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仮想通貨モネロ(Monero/XMR)のハードフォークまとめ~これからの予定はあるの?~

2016年12月頃から仮想通貨市場が盛り上がり、世間を賑わすことが多くなりました。最近では投資目的で購入する方だけでなく、本来想定された用途である決済手段として利用する方が続出しています。今回は、仮想通貨モネロ(Monero/XMR)のハードフォークについて調べました。

▼仮想通貨モネロ(Monero/XMR)について詳しくはこちら

まずは仮想通貨のハードフォークについて理解しよう

ハードフォークの意味

ハードフォークは、日本語に直訳すると「分岐」を意味しています。ハードフォークの実施によって、新ルールが適応された通貨が誕生します。新たな通貨が生まれたからといって、旧ルールの通貨が消滅する訳ではありません。それぞれが異なる価値を有する別個の通貨として存続します。

ハードフォークを実施する理由

ハードフォークは、仮想通貨を運用する上での不便さを解消するために行うアップデート作業です。主な目的は、スケーラビリティ問題の解決です。

ハードフォークで解決するスケーラビリティ問題とは

仮想通貨の取引量が増大すると、取引情報の処理が追いつかなくなり、取引がスムーズにできない状態へと陥るケースが少なくありません。手数料が高騰してユーザーの間で混乱が巻き起こる場合もあります。これらの事象をスケーラビリティ問題と言います。

ハードフォークとは異なるタイプのアップデート

ソフトフォークは、仮想通貨のルールを全て刷新し、変更するアップデートです。作業によって、新たなルールが適応された通貨へと生まれ変わります。新旧の通貨がそれぞれ分離することはありません。また、不測の事態が発生する可能性が低いです。

ハードフォークが取引価格に影響を及ぼす

ハードフォークの実施について開発会社が明言した際には、取引価格が大きく変動します。ハードフォークを実施する前後も同様です。仮想通貨に投資する折には、ハードフォークの情報をこまめにチェックしましょう。

ハードフォークの前後は仮想通貨を取引できない

ハードフォークの前後は、普段通りに売買や送金を行うことが難しく、不具合が生じやすいです。そのため、各取引所はハードフォークに合わせて取引を停止しています。何日間も停止する訳ではなく、数時間が経過すると取引を再開できます。ハードフォークが控えている最中で送金の予定がある場合には、早急に済ませておきましょう。

仮想通貨のハードフォークの経緯

仮想通貨の方向性が変わることを懸念して

モネロでは、コンピューターでの計算によって通貨を取得できます。但し、特定用途向け集積回路・ASICを用いて一気に大量の通貨を奪取しようとする行為は禁じられています。
2018年2月11日、仮想通貨モネロはASICの利用を妨げる策を本格的に開始しました。さらに計算の結果に応じて通貨を与えるシステムの仕様を定期的に変えるプランを立案しました。

システム強化を急遽検討

仕様変更が完了して間もなく、2018年3月に仮想通貨モネロのシステムに対応したASICが誕生しました。これを契機に、緊急でハードフォークの実施を検討しています。公式サイトでは、ハードフォークについて「約80パーセントのユーザーから賛同を得ている」と明言していました。

中華系の団体が通貨の発行を開始

2018年4月6日、モネロはハードフォークを行い、アップデートを行いました。無事にバージョン7へと移行し、一部のユーザーに権力が集中する状態を回避しています。
その一方で、突然のハードフォークに反発した中華系のモネロ支持団体が、モネロクラシックの発行をスタートさせました。

モネロクラシックの代表を務めるBento Tan氏は、「ASICは仮想通貨市場を活性化する上で欠かせないアイテム」と公言しています。
さらに、ハードフォークによってASICを阻止するプロジェクトが大きなリスクをはらんでいる可能性を示唆しています。

ASIC問題とは

仮想通貨の人気が急上昇している状況を鑑み、中国に拠点を置く某企業がASICの開発へと乗り出しました。ASICは演算に特化しているハードウェアです。利用すると容易に仮想通貨を入手できます。

その一方では、仮想通貨市場に大きな歪みを発生させる可能性を否めません。
そのため、モネロの開発者とユーザーの間でASICの利用について度々議論を重ねていました。協議を繰り返す中で反発する意見が増え、数種類の通貨へと分離しています。この一連がASIC問題です。

モネロ(Monero/XMR)のハードフォークによって新たに誕生した仮想通貨

2018年4月末、新しいタイプの仮想通貨・モネロV(MoneroV/XMV)が誕生しました。モネロVは、発行上限数を2億5600万に設定しています。発行数に上限を設けているため、インフレーションが発生しにくい上に、通貨の価値が急落する可能性が低いです。XMVを単位として用いています。因みに、ハードフォーク時に発行した数量は1億5800万XMVです。

発行するブロックの数

公式HPによると、発行するブロックの数は152万9810です。ブロックは、取引情報を記載・保管する場所を意味しています。約120秒で1つのブロックを作り出すことが可能です。

取引情報の圧縮を行える

ユーザー個々の取引情報をコンパクトなサイズへと圧縮させることができます。ブロック1つ当たりが収容できる情報量が多いため、取引情報を処理するスピードが落ちにくいです。

セキュリティ性能が優れている

モネロVは、匿名性の高さに定評があるモネロと同様にセキュリティ対策を重要視しています。ハッキングによって送金元や送金先の情報が流通する可能性が低いです。資金を奪われるのではないかと不安を抱いている方でも安心して仮想通貨取引を行えます。

迷惑なメッセージの消去

電子メールで連絡を取り合っていると、悪影響を及ぼすメッセージを受信する場合があります。モネロVでは、無差別にばらまかれる迷惑なメッセージを消去するシステムを構築しています。

エアドロップについて

エアドロップは、仮想通貨の発行元が通貨の保有者を増やすために行うプロジェクトです。2018年4月、ハードフォークに伴ってモネロ保有者へモネロVを付与するエアドロップを実施しました。1モネロにつき10モネロVが配布されています。

エアドロップでモネロVを受け取る

エアドロップでモネロVを貰うためには、ハードフォークが行われるまでにモネロを購入・所有しておく必要があります。
さらに、モネロの公式サイトが指定しているウォレットもしくは取引所で保管することも受け取る条件に含まれています。

モネロの公式ウォレット

2018年4月末までにMonero公式ウォレットにモネロを預けておくと、モネロVをエアドロップで受け取れます。Monero公式ウォレットは、公式サイトにおいてインストールできます。操作性に優れているため、仮想通貨の取り扱いが初めての方でも、難なく使いこなせるウォレットとなっています。

モネロを入手できる取引所

海外の取引所・バイナンスでは、モネロを始めとするアルトコインを種類豊富に取り扱っています。色々なタイプの仮想通貨を所有したい方にピッタリです。中国語や英語だけでなく日本語での案内も実施しているので、気軽に取引を始められます。

モネロ(Monero/XMR)だけでなくモネロV(MoneroV/XMV)の動向にも目が離せない

仮想通貨モネロ(Monero/XMR)は、匿名性の高さが多くのVIPから支持されています。ハードフォークに伴って誕生したモネロVも無限の可能性を秘めており、大きな期待が寄せられています。

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