本での知名度が低いことから国内での人気はいまひとつですが、海外でのファクトムの人気はとても高く、>公開から3年でベンチャーキャピタルや投資家から総額で8億円以上の出資を受けています。ファクトムハーモニー

アメリカでのファクトム人気を裏付けるプロジェクトが、この「ファクトムハーモニー」です。
ファクトムハーモニーは、アメリカ国内の160兆円にもおよぶ住宅ローンのマーケットを一元管理するためのプロジェクトです。住宅ローンにかかわる不動産や金融の契約書類といった多岐にわたるデータの数々を、ファクトム一括で管理してしまえるようにすることがファクトムハーモニーの目的です。
アメリカ全土の住宅ローンのデータを安全に低コストで管理するためのプラットフォームとして選ばれたのが、ファクトムなのです。

DLOC

ファクトムは主にアメリカ医療界のデータ管理においても実用化が期待されています。
ファクトムとSMARTRAC社が共同で開発を進めている「DLOC」というプロジェクトは、患者のカルテなどの医療データを全てブロックチェーンを応用したdLocステッカーというものに記録して管理・共有するというプロジェクトです。
ブロックチェーンで管理されるためdLocステッカーのデータは不正や改ざんが不可能になります。
また、そのデータは医療界で共有されるため、どこの病院に行っても患者の過去の疾病記録や持病・体質などを知ることができ、手間をかけずに適切な治療を受けることができるようになります。

仮想通貨ファクトム(Factom/FCT)の今後

ファクトムの人気はアメリカでは絶大なものですが、この動きは世界に拡大して行くと予想されています。ファクトムの本社はアメリカのテキサス州オースティンにありますが、支社はアメリカ国内のほかに中国(上海・北京)、イギリス(ロンドン)、そして日本にもすでに存在しています。

ファクトムジャパン

ファクトムの日本向けの活動は「ファクトムジャパン」という特別チームによって行われています。
ファクトムジャパンが行っている活動は、日本の投資家にファクトムの最新情報を和訳して正確な情報を届けるマーケティング活動がメインで、今のところファクトムの販売やプロジェクトの呼びかけといった活動は行われていません。
しかし、アメリカでのファクトムの実用化が始まれば、それに合わせて日本でもファクトムを取り入れた独自のプロジェクトが始まる可能性も無いとは言えないです。

仮想通貨ファクトム(Factom/FCT)の今後に注目しよう

膨大な公的電子記録をブロックチェーンで一括管理することを目的として開発されたファクトム(Factom/FCT)は、アメリカでは大型の予算を組まれたプロジェクトがいくつも進行している期待の仮想通貨です。
通常の仮想通貨と違い、管理者がいる中央集権型のモデルとなりますが、それでも投資家からの支持は増える一方で、一刻も早い実用化が望まれています。
ファクトムは世界中に支社を展開してマーケティング活動を行っていますので、近い将来、アメリカ以外の国々でもファクトムのプロジェクトが立ち上がっても不思議ではありません。それぐらい、ファクトムは勢いのある仮想通貨だと言えるのです。

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