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Litecoin(ライトコイン/LTC)はどうやって生まれた?開発者チャーリー・リー氏とは?

世界で最初に作られた仮想通貨は、言わずと知れたビットコイン(Bitcoin/BTC)です。そのビットコインのプログラムをもとにして、現在では多くの仮想通貨が開発されていますが、それらは全て「アルトコイン」と呼ばれています。
アルトコインの総数は1,000種類を超えており、これからもさらに多くのアルトコインが開発されて行くと予想されています。この記事で紹介するライトコイン(LiteCoin/LTC)は、その1,000種類を超えるアルトコインの中でも有名なコインとして知られており、特に仮想通貨先進国であるアメリカでは高い人気を誇っています。
ここでは、そのライトコインの開発者や特徴、なぜアメリカで人気が高いのか?といった、ライトコインに関する諸々のことについて解説します。

ライトコインの概要

埋蔵量に限界があり、希少価値が高いことから安定した価値が保障されている金。インターネット上の商取引で、その金と同様の価値をもたらすことを念頭に開発されたのがビットコインです。
ビットコインは「仮想通貨界の金」として高い安定した価値を持つことを目指して開発がされていますが、送金のスピードなどの問題で、実際の商品の決済には使いづらいというデメリットがあります。そういったビットコインのデメリット部分を埋める形で誕生したのが、ライトコインをはじめとしたアルトコインの数々です。
中でも、ライトコインは「仮想通貨の銀」を目指して開発されたコインですので、ハッキリとビットコインのデメリットを補填する役割を持って誕生したコインと言えます。

アルトコインについて

アルトコイン(altcoin)とは「Alternative coin」の略称で、直訳すれば「代替通貨」となります。では、何の代替なのかと言えば、それはビットコインです。
つまり、アルトコインは「ビットコインの代りの通貨」という意味で用いられているのです。
ビットコイン以外の仮想通貨は全てアルトコインですが、その中でもビットコインのプログラムが公開されてすぐに開発された「第一世代のアルトコイン」と呼ばれるコインがいくつかあります。その中の1つがライトコインです。

開発者はチャーリー・リー氏

ライトコインの開発者はCharlie Lee(チャーリー・リー)氏です。チャーリー・リー氏は、中国で開設された世界でも最初期の仮想通貨取引所であるBTCCの創業者であるボビー・リー氏の弟です。仮想通貨の黎明期から仮想通貨の取引にかかわっていた人物が、ライトコインを開発したのです。

なぜ開発されたの?

ライトコインはビットコインのデメリットを補填することを目的として開発された仮想通貨です。
管理者もいらず、スピーディーに送金ができるという触れ込みで流通を開始したビットコインですが、実際にはトランザクションの混雑状況によって送金のスピードにムラができてしまい、とても日常生活での商品の購入の決済に使用するにはまだまだの完成度でした。
それを補い、日常の実際の買い物に仮想通貨で決済をできるようにと開発されたのがライトコインです。ライトコインの目的は、実際の商取引に使用できる仮想通貨となることなのです。

ライトコインの特徴

ビットコインのデメリット部分を補い、実際の商取引に使用することができる仮想通貨として開発されたライトコインの特徴について紹介します。

Segwitの導入

ライトコインはSegwitという機能をいち早く導入した仮想通貨です。このSegwitとは「Segregated Witness」の略称で、トランザクションのデータを圧縮する機能があります。
送金スピードが速いはずだったビットコインが実際に取引を行ってみると送金詰まりを起こしてスピードが停滞するようになったのは、処理するデータ量が増え過ぎてブロックチェーン上に記録するデータ処理が間に合わなくなってしまったためです。

1ブロックへ書き込めるデータ量は決まっているため、大量のデータを処理するには、そのデータ量分のブロックの生成を待つしかなかったのですが、Segwitはデータを圧縮するという方法で1ブロックに書き込めるデータ量を増やすことに成功しました。
そのデータ圧縮量は倍以上で、Segwitが導入されているライトコインは、ビットコインの約4倍のスピードで送金を完了させることが可能となったのです。

送金スピードが速い

ビットコインの取引承認時間が10分だとすれば、ライトコインは約2.5分で承認が完了してしまいます。この送金スピードにより、ライトコインは日常の商品購入の決済にも使用できるようになるのでは?と、期待されているのです。

ライトコインの人気は?

ライトコインの日本での人気はあまり高くありませんが、アメリカではとても高い人気を得ている仮想通貨です。9月に行われたライトニングネットワークでのブロックチェーンを介さない個人間の送受信にも成功し、また2018年5月のSegwitの導入以降はさらに期待値が高まって株価も高騰しています。
このほかにも、アメリカではライトコインにさまざまな動きが起きています。

避難先通貨に選ばれた仮想通貨

ビットコインのハードフォークが8月に行われることが発表されて以降、ビットコイントレーダーの間で不安が広がり、ビットコインをほかの仮想通貨に交換して資産を避難させる動きが活発化しました。その時の避難先に選ばれたのがライトコインです。
ライトコインが避難先に選ばれたことでライトコインの取引量が増え、さらに同じタイミングでイギリス大手の仮想通貨取引所であるBitStampに上場したため、ライトコインの価値は一気に急上昇しています。

大手オンラインゲームの決済に導入

日常の商取引に実際に使用することができる仮想通貨として開発されたライトコインは、2017年12月にゲーム配信サービスの大手であるSteamの決済手段として導入されています。ライトコインが実際に日常で使用できることが証明されたことで、さらに価値が上がっています。

ライトコインの今後

2018年1月に起きたコインチェックのNEM流出事件の際、仮想通貨の全銘柄は価値を大きく下げています。これはライトコインも例外ではなく、その時期は価値が一時的に暴落しています。
しかし、現在では持ち直し、将来に期待できる仮想通貨として再び価値を上昇させています。そうは言っても、ライトコインの未来は無条件で安泰というわけではありません。ライトコインはビットコインの機能を補う仮想通貨ですので、ビットコインがこれ以上普及せず、利用者が頭打ちになってしまえばライトコインの価値も下落してしまいます。
ライトコインの発展は、ビットコインの普及率と連動しているのです。

開発者がライトコインを売却

ライトコインの開発者であるチャーリー・リー氏は、自身が保有するライトコインを全て売却したことを発表しています。
なぜそのようなことをするのかと言うと、仮想通貨は現在の金融モデルである中央集権制を否定するために開発されたはずなのに、開発者が大量に仮想通貨を所有することで仮想通貨界も中央集権的になってしまっている現状を打開するためです。
金融の中央集権とは、権力やお金が特定の国や組織に集中してしまっていることです。仮想通貨はそのシステムを否定し、誰も管理者(支配者)がいない金融システムを作り上げるために開発されたものです。
チャーリー・リー氏は「仮想通貨が非中央集権の金融システムを目指すのなら、特定のリーダーはいてはならない」と説明しています。

さらなる向上に期待がかかるライトコイン

ビットコインのデメリットを補うことを目的として開発されたライトコインは、アメリカでは人気の高いアルトコインです。送金スピードを飛躍的に向上させる「Segwit」を導入し、オンラインゲームの決済にも使用されている実用性の高い仮想通貨として、今後も高い期待が寄せられています。
開発者のチャーリー・リー氏は所有しているライトコインをすべて手放していますが、ライトコインの開発はこれからも続けると宣言していますので、さらなる機能の向上が予想されています。

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