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仮想通貨ジーキャッシュ(Zcash/ZEC)のハードフォークやアップデート、今後の予定は?

仮想通貨を理解する上でハードフォークはとても重要な要素です。
どの通貨においてもハードフォークが起こる可能性は大いにあるので、ハードフォークの特徴と役割をよく理解しておく必要があります。仮想通貨ジーキャッシュ(Zcash/ZEC)の今後のハードフォークの予定などについて紹介します。

▼ジーキャッシュ(Zcash/ZEC)について詳しくはコチラ

仮想通貨の基礎知識!ハードフォークとは?

まずはハードフォークの意味と、ハードフォークが実施される理由や注意点を理解しておきましょう。

ハードフォーク

ハードフォークというのは、もともとソフトウェア開発の用語として使われており、簡単に言えば仮想通貨のアップデートです。ハードフォークの「フォーク(Fork)」には「分岐する」という意味があり、ハードフォークが行われることを仮想通貨が分岐する・分裂する、と表現することもあります。

ハードフォークは旧仕様と互換性がない仮想通貨のアップデートになるので、結果的に2つの仮想通貨に分岐することになります。古いブロックチェーンのルールを無視して新仕様になるため、2つのブロックチェーンが存在することになるのです。

ハードフォークの役割

ハードフォークの役割は主に、スケーラビリティ問題を解決することにあります。
スケーラビリティ問題とは、ブロックチェーン技術が抱える問題です。
ブロックチェーンには日々の取引情報が記録されていますが、利用者が増えれば増えるほど取引情報が増大し、処理作業が追いつかなくなくなります。
そうすると、処理速度が遅くなったり、取引が遅延したり手数料が高騰したりするなどの問題が発生します。

なぜ手数料が高騰するかというと、マイナー(採掘者)が手数料の高いものを優先して送金処理を行うためです。
取引が増加すると、手数料の安いものは未承認のままで、なかなか送金が完了しないこともあります。

そのため、早く送金を完了させるために手数料を高く設定する人が増え、結果的に手数料の高騰が起こってしまうのです。
これらの問題をスケーラビリティ問題と呼びます。この不便さを解消するために、アップデートを行う
ということです。

ハードフォークのメリット

ハードフォークが成功すれば、ブロックチェーン上の問題が解決され、旧来のブロックチェーンから機能がさらに向上したものが誕生することになります。結果的に質の高い仮想通貨が誕生することになります。
ハードフォークが起きると、分裂した仮想通貨が自動的に付与されることもあります。
必ずもらえるわけではありませんが、仮想通貨の保有量に応じて新しいコインが付与されることがあります。
旧仮想通貨をそのまま保有できる上に、新仮想通貨までもらえるのは、通貨保有者にはメリットだと言えるでしょう。

ハードフォークの注意点

ハードフォークは旧仕様との互換性が無くなるため、期限までにアップデートをしないと旧仕様のまま取り残されてしまいます。
そのため、すべてのユーザーはシフトを行う必要があります。
また、ハードフォーク前後で急激な相場変動が予想されるため、自分が保有している仮想通貨の相場や最新情報をこまめにチェックしなければなりません。

一般のユーザーにとって、ハードフォークがいつ起きるか分からない仮想通貨は、扱いづらい面もあります。
また、ハードフォークが行われる直前・直後の数時間は、取引が停止されるので注意が必要です。
これは、ハードフォークによるバグの発生などの危険性を考慮して、取引所が当該通貨の売買及び送金を停止するためのものなので、ハードフォークの前に送金を済ませておきましょう。

ジーキャッシュの特徴とハードフォーク時期

ジーキャッシュの特徴

ジーキャッシュの最大の特徴は、秘匿性が高いという点です。
ジーキャッシュには、アドレスや金額などの情報を完全に隠すことができる「ゼロ知識証明」という特殊な技術が使われています。
ゼロ知識証明とは、取引情報などの秘密の内容を一切表に出さずに証明することで、このゼロ知識証明により取引の信頼性が保たれ、プライバシーが強い仮想通貨となっています。

ゼロ知識証明によって、送信側と受信側のアドレス、ジーキャッシュの数量、送金履歴まで全てが暗号化されるため、非常に強い匿名性を担保することができます。
この暗号化された取引情報は、正しい閲覧キーを持つ人だけが参照可能となります。匿名性があるということは、一方で不正に使用される恐れもありますが、この技術のおかげで使用者のプライバシーを守ることができているのも事実です。

ジーキャッシュ初の大型アップグレード

ジーキャッシュは2016年10月に公開されました。そのジーキャッシュが2018年に新しいソフトウェアをリリースします。
2018年6月に「オーバーウインター(Overwinter)」、同年9月に「サプリング(Sapling)」の2つのネットワークがそれぞれアップグレードされます。

これは、ジーキャッシュにとって初めてとなるシステム全体のソフトウェアアップグレードになります。
ジーキャッシュの強みであるプライバシー保護のため、Saplingプロトコルという機能を実装し、暗号化技術をアップグレードさせます。
このアップグレードにより、パフォーマンス・安全性・顧客満足度の向上が期待されています。

ハードフォーク時期と新通貨名

ジーキャッシュはさらなる進化を見越して、2018年に初めて大型アップグレードを行います。
なお、公式ブログには「このアップデートの際に新たな仮想通貨の誕生やハードフォークが起こることは期待できない」と書かれており、開発者らは今回のアップグレードによって新たな通貨が誕生することを否定しています。
ジーキャッシュ初となるハードフォーク時期は未定です。

匿名性に優れたジーキャッシュ(Zcash/ZEC)

「ゼロ知識証明」という特殊な技術が使われているジーキャッシュ(Zcash/ZEC)は、アドレスや金額まで隠すことができるため、個人のプライバシーを守るという点で大きなメリットがあります。匿名性を担保することができる先駆的な仮想通貨の一つとして、ジーキャッシュはこれからも注目を受けるでしょう。ハードフォークの時期は未定ですが、こまめに最新情報をチェックする必要があります。

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