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仮想通貨VeChain(ヴィチェーン/VEN)の特徴、価格、取引所、将来性は?

ビットコインの後を追って続々と登場した仮想通貨はAlternative Coin、略してアルトコインと呼ばれています。今回紹介する「VeChain(ヴィチェーン)」もそのアルトコインの一つで、単位は「VEN」です。

「VeChain」はまたブロックチェーンを利用するプラットフォームの名称でもあり、その内容にさまざまな企業が関心を寄せています。

仮想通貨VeChain(ヴィチェーン/VEN)の特徴やメリット

VeChainの開発、運営を行っているのは中国の「BitSE」という企業で、元中国Louis VuittonのCIO、陸揚氏が同社のCOOです

VeChainが注目を集めている理由は、そのユニークなプロジェクトの内容にあります。

商品追跡を行うプラットフォーム

VeChainはよく「真贋判定を行うプラットフォーム」と解説されていますが、より厳密に言えば「ブロックチェーンのシステムを利用して商品追跡を行うプラットフォーム」です。

中国を中心とするアジアには、高級ブランドのコピーが大量に出回っています。騙されてコピーを購入する被害者が後を絶ちません。

一方、見た目に差がなければいいと、あえてコピーを購入する人もおり、ブランドは売上とイメージの両面において被害を受けています。こうした被害は国際的な問題ともなっていますが、これに対する手段となるのが「VeChain」です。

具体的には、追跡を行う商品にNFCチップを埋め込み、ブロックチェーンのシステムにより取引履歴を照合することで、商品の追跡管理を可能にします。

 

ブロックチェーンは仮想通貨の取引において利用されている管理システムです。仮想通貨の取引が行われると、ネットワークに参加している世界中のコンピュータにより、取引の正当性について検算が開始されます。

この時取引情報はまとめられてブロックと呼ばれる塊を形成し、それを時系列順につなぐのがブロックチェーンです。検算者が世界中に散らばっているうえ、検算結果はネットワーク上に保持されるため、データの改ざんなどの不正行為が非常に困難なシステムとなっています。

仮想通貨の取引はこれにより安全性が保証されているわけですが、VeChainはこのブロックチェーンを商品の管理に利用するためのプラットフォームなのです。

もちろん、VeChainの技術が有効なのは高級ブランドの商品管理だけではありません。例えば、食品や医療品など、人の健康に直接関わる製品の流通情報をデジタル化し、モニタリングを強化してより高度な安全性を確保できます。食品を生産する農家に対しては、ブロックチェーンをクラウドサービスとして応用可能です。

このソリューションには農業用に特化した「IoT」が取り入れられています。IoTとは、Internet of Things(物のインターネット)のことで、通信機能を備えたデジタル機器をインターネットに接続する技術です。

このIoTにより農家は逐次的に農作物の状態を把握し、また農作物の収量や質を向上させるためのデータを入手できます。そしてこれらの情報の信頼性はブロックチェーンにより保証され、それを提供するのがVeChainなのです。

VeChainには、地方行政府の機関がノード(情報の作成、受送信を行うポイント)として参加することができます。ブロックチェーンが持つデータの分散化による安全性と、いつでも世界のどこからでも情報の確認が可能という透明性は、行政に強く求められるものです。

このように、VeChainは情報に関連する幅広い分野に応用が可能であり、それが最大の特徴と言えます。

需要と信頼性は?仮想通貨VeChain(ヴィチェーン/VEN)の将来性

ありとあらゆる分野で情報の精度と透明性が必要とされている現代にあって、ブロックチェーンを管理システムに提供するVeChainは、画期的で確実性の高い技術です。VeChainを利用して販売される商品は、消費者から高い信頼を得ることが可能になります。

BitSEのアプリケーションを使うことで、購入した商品に埋め込まれたNFCチップから、商品の履歴を調べることができるからです。さらに消費者は商品が持つ歴史を知り、そこにこめられた生産者の思いや物語を受け取ることもできます。

