BITDAYS(ビットデイズ)- 仮想通貨・ブロックチェーンの最新情報をお届け!仮想通貨のプロが監修する仮想通貨総合情報サイト

友人知人への送金に便利なICO「Tigereum」の特徴や将来性は?

送金・決済というと、商品やサービスの対価としての支払いを想像しがちですが、それ以外にも利用することはあります。例えば、お年玉であったり、入学祝であったり、仕送りであったり。日本国内ならその手段はいろいろありますが、国外に送金しようとすると、そのハードルは一気に上がります。ここでは、そんな時に便利なTigereumをご紹介します。

Tigereumの概要

Tigereumは、イーサリアムのブロックチェーン上に構築された、送金・決済のための金融系プラットフォームです。通貨単位は「TIG」で、発行上限は5,000万TIGです。Aero Cards Limitedが開発や管理を行っています。Aero Cards Limitedは、2015年3月に弁護士であり投資家でもあるDarren Olney-Fraserによって、英国に設立されたフィンテック(金融技術)の会社です。

これまでも、送金・決済のための様々なサービスが生み出されてきました。しかし、少額の個人送金に対応しているサービスは少なく、低コストで信頼性のあるサービスが求められてきました。Tigereumは、そういった需要に応えて開発されています。Tigereumはイーサリアムのブロックチェーン上に構築します。ブロックチェーン技術を使うことで、高いセキュリティと素早い送金を実現させます。実際にユーザーが利用する際は、facebook Messngerを利用することを想定しています。facebookは、世界中で20億人以上のユーザーを持ちます。多くのユーザーを有するfacebookをプラットフォームとして利用することで、簡単・高セキュリティ・低コストの送金を実現させることができます。Tigereumとfacebookの融合によって、大きな効果をもたらすことが期待されています。

Tigereumの特徴とICOの目的

お金を送金するということは、日本国内ならたくさんの方法があります。口座から口座へ送金する場合は、当日中か、遅くとも翌営業日には届きます。現金を直接封筒に入れて送る「現金書留」というサービスも、郵便局で提供されています。ほかにも、為替や小切手で送ることができます。

では、もし海外に送金する必要が出てきたとき、どうやって送金しますか?例えば、あなたの息子がドイツに留学した時、どうやって仕送りしますか?海外に出稼ぎに行った時、家族にどうやって送金しますか?違う通貨の所に国境を越えて送金する場合、一気にハードルが高くなります。

日本にいれば、たくさんの送金方法があります。どの方法にするか、悩むくらいです。しかし、国民の7割以上が銀行口座を持たない・持てない国もあります。郵便物が届かないことが、日常化している国もあります。Tigereumは、そういった問題を解決することができます。

銀行口座が一般に普及していない国でも、スマートフォンは加速度的な速さで広まっています。スマホからTigereumを利用することで、国境を超えた送金を可能にします。Tigereumで送金するときに必要となるのは、3つの項目だけです。相手の専用アドレス、送金額、メッセージの3つです。Tigereumで送金された側は、自分のデジタルウォレットに入金する、法定通貨に両替して口座に入金する、別の友人や知人に送金するといったことができます。スマホとTigereumを利用することで、誰でも手軽に送金ができるようになります。

従来の国際送金では、国や中央銀行の規制などのため、コストが高く、時間がかかることが問題でした。Tigereumでは、こうした問題も解決できます。Tigereumの目的は、便利で簡単で安価な個人向け送金サービスを提供することです。

TigeriumのICOは、2017年12月8日9時(GMT)から31日23時(GMT)にかけて行われました。「1ETH=1,000TIG」のレートで、総発行数の80%に当たる4000万TIGが売り出されました。なお、初日の9時から23時(GTM)の間は約33%のボーナスが特典として与えられ、「1ETH=1,333TIG」のレートで売り出されました。ICO終了後は、2017年12月18日にEtherDeltaに上場され、取引されています。また、Coss.ioといった取引所での取り扱いも開始されています。EtherDeltaはETH(イーサリアム)のみの両替ですが、Coss.ioではBTC(ビットコイン)での取り引きも行われています。

Tigereumの将来性・今後のロードマップ

異なる通貨同士の送金・決済の手段として開発された仮想通貨には、XRP(リップル)があります。2018年4月現在の時価総額は、BTC(ビットコイン)、ETH(イーサリアム)に次ぐ3位となっており、仮想通貨の中でも確固たる地位を確立しています。しかし、XRPの場合は法人向けサービスとして開発されており、主に大口の送金・決済が目的となっています。

サービスが完成したとしても、そのサービスを利用するユーザーがいなければ意味がありません。
Tigereumがゼロから始めるのであれば、サービスが浸透するまでに時間を要するかもしれませんが、Tigereumは全世界で20億人以上のユーザーを持つfacebookのシステムを利用しているので、顧客獲得に対して一分の隙もありません。

またTigereumは、facebookが提供するサービスの一つ、facebook Messengerも活用しています。
facebookは、facebook Messengerを利用して、アメリカ国内のみで少額送金ができるサービスを2015年に開始しました。しかし、国際的な制約等によって世界展開することはできていません。そこで、Tigereumがfacebook Messengerをプラットフォームとして送金するためのテストを行っています。この試みが実現すれば、多くのユーザーを持つfacebookとTigereumが金融分野で融合し、送金・決済のサービスに大きな変革をもたらすと考えられています。国境や通貨の違いを気にせずに、国際送金が可能になることでしょう。

今後は2018年4月に接続等のテストをした後、7月にベータ版のリリースを行い、2019年1月にシステムの本格稼働を予定しています。

Tigereumの計画が記されたホワイトペーパーは、英語の他、日本語、中国語、ルーマニア語、ドイツ語のものが公開されています。

Tigereumが実現する社会

仮想通貨が登場する前から、送金・決済のための様々なサービスが考え出されてきました。しかし、国境を超える個人から個人への少額の送金サービスは少なく、既存のサービスではコストと時間が多く費やされてるという問題がありました。

もしあなたが家族のために外国に出稼ぎに行ったとして、どうやって家族に仕送りをしますか?家族は銀行口座を持っていません。出稼ぎ先の国と家族が暮らす国は、通貨も違います。荷物や手紙も、確実に届くという保証がありません。でも、お互いにスマートフォンを持っていれば、簡単に送金できるのです。Tigereumは、個人を対象にした少額の送金サービスです。facebook Messengerという既存のプラットフォームを利用することで、低コストで迅速な送金を実現できます。

日本にいると気付きにくいことですが、東南アジアやアフリカなどの銀行口座を持つことが一般的でない場合や、異なる通貨に両替が必要となる場合など、個人が送金を行う場合には、たくさんの難しい問題があります。Tigereumは、それらの問題を解決する新しい送金の手段として、注目を集めています。

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

Twitter で
BITDAYS(ビットデイズ)編集部

BITDAYS(ビットデイズ)編集部

BITDAYS(ビットデイズ)は「未来の通貨にワクワクしよう」をコンセプトに、仮想通貨を楽しく学べるメディアです。 #仮想通貨 #暗号通貨 #ビットコイン #アルトコイン #イーサリアム #リップル #モナーコイン #ライトコイン などの未来のお金についての情報を毎日発信しています!
アルトコイン取扱い通貨種類・国内No.1※

人気の通貨7種類で大きなリターンが狙えるレバレッジ取引 新規口座開設完了で1,000円もらえるキャンペーン実施中

※2018年6月現在、国内取引所のWEBサイト調べ。
PAGE TOP