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Storj(ストレージ/STORJ)の特徴、価格、取引所、将来性は?

「Storj(ストレージ)」は、P2Pとブロックチェーンのシステムを利用した、クラウドストレージサービスを提供するプラットフォームです。このプラットフォーム内で利用される仮想通貨が「STORJ」です。

当初は「StorjCoinX(ストレージコインエックス)」という名称でしたが、資金調達の成功とともにブロックチェーンをビットコインからイーサリアムに移行し、名称を変更しました。

仮想通貨Storj(ストレージ/STORJ)の特徴やメリット

ストレージとは英語で貯蔵、保管という意味で、IT用語としてはデータを保管するための補助記憶装置を指します。例えば、ハードディスクやDVDなどもストレージです。また、インターネットを通じてスペースを貸し出す、オンラインストレージ(クラウドストレージ)が普及しています。Google DriveやMEGAなどがその代表的な存在です。

多くの人がデジタルカメラやスマートフォンを持つ時代にあっては、動画や音楽など、増え続けるデータをどう保管するかが大きな問題になります。また企業にとっても、業務上発生する膨大なデータの保管、保全は重大な問題です。オンラインストレージはこうした問題を解決できる有効な手段となっています。

しかし、オンラインストレージにはその管理が「中央集中型」であるという弱点がありました。データをサーバで集中管理するということは、ハッキングなどで情報を盗み出されてしまったり、破壊されてしまったりという危険性があります。また、場合によっては管理者による検閲が行われ、データがコピーされたり持ち去られる可能性も否定できません。

P2Pとブロックチェーンを利用したデータ管理

Storjは、先述の弱点を持たないストレージを提供するプラットフォームです。その特徴はP2Pとブロックチェーンを利用した分散型の管理方法にあります。

「P2P」とは、Peer to Peer、個対個の通信方式のことです。この方式では、コンピュータ同士をサーバとクライアントではなく、対等の存在として通信を行います。

世界のどこかで仮想通貨による取引が行われると、そのデータはノードにより検算が行われます。この取引データはトランザクションと呼ばれ、ハッシュ関数により暗号化されるのです。ハッシュ関数はデータごとに異なる値を示し、またその値は不可逆性を持ち、元のデータを読み取ることはできません。

ブロックとはこのトランザクションをまとめたものを言います。このブロックを時系列につなげたものがブロックチェーンで、ブロックチェーンはノードに分散して管理されるのです。

Storjはこうしたシステムを用いて、データを保存・管理します。Storjを利用してデータファイルを保存する場合の流れは次のようなものです。

まずStorjはファイルを32MB単位に細分化し、Shard(シャード)と呼ばれる断片に変え、暗号化します。これにより、ファイルは秘密鍵を持つユーザーでなければ利用できなくなるのです。そしてShardはそのコピーがネットワーク内の各ノードに保存されるため、ノードのどれかがダウンしてもファイルを復元できなくなるといったことはありません。

また、Shardは定期的に整合性が確認され、問題がない場合にのみトークンが報酬として保存先に支払われます。Storjは何重もの強力な防御方法によりファイルを守り、かつ必要な時のスムーズなダウンロードを可能にする、優れた仕様を持つプラットフォームです。

独自性とコストパフォーマンスの良さがウリ!仮想通貨Storj(ストレージ/STORJ)の将来性は?

P2Pとブロックチェーンの信頼性と、利便性を併せ持つストレージサービスであるStorjは、既存のオンラインストレージに対する大きなアドバンテージを持っています。Storjに似た性質を持つプラットフォームはいくつか存在しますが、Storjにはファイルストレージに特化していること、利用料の安さが強みです。

Storjにはインターフェースとして、Metadisk(メタディスク)というアプリケーションが用意されています。このアプリケーションを利用することにより、ファイルの共有や保管がドラッグ&ドロップで簡単、かつ安全に行えるのです。

この時利用料としてSTORJを支払うことになりますが、その価格は既存のオンラインストレージの4分の1程度とされています。また、料金は使った分だけで、利用のない月に保管料などがかかることはありません。

さらにシステムの性質上、利用者が増えれば増えるだけ利便性が向上します。またストレージが余っている場合は、それを貸し出すことでトークンを稼ぐこともできるのです。

Storjには独自の展望があり、特定分野からのニーズを見れば将来性は高いと言えるのではないでしょうか。

仮想通貨Storj(ストレージ/STORJ)の価格は?

Storjは、元はCounterPartyのプロジェクトであり、2014年8月に行われた最初のICOでの名称は、「StorjCoinX(ストレージコインエックス)」でした。この時はあまり注目を集めることなく、目標の9,800BTC(当時のレートで約5億円)に全く届かない、910BTC(約4,500万円)の調達にとどまります。

しかし、2017年5月に行った2度目のセールでは、3点の目的を掲げることで、目標額に到達しました。その3点とは、エコシステムとプロトコルの開発の加速、ビットコインからイーサリアムへのブロックチェーンの移行、戦略的トークン保有量の変更です。

その結果として、初日に調達資金が上限額に達するという快挙を成し遂げました。こうしてブロックチェーンの移行が行われ、名称も「Storj(ストレージ)」に変更されたのです。

Storjとしての取引開始は2017年7月で、スタート時の価格は1STORJ=約57円でした。緩やかに上昇を見せ、2017年12月下旬には1STORJ=約180円と急騰しました。2018年に入ってからは仮想通貨全体の下げ相場に合わせ、約107円前後で推移しています。

2018年2月15日現在の価格は1STORJ=約114円、時価総額は約150億円となっています。

仮想通貨Storj(ストレージ/STORJ)を扱う取引所は?

2018年2月現在、国内では、Storjを扱う取引所はまだありません。
そのためStorjを入手するには、海外の取引所を通じて購入する必要があります。

Storjの取り扱いがある主な海外の取引所は以下の通りです。

Binance(バイナンス)
中国の大手仮想通貨取引所。日本語にも対応している。

Huobi(フオビ)
中国の大手仮想通貨取引所。日本語にも対応している。

Bittrex(ビットレックス)
アメリカの大手仮想通貨取引所。アルトコインは200種類以上。

Poloniex(ポロニエックス)
アメリカの大手仮想通貨取引所。取り扱っているアルトコインは60種類以上。

Livecoin(ライブコイン)
イギリスの大手仮想通貨取引所。マイナーなアルトコインの取り扱いが豊富。

Liqui(リクイ)
ウクライナの仮想通貨取引所。ICO直後の仮想通貨を積極的に取り入れている。

 

購入の手順は次のようになります。

まず、国内の取引所に口座を開設し、ビットコインを購入しましょう。次に海外の取引所を選んで登録を行い、そちらにも口座を開設してください。そこへビットコインを送金すれば、Storjが購入できます。

国内取引所にすでに口座を開設済みの場合は、購入までかかる時間は30分程度です。

Storjの魅力は分野としての手堅さ

P2Pとブロックチェーンを利用する分散型ネットワークによるストレージサービスは、システムの発想としては珍しいものではありません。実際に似たタイプのプラットフォームがいくつか存在し、Storjもとびぬけた人気を持っているとは言えないのです。

しかし、安全性の高い低コストなストレージは、企業からも一般の層からも常に高い需要があるため、これからの発展次第で価格が伸びる可能性も期待できます。データファイルの保管に特化しているStorjは、手堅さと安定性の高さをあわせ持つプロジェクトです。

仮想通貨としても今後に期待ですね。

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