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時価総額上位のネム(NEM/XEM)、選ばれる3つの特徴とは?

2018年1月末に発生したコインチェック社の流出事件で、一般にもその名が知れ渡るようになったネム(NEM/XEM)。日本円にして約580億円分ものネムがハッキングにより流出してしまったわけですが、見方を変えてみれば、それだけNEMという仮想通貨に高い価値が見出されていたことが証明された事件でもあります。

価値のないものをわざわざ盗み出そうとする人間はいないわけで、ビットコインではなくNEMがピンポイントで狙われたということは、数ある仮想通貨の中でもネムが高い利益を生むと判断されたからに他なりません。

この記事では、今やビットコイン以上に注目を集めているNEMとはどういった特徴を持った仮想通貨なのか?ということについて解説したいと思います。

ネム(NEM/XEM)の時価総額順位

仮想通貨の時価総額順位をほぼリアルタイムで表示する「Coin Market Cap」によると、2018年6月現在のネムの時価総額は約1,850億円で、時価総額順位は18位付近を推移しています。

コインチェックでの流出事件のあとに少しだけ順位を下げましたが、約1,500種類以上もある全仮想通貨の中では、まだまだ高順位についています。
NEMは新しい経済圏の創出を目的として開発された仮想通貨で、通貨単位は(XEM)です。通貨単位があり、仮想通貨という金融商品で間違いはないものの、NEMは単なる通貨のことではなく経済プロジェクトの総称です。

New Economy Movement(新しい経済運動)」という言葉の頭文字を取ってNEMと名づけられていることからも分かるように、NEMとは従来の金融システムとは異なる経済圏を生み出すためのプラットフォームでもあるのです。

ネム(NEM/XEM)が選ばれる3つの特徴

それでは、NEMに備わっている特徴について解説します。ビットコインやそのほかのアルトコインとは違う、NEMだけの特徴といったいどういったものなのでしょうか?

特徴1. ハーべスト(Harvest)

ビットコインではマイニング(発掘)という作業を経て取引が承認されますが、NEMの場合はハーベスト(Harvest〉という作業を経たうえで承認が完了します。
このハーベストとは「収穫」という意味です。

ハーベストには「ローカルハーベスト」と「デリゲートハーベスト」の2種類があり、それぞれに参加するための条件が設けられています。ハーベストに参加することで、ハーベスティングによる報酬を得ることができるようになります。

メリット: 不労所得が得られる

NEMのハーベストには「ローカルハーベスト」と「デリゲートハーベスト」の2種類があると書きましたが、どちらもハーベスティングに参加することができれば、定期的に一定額の手数料報酬を得ることできるようになります。

「ローカルハーベスト」はインターネットに繋いでオンライン状態で行うハーベスティングで、「デリゲートハーベスト」はPCの電源を落としても行われるハーベスティングです。
「ローカルハーベスト」に参加するには、自身の口座に1万XEM以上の残高が常に必要で、その条件を満たすことがハーベスティングに参加する最低条件となります。

「デリゲートハーベスト」は300万XEM以上を保有し、常にインターネットに接続され、高速な取引が可能という条件が必要となります。条件は厳しいですが、この条件を満たすと、報酬として約320XEMが毎日振り込まれるようになります。

特徴2. PoI(Proof of Importance)

NEMのコンセンサスアルゴリズムは、PoI(Proof of Importance)という独自のアルゴリズムが適用されています。このPoIはPoSを改良して作られたものです。

PoIの基となったPoSは、「取引量に比例して承認権を得やすくなる」というアルゴリズムです。このPoSは電気代を節約するというメリットはあったのですが、通貨を溜め込むようになってしまうというデメリットがあります。その通貨が流れなくなってしまうというデメリットを改善したのが、NEMの実装しているPoIなのです。

メリット:重要取引がスムーズになる

PoIのIは「Importance(重要性)」を意味しています。
つまり、重要度の高い取引ほど承認権が得やすくなっていますので、取引される通貨量だけでなく、取引の頻度といった取引そのものの活発さが考慮されて承認の優先度が決まるようになっています。

優先度は、NEMのトレーダーに付けられるPoIスコアのインポータンス(重要度)に表され、インポータンスが上がることで承認が早まります。
ただし、仲間内で空取引を繰り返して不正にPoIスコアを上げようとしても、同じアドレス間での送金のやり取りでは評価が上がらないようになっていますので無意味です。取引は全てチェックされているのです。

特徴3. ネームスペースとモザイク(namespace:mosaic)

NEMは独自通貨を発行することができます。この独自通貨は「コイン」「トークン」「カード」といった風にいろいろな呼び名で表されますが同じものです。
独自通貨を発行することができる仮想通貨はNEMの他にもありますが、NEMにはネームスペース(namespace)というものを取得してからでなければ、独自通貨は発行することができないようになっています。

このネームスペースとはドメインのようなもので、自分で自由に好きな名前を付けて取得することができます。他の誰かが同じ名前のネームスペースを取得しようとしても、自分が使用しているかぎり、重複している名前のネームスペースは発行されることはありません。

取得したネームスペースで発行することができる通貨が「モザイク(mosaic)」です。モザイクにも通貨名を独自に設定することができます。

メリット:自分だけの経済圏が作れる

NEMで作った独自通貨の使い道には無限の可能性があります。その通貨を使ってICOを行うのもよし、ポイントサイトを作るのもよしといった風に、自分の作った通貨を所有している人に向けてさまざまなサービスを展開し、その通貨の価値を上げて行くことができます。

これはNEMの掲げる「新たな経済圏の創出」そのものです。
ビットコインに次いで高い人気を誇っているイーサリアムも独自通貨を発行することができますが、イーサリアムを使った独自通貨の発行にはブロックチェーンを理解しているという大前提が必要です。

つまり、イーサリアムではエンジニアしか独自通貨が発行できないのです。
しかし、NEMはプログラムを知らない完全な素人でも独自通貨を作ることができます。ネームスペースとモザイクを利用すれば、プログラムコードなんて読めなくても、簡単に自分だけの通貨を発行することが可能なのです。

ネム(NEM/XEM)の将来性

プログラミングの素人でも簡単に独自通貨を発行できるサービスを提供していることからも分かるように、NEMは理念とする「新しい経済圏の創出」を本当に実現しようとしている仮想通貨です。

仮想通貨というよりも、どんな経済活動もできるプラットフォームと言い換えた方が、NEMの正しい姿を言い現わしていると言えます。NEMと同様の機能を備えているイーサリアムに比べて時価総額は落ちますが、汎用性と実用性という点ではNEMの方が明らかに優れています。

今後、送金のスピードや使い勝手の良さから、一般の企業や個人へブロックチェーンを普及させる役割をネムが果たす可能性は高いと言えます。

ネム(NEM/XEM)についてのまとめ

マイニング(発掘)のかわりにハーベスト(収穫)という取引承認を行うNEMは、一定の取引と保有量を保つことでそのハーベスティングに参加する権利を得ます。
ハーベスティングに参加することができれば報酬を得ることができ、取引の際の優先度もアップさせることができます。不正防止のためのセキュリティも万全なので、誰もがフェアな取引を行うことができる点も魅力です。
また、誰でも簡単に独自通貨を発行することができる「ネームスペース」と「モザイク」というサービスも設けられています。これらを活用して自分が中心となるオリジナルの経済圏を生み出せるということが、ネム(NEM/XEM)という仮想通貨の最大の特徴だと言えます。

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