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仮想通貨リスク(LISK)はどうやって生まれた?開発者の二人の人物とは

リスク(Lisk/LSK)はスマートコントラクトとサイドチェーンという独自の技術を備えたブロックチェーンのプラットフォームです。リスクが発行する仮想通貨のLSKは国内でも購入可能で、時価総額も上位にランクインしています。

ところで、リスクを開発した人物や、リスク誕生の背景をご存知でしょうか?
この記事では仮想通貨リスクの特徴はもちろん、プロジェクトの目的やCEOが語る今後の展望についてもまとめてあります。

リスクはどういう経緯で開発され、どのようなゴールを見据えているのか見ていきましょう。

仮想通貨リスク(LISK)の技術的特徴とは?

リスクの主な特徴はスマートコントラクトとサイドチェーンにあります。技術的にはイーサリアム(Ethereum/ETH)に似ていますが、サイドチェーンにより差別化をはかっています。

スマートコントラクト

スマートコントラクトでは、取引内容をあらかじめ設定でき、それを自動で処理することができます。
最近では、「DApps」というスマートコントラクトのシステムを利用し、第三者がゲームなどのアプリケーションを開発することもできます。
イーサリアムもスマートコントラクトのシステムを持っていますが、仕組みは同じです。

サイドチェーンのメリット

仮想通貨の多くは、メインのブロックチェーンしか持っていません。しかし、リスクはメインのチェーンとは別のサブチェーンも持ち、それはサイドチェーンと呼ばれています
リスクで行った取引はこのサイドチェーンに記録されます。

サイドチェーンには、送金スピードが早い、不正な取引をメインチェーンから守るなどのメリットがあります。リスク上で行われたスマートコントラクトの取引はサイドチェーンに記録されるのです。

リスク(LISK)の開発者はどんな人?

リスクはそもそも2016年に稼働を開始した分散型ブロックチェーンのプラットフォームで、リスク財団により運営や開発が行われています。
リスク財団のCEOはマックス・コーデック氏、共同設立者のオリバー・ベドウス氏はCTOを務めています。リスクの開発のキーマンはこの2人です。

CEOマックス・コーデック氏

マックス・コーデック氏は1991年生まれ、若干27歳のドイツ人の若手起業家です。
公式サイトには「2012年末にブロックチェーン技術について初めて知り、大きな可能性を認識してこの技術にフォーカスすることを決めました。現在は業界を牽引すべく開発に取り組んでいます。」とあります。

オリバー・ベドウス氏

オリバー・ベドウス氏もブロックチェーン技術に大きなチャンスを見出しています。しかし、システム技術者が利用可能なプラットフォームが複雑すぎることに気づき、これがリスクを開発したきっかけになりました。

この2人に共通するのは、どちらもブロックチェーン技術に期待を寄せている点です。意気投合した2人は後にリスクを共同開発することになりました。

仮想通貨リスク(LISK)が誕生したエピソードとは?

リスクは「簡単に使える」プラットフォームを目標にしています。特にマックス・コーデック氏はスティーブ・ジョブズを尊敬しているといわれています。
リスクのサイドチェーンで動作する分散型アプリケーションの開発を希望するエンジニアはもちろん、それを使う将来のユーザーのいずれにとっても、開発中のブロックチェーンのプラットフォームが、iPhoneのように画期的で使いやすいシステムとなればよいですね。

開発者のために作られた仮想通貨

マックス・コーデック氏とオリバー・ベドウス氏の両者とも、ブロックチェーン技術に魅了されたエンジニアです。
しかし、専門のエンジニアでない限り、ブロックチェーンのシステムやサービス開発をするには知識が必要で、勉強もしなければなりません。
そこで、ブロックチェーンを使うサービスを開発したいと願うエンジニアが、簡単に開発できるプラットフォームを提供したいと2人は考えました。そうしてできたブロックチェーンのプラットフォームがリスク(Lisk)と仮想通貨のリスク(LSK)です。

