楽ラップ

楽天証券のロボアドバイザー「楽ラップ」のメリット・デメリット、運用実績や手数料、口コミ・評判は?

楽天証券のロボアドバイザーである楽ラップの利用者が増加しています。自分も使ってみたいと考えている人も増えていますが、今一つ踏み出すことができない人も多いのでは。そこで今回は、楽ラップのメリットとデメリットを交えながら、楽ラップの運用実績や口コミの評価などを解説します。

ロボアドバイザーで資産運用!「楽ラップ」の特徴、登録方法、使い方を解説!

楽天証券のロボアドバイザー 楽ラップの特徴は?

楽ラップとは、楽天証券が提供している運用一任型のロボアドバイザーのことです。提供元である楽天証券は、楽天市場・楽天銀行なども運営している上場企業の楽天グループの一つです。

ロボアドバイザーによる無料診断はすでに20万人以上が体験しており、その中で2万人以上が楽ラップでの資産運用をスタートしています。楽ラップが行っている投資対象は、投資信託のみで国内株式1つ、外国株式3つ、国内債券1つ、外国債券3つ、REIT2つで構成されています。

無料診断では、15個前後の簡単な質問に答えるだけで自分に合った運用コースなどを導き出してくれます。自動積立なども可能であり、楽ラップ側が自動で運用を行なってくれるので、投資初心者でも始めやすいです。

楽ラップ

楽ラップの特徴

「楽ラップ」は、楽天証券が提供する投資サービスです。16問の質問に答えるだけで一人ひとりにピッタリの運用コースを診断・提案してくれます。資産配分の変更や売買などが自動で行われるので、初心者でも簡単に投資を始められると人気です。大きな特徴と言えるのが「下落ショック軽減機能(TVT機能)」です。株式市場では、時に大幅に下落してしまうということがあります。株式市場の値動きが大きく、そのような状態が続くことが予想されるという場合において、一時的に株式に対する投資の比率を下げて債権に投資する比率を上げることによって、全体の資産の値動きの幅を軽減するという機能です。株式市場の値動きが落ち着いてから少しずつ、元の配分に戻してくれます。大きな下落をできる限り避け、損失を少なくしたいと考えている方におすすめの機能です。また、取引に応じて楽天スーパーポイントが貯まるため、楽天ユーザーにとっては大変お得になっています。

楽ラップのスペック

運営会社楽天証券
投資対象国内株式、外国株式、国内債券、外国債券、REITなど15種類の投資信託
最低投資額10万円
手数料固定報酬型:最大年率0.702%
成果報酬型:最大年率0.594%+成功報酬(運用益の5.4%)
定期メンテナンス自動
自動積立毎月1万円~
独自機能下落ショック軽減機能(TVT機能)
運用実績運用コースによって異なります。   保守型:+3.9% やや保守型:+8.0%(TVTなし)、+7.3%(TVTあり) やや積極型:+12.6%(TVTなし)、+10.9%(TVTあり)   積極型:+17.5%(TVTなし)、+16.0%(TVTあり)かなり積極型:+20.1%(TVTなし)、+18.5%(TVTあり)
専用アプリなし(スマホでも利用可)

楽天証券の楽ラップ メリット・デメリットは?


では、楽ラップのメリット・デメリットを見ていきましょう。

楽ラップのメリットとは

まずはメリットからです。楽ラップには多くのメリットがあります。

AIが全自動で運用してくれる

ロボアドバイザーにも数種類存在し、アドバイスのみを行ってその後の運用はすべて自分でやらなくてはいけないものもあります。しかし、楽ラップは運用一任型なのでロボアドバイザーが売買まで自動で行ってくれます。

楽ラップ側で用意している簡単な質問に答えるだけで、銘柄の選定から売買までの全てを自動で行ってくれます。比較的手間を抑えながら資産運用を始めることができるため、投資初心者でも安心して利用することができます。良くも悪くも安定した投資ができ、リスクも高くありません。

投資方針に合わせて手数料のタイプが選べる

楽ラップでは、手数料を『固定報酬型』と『成功報酬併用型』の2種類から選択することが可能です。固定報酬型とは、投資顧問料(年率0.162%)、運用管理手数料(最大年率0.540%)の最大年率0.702%にファンド費用を加えた手数料のことです。

