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仮想通貨ネム(NEM/XEM)、2018年のイベントやロードマップは?

2018年1月の仮想通貨取引所ハッキング事件によって、仮想通貨界隈の人以外にも広く知られることとなった通貨があります。それがこの記事で取り上げる仮想通貨ネム(NEM/XEM)

もともと主要通貨の一角として時価総額ランキングでも上位にランクしていたネムですが、仮想通貨に精通していない人にとっては「ハッキングで有名な通貨」くらいにしか知られていません。しかし、ネムには魅力的な点がいくつも存在します。

この記事では、仮想通貨ネムの特徴などを踏まえ、今後の見通しやロードマップについて詳しく紹介していきます。

ネム(NEM/XEM)ってどんな通貨?

仮想通貨ネムは、Utopianfutureというチームによって開発されました。ネムという名前の由来は、新しい経済運動を意味する「New Economy Movement」の頭文字を取って付けられています。

当初BitcoinTalkのフォーラムにおいて発表されたネムですが、最初の分配もBitcoinTalk内でおこなわれました。公開されたのは2015年の3月31日、発行上限枚数は8,999,999,999XEMと定められています。

ネム(NEM/XEM)の取り扱い取引所は?

海外では多くの仮想通貨取引所で扱われている通貨ですが、日本国内の取り扱い取引所はZaif(ザイフ)DMM Bitcoinの2か所となっています。

ネム(NEM/XEM)の特徴

Proof of Importanceというアルゴリズム

数多くある仮想通貨の中でネムの特徴となっているのがProof of Importanceというアルゴリズムを採用しているということです。

Proof of Importanceは取引の承認システムで、Proof of Stakeを改良して作られました。主要な仮想通貨ではネムだけが取り入れているシステムです。

 

もともと仮想通貨は非中央集権で管理されているものがほとんどです。中央集権であれば取引のたびに発生する台帳の管理は、管理者側でまかなうことができますが、非中央集権では管理する人がいないため、そういうわけにはいきません。そのため、ほとんどの仮想通貨では台帳の管理といった取引のたびに発生する作業を有志に任せています。台帳管理を手伝ってくれた有志には、報酬という形でその通貨が支払われます。

この台帳の管理作業のことをマイニングといい、ネムにおけるその承認システムがProof of Importanceというわけです。

Proof of Importanceとは?

Proof of Importanceについて詳しく解説する前に、まずはベースとなったProof of Stakeについて知っていただきましょう。

 

Proof of Stakeとは、通貨の保有量に応じて承認を与えていこうという仕組みです。

この仕組みでは通貨を持っていれば持っているほど承認が得られるので、有志は少しでも多く報酬を得るために通貨を貯め込んでしまい、結果的に通貨の流動性が落ち込んでしまうというデメリットが存在していました。このデメリットを解消できるアルゴリズムがProof of Importanceということになります。

 

Proof of Importanceでは、Importance(重要度)という名前のとおり、その通貨にとっての有志の重要度をさまざまな基準からはかり、その数値によって取引の承認を与えていきます

もちろん数ある基準の中には、Proof of Stakeで採用されていた通貨の保有量という基準もありますが、それだけで重要度をはかるわけではありません。なかには取引の活発さという基準も用意されています。

この基準によって、有志はただ通貨を貯め込むだけではなく、日常的に取引をおこなっていくことも求められます。このようにしてProof of Importanceでは通貨の流動性を担保しているのです。

ネームスペース

ネムにはネームスペースという仕組みがあります。ネームスペースは最大で三層構造となっており、サブネームスペースが最大で2つまで設定可能です。

ネームスペースは、1年あたり100XEMで使用することが出来てサブネームスペースは追加で10XEM必要です。このネームスペースもネムの大きな特徴となっており、ネームスペースを設けることによって新たな仮想通貨(モザイク)を発行することもできます。

そもそもXEM自体がnemというネームスペースで発行されたモザイクであり、すべての通貨保有者がネームスペースを利用することで新たな通貨を発行することが可能となっています。

ネム(NEM/XEM)の価格について

2015年3月31日に公開されたネムですが、2016年までは価格の上下は緩やかで1円に届くことはほとんどありませんでした。

しかし2017年になると、日本では仮想通貨の取引をおこなう人が急増。大幅に上昇した通貨の中にネムの名前もありました。

2016年は1円にも満たない価格で取引されていたネムですが、2017年4月ごろから徐々に価格を上げ、6月には20円前後で取引されるようになります。その後も高騰はとどまるところを知らず、年末に100円を突破。年が明け2018年1月には過去最高(2018年7月時点)となる210円にまで高騰しました。

その後はバブル的に伸びてきた市場の収束などの影響もあり、2018年7月時点では20円前後で取引されています。

ネム(NEM/XEM)の安全性について

コインチェックのハッキング事件でネムが盗まれたことにより、ネムの安全性を疑問視する人も増えました。あの事件によって、「ネムや仮想通貨は危険なもの」とインプットされてしまった人は少なくないでしょう。

しかし、あのハッキング事件はネムの安全性に問題があって起こったものではありません。むしろ、ネムにはマルチシグという秘密鍵を分散管理する技術が組み込まれているため、セキュリティが堅牢な通貨です。事件後すぐに犯人のウォレットアドレスが特定できた対応力からは、ネムのセキュリティ意識の優秀さも感じることができるはずです。

つまるところ、ネムはハッキング事件によってついてしまった「イメージ」とは正反対の通貨と言うことができるでしょう。

2018年に予定されているネム(NEM/XEM)のロードマップ

2018年のネムのロードマップをまとめます。

 

2月:オランダ・アムステルダムでミートアップ開催

4月:トルコ・イスタンブールでミートアップ開催

5月:Chaingesカンファレンス開催、NEMに実装予定のカタパルトがmijinに実装

 

今後の目玉はカタパルトの実装です。カタパルトでは1秒間に最大で4000件のトランザクション処理を行うことができると言われており、このスピードは仮想通貨の世界では群を抜いた数字です。

他の仮想通貨の代表的なものと比べても

ビットコインが1秒あたり7件、

イーサリアムが15件、

速さが特徴であるリップルでも1000件なので、その圧倒的な処理速度を理解していただけるでしょう。

また、Aggregate Transactionsというシステムで、複数のトランザクションをエスクローなしに同時に処理することも可能となります。

 

2018年後半のイベントなどに関しては大きなものは予定されていません。

ネム(NEM/XEM)の2018年の行方

ネムの2018年は、ハッキング事件というスキャンダルなものから始まりましたが、ネムの存在やシステム自体は日々進化を遂げております。また今後は、カタパルトの実装などによって処理速度の向上や利便性の向上も見込めるでしょう。

7月時点で20円ほどと、ピーク時に比べるとネムの価格は大きく低迷していますが、2018年以内に1ドルまで上昇するという見通しもあるほどネムの注目度は日に日に高まっています。

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