投資信託

投資信託の利回りとは?平均や計算方法を解説

投資信託には数多くの種類があるため、どれを選べばもっとも有利になるかは非常に悩むかもしれません。
そこで重要になるのが「利回り」です。
どのくらいの期間でどのくらいの利益になるかの目安となるのが利回りです。
ここではその利回りの内容、利率との違いなど投資信託をしていく上で必要な知識について紹介していきたいと思います。

投資信託について詳しくはこちら

投資信託とは


投資信託は投資家から資金を集め、その資金を使ってプロの「ファンドマネージャー」と呼ばれる専門家が投資を行い、その利益を投資家に分配するというものです。

投資信託のメリット

投資信託をすることには次のようなメリットが挙げられます。

・投資家が細かく自分で運用しなくても良い
・プロが運用してくれるので安心

短期のものから長期のもの、リスクやリターンが大きいものから小さいものまで多くの種類があるのも利点です。

投資信託の始め方は簡単!

投資信託を始めるのはとても簡単です。
証券会社が窓口になるので証券会社に口座を開くところから始めます。一部、銀行や郵便局でも投資信託を購入することができるのですが、その種類や運用は証券会社の方が強いと考えられています。口座はマイナンバーカード、本人確認書類があればすぐに開くことが可能です。
口座を開いたら投資信託を選んでいきます。リスクやリターン、運用期間などが商品によって違っていますので自分の目的に合わせて選びましょう。買う商品が決まれば口座にお金を入金して購入することになります。投資信託の購入は「買付」と呼ばれています。買い方にも色々とあるのですが、慣れないうちは購入金額を指定して買う「金額買付」が無難でしょう。

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投資信託の利回りとは?


投資信託を選ぶ際に重要なポイントとなる「利回り」とは「投資金額に対する収益の割合」のことを指します。この収益とは株式などを保有している間の「利息」や投資商品を売却したときに出る「売却損益」などもすべて含みます。
特に指定がないときは1年間の「年利回り」のことを「利回り」と呼ぶこともあります。

利率との違い

利回りは利息の他に売却益などもすべて含めたものを言いますが、利率は債券や預金に対して発生する利息のことを指します。

たとえば100万円を利率0.02%のところに1年間預けていた場合次のように200円の利息がつくということになります。
計算方法は以下の通りです。

1000000×0.0002=200

一般的に利率は非常に低いですがマイナスになることがないため預けて安心なので、わずかでも利息がつくということで預金をしている人もいます。
ちなみに投資信託の場合は「利率」とは言わずに「分配金」と呼ばれるものがあります。
こちらは投資信託の運用期間を通じて変動した投資信託の価値に応じて支払われるものです。

騰落率

投資信託をしていて目にする用語に「騰落率」というものがあります。
騰落率とは、投資信託の基準価額が一定期間にどのくらい変動したかを表したものです。基準価額100万円の投資信託が1年後に基準価額110万円になっていれば騰落率は「10%」ということになります。
利回りは「基準価額の騰落率に分配金を含めたもの」だと考えれば良いでしょう。

トータルリターン

投資の業界では値上がり益、値下がり損失、分配金などを合わせて考えられた利回りのことを「トータルリターン」と呼んでいます。
このトータルリターンは基準価額や分配金のそれまでのデータを見れば計算することができるようになっています。
また、証券会社などではトータルリターンが算出されていることが多いので、これを見て利回りを知って投資信託を選ぶということも可能なのです。

投資信託の利回りの計算方法


ここでは、実際に利回りがどのようなものか計算をしてみましょう。

利回りの計算方法

今回想定しているのは、次のような条件で投資信託をした場合です。

初期投資額:100万円
分配金(1年目):8万円
売却金額:102万円

(分配金8万円+売却益2万円)÷投資額100万円×100=10

つまり、利回りは10%ということになります。

投資信託の利回りに関する注意点


投資信託では10%を超えるような利回りになるものからマイナスになってしまうものまで幅広くあります。こうした差が出るのは、運用している投資会社、ファンドマネージャーの力量の違いや選んだ投資信託の種類が関係しています。
ではさらに具体的に利回りについて注意点を見ていきます。

利回りは保証されていない

まず投資信託の利回りはあくまでも過去の結果であってこれからの利回りを保証するものではありません。それまでが10%を超えるような利回りであっても次の年に同じだけ利回りがあるかはわからないのです。また、投資信託には元本の保証もありませんので、運用の仕方によっては結果的に利回りがマイナスになることもあるのです。
具体的な判断基準として、まず1年の利回りだけをみるのはやめましょう。直近の1年の結果だけを見ていては惑わされてしまうことが多いのです。少なくとも5年分ほどの利回りを見て、総合的に判断していかなくてはいけません。
そして投資信託は一般的には長期保有することで安定して収益が出るものとされています。短期間で考えず、長期的な目で見る必要があります。

利回り以外の手数料

証券会社やネットサイトで公開されている投資信託の利回りには投資信託の売買にかかる手数料や、必要となる税金などが含まれていないことにも注意しなければいけません。実際に投資信託を行う際には購入や解約時に手数料がかかります。
また、株式投資信託の場合は普通分配金が「配当所得」、売却益は「譲渡所得」として見なされるために税率「20.315%」の税金がかかってきます。
利回りで得た利益からこれらの手数料や税金が引かれた残りが純利益となるのです。

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投資信託の利回りのバランスがとれた運用方法とは?


ここでは、利回りのバランスを考えながら実際に資産運用した場合のシミュレーションをしていますので参考にしてみてください。

利回りを考えてシュミレーションしてみよう!

利回りを利用してシミュレーションをすれば、何歳までにだいたいいくら貯めたいということを考えて運用していくということも可能です。
もちろん高い利回りを求めるとそれだけリスクも高くなりますし、そもそも投資信託は予想通りの利回りが保証されているわけではありません。
ただしリスクとリターンのバランスを考えて運用していくことで投資の仕方も変わってくるので簡単な計算方法は知っておくと良いでしょう。

例えば、1000万円を投資信託で運用した場合20年後にどうなっているかと長期的に考えて資産運用をすることができます。
利回りが3%だった場合、20年後には1800万円ほどになっています。
利回りがもっと高ければさらに増えているということになります。

基本的に長期間の利回りの計算は複利計算となるので非常に複雑になっていきます。計算シュミレーションは証券会社のサイトなどにもありますので、これを利用して計算するのも良いでしょう。

72の法則とは?

簡単に計算をしたいという場合は「72の法則」という計算式が便利です。72の法則とは、元本を2倍するのに要する期間を簡単に算出することができます。福利計算に対応していますので、目安としては非常に便利な計算式です。

計算方法は以下の通りです。

72÷金利=元本が2倍になるのに必要な年数

例えば利回りが3%だった場合の計算式は以下の通りです。

72÷3=24

だいたい24年ほどで元本が倍になる計算です。

投資信託は利回りのバランスを考えて選ぼう!


一般的には利回りが高くなることが想定されている投資商品はリスクが高くなることが多くなっています。うまくいけば大きなリターンがある場合もありますが、利益がまったくでない、中には利回りがマイナスになってしまうこともあります。そのため利回りとリスクのバランスを考えて投資商品を選ぶ必要があります。
投資信託をうまく運用していくためには利回りを正しく把握することが重要です。買いたい投資商品が見つかった場合は数年間の利回りをチェックすることでどういった商品なのかがわかりやすくなっています。利回りを把握した上で投資信託を行っていきましょう。

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