企業にとっては自社のブランド力を高めることができるうえ、イメージアップ効果を得ることが可能です。これらの理由により、VeChainに対する需要は今後高まることが予想されています。

VeChainが利用するブロックチェーンは、イーサリアムのものです。イーサリアムは2015年7月に販売が開始されたプラットフォームですが、そのわずか4ヶ月後、マイクロソフト社がこのイーサリアムのブロックチェーンを導入したことで、世界中から注目を集めました。2017年には、それまで仮想通貨に対して否定的な態度を示していたロシアのプーチン大統領により承認されるなど、高い評価を受けています。

イーサリアムのブロックチェーンは、スマートコントラクトという独自の技術を持っていることがその強みです。コントラクトとは「契約」という意味で、スマートコントラクトはその名前の通り、取引に関する契約を、自動で行う機能を持っています。

取引内容の詳細をデータ化してブロックとし、ネットワーク上に記録できるため、取引の強力な証拠となり、強制力も高まるうえ、取引そのものも仮想通貨で即座に行われるのです。仲介者が存在しないため、コストダウンも実現できます。これらの優れた特質により、イーサリアムは世界中から高評価を受けているのです。

VeChainは自身の独自性と応用力による発展性に加え、このイーサリアムへの信頼性を併せ持つことになります。需要の高まりと信頼性を併せ持つVeChainは、有望な将来性を持つ仮想通貨です。

仮想通貨VeChain(ヴィチェーン/VEN)の価格は?

 

2017年8月に取引を開始したVeChainですが、開始時の価格は1VEN=約24円でした。その後、数ヶ月は小さな上下を繰り返していましたが、11月7日にBinance(バイナンス)に上場するとその価格は右肩上がりとなりました。

そして2018年1月に急激な高騰を見せました。高騰の理由は、2017年12月28日にBitOceanとの提携が発表されたことだと考えられます。

2018年7月20日現在では、1VEN=約180円、時価総額は約1,000億円と比較的落ち着いています。

仮想通貨VeChain(ヴィチェーン/VEN)を扱う取引所は?

残念ながら、VeChainを扱う取引所は国内にはまだ存在しません。
そのためVeChainを購入するには、海外取引所の取引所を利用します。

VeChainの取り扱いがある主な海外の取引所は以下の通りです。

Binance(バイナンス)
中国の大手仮想通貨取引所。世界最大とも言われる取引高を誇る

Huobi(フォビ)
中国の大手仮想通貨取引所。独自トークンHTでも有名。

Kucoin(クーコイン)
香港の大手仮想通貨取引所。日本語にも対応している。

Liqui(リクイ)
ウクライナの仮想通貨取引所。ICO直後の仮想通貨を積極的に取り入れている。

HitBTC(ヒットビーティーシー)
イギリスの大手仮想通貨取引所。ICO直後の仮想通貨も取引できる。

 

購入までの手順は次の通りです。

まずbitFlyer(ビットフライヤー)Zaif(ザイフ)など国内の取引所に口座を開設し、ビットコインを購入します。次に海外取引所の中から一つを選び、登録を済ませたらそちらにもウォレットを開設してください。

国内の取引所に保持しているビットコインを海外取引所に送金すれば、海外取引所でVeChainを購入できます。

有用かつニッチな分野に位置を確保するVeChainの存在感

2018年現在、アルトコインは1,000種類を超えると言われ、多種多様なプロジェクトが存在します。その中でも一際ユニークなのがVeChainであり、流通に大きなインパクトを与える可能性を持ったプラットフォームです。

VeChainは身近な存在となりつつあるIoTとの相性も良く、イーサリアムという堅固なバックボーンを持ちます。仮想通貨の中でも独自の位置を確保しつつ、進化の途上にあるVeChainは、これから先が楽しみな仮想通貨です。

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