リスクのプログラミング言語はJavascript

リスクのプログラミング言語にはJavaScriptが使用されています。JavaScriptは、様々なデバイスに搭載されており、誰もが日常的に使うスマホやオフィスのパソコン、車などでも利用されています。
ちなみに、リスクと似たような機能を持つイーサリアムは、Solidityというイーサリアム独自の言語で開発されています。
リスクはあえて一般的に普及しているプログラミング言語を採用し、多くのエンジニアが開発しやすいように設計されているのです。

Lisk Core1.0ではSDKの配布も

2018年4月には、かねてから注目されていたアップデート「Lisk Core1.0」のテスト版がリリースされました。
リスク公式ページのマックス・コーデック氏のプロフィールページでも言及されているSDK(Sidechain Development Kit)の実装は発表されませんでした。

SDKを使用すれば、エンジニアがリスクのDAppsを簡単に開発できるようになります。リスクの「簡単に使える」という思想は、今後のプラットフォームの設計やアップデートにも反映されていくことでしょう。

仮想通貨リスク(LISK)はどのように広まった?

2017年11月に世界最大級の取引所のバイナンスがリスクの取り扱いを発表し、2018年1月には日本の大手取引所のbitFlyerも取り扱いを始めました。いずれも発表された後は、価格が大幅に変動し取引は活況を呈しています。

リスクの知名度が上がり、活発に取引されるようになったのは、大手の仮想通貨取引所に取り扱われるようになったからでしょう。
また、2018年のリローンチも大きな注目を集めています。

2018年にリローンチを発表!

リスクは2017年11月に、翌年2月のリローンチを発表しました。リローンチでは、先に照会した「Lisk Core1.0」のアップデートや、リブランディングとしてロゴの変更も行われました。

リローンチにあたって、マックス・コーデック氏が来日し、東京で開催されたミートアップなどに参加しています。また、日本だけではなく、アジアや欧米各国を周ってのツアーを実施していました。このように、アップデートなどの開発状況が逐次発表されたり、プロモーションを積極的に行っているのも、リスクの知名度が上がった理由の一つになるでしょう。

CEOマックス・コーデック氏が語る今後の展望

2018年3月26日、東京でリローンチに関してのミートアップが開催されました。このミートアップでは、CEOのマックス・コーデック氏がリスクの歴史や今後の展望について聴衆に直接語りかけ、興味深い発言がいくつもありました。

完成は少なくとも3年、今後の大きな目標

マックス・コーデック氏は、リスクだけではなく、仮想通貨市場やブロックチェーン技術そのものにポジティブなビジョンを持っています。

しかし、ブロックチェーンのプラットフォームの発展がみられるのは、5年から10年のスパンだとの考えを持っており、リスクに関しても、2020年までは「重要な期間」で少なくとも3年は開発期間が必要だと述べています。

他通貨との競合

リスクはよくイーサリアムに似ているといわれます。事実、イーサリアムと同じスマートコントラクトを持ち、果たす役割も似ているように思えます。

しかし、マックス・コーデック氏は、イーサリアムやネオとリスクの役割は全く異なると述べています。なぜなら、イーサリアムやネオはスマートコントラクトのプラットフォームになり、リスクはブロックチェーンのプラットフォームを目指しているからです。

簡単にいうと、イーサリアム等はスマートコントラクトに、より特化したプロジェクトと通貨であって、リスクはスマートコントラクト以外にも幅広い応用を目指しているということなのです。

東京開催のミートアップ内では、リスクが将来的に生活の支えになるのを目指しているというコメントもしています。そのためには、やはり「簡単に使える」という当初の目的が、最大の注目ポイントになりそうですね。

まとめ

すでに大手取引所で取り扱いされているリスク(Lisk/LSK)は、今後の開発状況が最大のポイントとなりそうです。Lisk Core1.0は、これから正式版がリリースされる予定で、そちらの普及も期待したいですね。
しかし、マックス・コーデック氏が語るように、完成までは少し長いスパンで考えていたほうがいいかもしれません。
今後も「簡単に使える」をキーワードに、リスクのスマートコントラクトやブロックチェーンがいかに多くの人に使われるかが、リスクの価値や将来を占うキーポイントとなります。

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