成功報酬併用型とは、投資顧問料(年率0.054%)、運用管理手数料(最大年率0.540%)に加え、成功報酬(運用益の積み上げ額の5.4%)の最大年率0.594%+運用益の積み上げ額の5.4%にファンド費用を加えた手数料のことです。固定報酬型よりは少し計算などが複雑になります。

現状では、固定報酬型の方を選ぶのがベターとされています。その要因となっているのが『年間の運用成果が約2%を超える場合は固定報酬型の方がコストを抑えることができる』という点です。しかし、成功報酬併用型も固定報酬型よりは安定しないもののリターンは大きいという特徴があります。自分の運用方針に合わせるのが最も良いと言えるでしょう。

積立投資ができる

楽ラップでは、毎月自動的に追加投資(買付)を行う『積立投資』を行うことができます。1万円から始められることもあり、試しにやってみたい方や元本が少ない人も気軽に利用できるのはメリットです。買付タイミングは10日か25日のいずれかを選択できます。

下落ショックを軽減させる機能(TVT)がある

資産運用において、価格変動というリスクは切っても切れないものです。下落ショック軽減機能(TVT)を活用することで、このリスクを抑えることができます。株式の暴落に対する損失を緩和できるので、安心して投資を行うことができます。

楽ラップのデメリットとは

楽ラップはメリットばかりではありません。デメリットもあるためしっかり理解しておきましょう。

楽ラップはスマホアプリがない

ウェルスナビやテオなどにはスマホアプリが存在していますが、楽ラップにはまだありません。今後開発される可能性がため、こまめにチェックしておきましょう。

NISAの利用ができない

楽ラップはNISA口座に対応していません。NISAとは『少額投資非課税制度』のことを指しています。NISAで定められている投資資金の範囲内であれば、その投資資金を元に発生した運用益を非課税にするという制度で節税効果が期待できるのです。

NISA口座に対応していない場合には、平成49年までは所得税に2.1%の復興特別所得税が加算され、運用益に対して20.315%(所得税15.315%、住民税5%)が課税されてしまうため、利益が圧縮されてしまうというデメリットになります。

楽ラップの運用実績は?

楽ラップの運用状況を少し見てみましょう。2018年10月~12月の四半期においては、楽ラップの全コースにおいてマイナスの運用成績となってしまいました。その原因として挙げられているのが、米中貿易摩擦に対する懸念、米国の利上げや米中貿易摩擦の影響による中国経済の減速などを受けている部分です。

その結果、株式市場は10%を超えるマイナスとなりました。債券やREITはプラスになりましたが、プラス幅自体は小幅だったのです。そのため、2018年10月~12月の四半期ベースの楽ラップのパフォーマンスは-3.4%~-12.7%のマイナスとなりました。

楽ラップが運用開始(2016年7月4日~2018年12月28日)してからのパフォーマンスを見ると、全運用コースでプラスを維持しているのが分かります。これまで株式市場が堅調だったこともあり、一番高リスクである株式比率の高い「かなり積極型(TVTなし)1000500」が最も良好なパフォーマンスとなりました。株式比率が20%未満で、最もリスクが低い「保守型(TVTなし)1000100」もプラスを維持しているため全体的に安定しているようです。

楽ラップの口コミ・評判は?

では、楽ラップにどのような口コミがされているのか少し見てみましょう。

  • 最近のロボアドバイザーでは楽ラップのほうが運用実績が良いという声をよく聞く
  • 堅実に利益を出してくれている楽ラップに感心する
  • 今のところ、完全放置で月あたり2.5%以上のパフォーマンスを誇っている
  • 10万から割と少額から始められるし、手数料1%以下なのはなかなか良い
  • 世界経済インデックスより楽ラップの方がパフォーマンスが良い

以上のように良い口コミが比較的多いです。しかし、逆に悪い口コミもあります。

  • アプリがなくて使いにくいし、ウェルスナビの方が総合的に使いやすい
  • 無料診断の運用コースがあまり合っていない気がする

楽天ユーザーでロボアドバイザーを始めるなら楽ラップ!

楽ラップには 投資初心者でも利用しやすい商品やサービスが整っています。口コミの評価からも現在のところはパフォーマンスが高く安定して利益を出しているようです。楽天ユーザーであり、これからロボットアドバイザーを始めてみたいという方におすすめです。

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この記事を書いた人
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