GMOクリック証券のFX、「FXネオ」と「くりっく365」の違いとは

FXで金融取引を行う場合は、自分に合った金融商品の選択が大切です。
今回は、GMOクリック証券の2種類の金融商品の特徴、違いについて紹介します。

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GMOクリック証券について

GMOクリック証券はGMOインターネットグループの中でネット証券を担当している企業です。

GMOクリック証券は他の会社と比較して、全体的に取引のコストが安いです。また、GMOクリック証券が運営しているFXの部門では、7年連続取引高1位※という成績を収めており、トレーダーの信頼を勝ち得ているのが分かります。
※ファイナンス・マグネイト社調べ2012年1月~2018年12月

また、各取引ツールが高性能で使いやすい点もGMOクリック証券の魅力です。特に「はっちゅう君」と呼ばれるFX用の発注ツールは業界内でも高い評価を得ています。

GMOクリック証券のFX、「FXネオ」と「くりっく365」の違いは?

GMOクリック証券はFXの取引において、「FXネオ」と「くりっく365」という2種類の商品を用意しています。

この二つの商品の違いは、FXネオが「店頭取引」、くりっく365が「取引所取引」である点です。
店頭取引と取引所取引の違いは、簡単に言えばカバー先の違いです。店頭取引であるFXネオは、GMOクリック証券が引き受けた注文をカバー先である銀行に送ります。
一方で、取引所の商品であるくりっく365の場合は、東京金融取引所が開設した取引所が、注文を引き受けるシステムとなっています。

「FXネオ」の特徴

FXネオはオーソドックスなタイプの商品です。

最低取引量は1万通貨から

最低取引量(取引単位)は1万通貨から取引ができます(南アフリカランド/円のみ10万通貨から。)
通貨ペアの数は19で、主要な通貨ペアがそろっていると言えます。

取引手数は無料

取引にかかる手数料は、無料です。ただ、手数料の代わりにスプレッド(売値と買値の開き)がかかります。そのため、スプレッドが取引に関する主なコストとなっております。

スプレッドは原則固定

FXネオはスプレッドを原則固定で、ドル円が0.3pips、ユーロドルが0.4pips、ポンド円が1pipsに設定されています。また、スワップポイント狙いによく用いられる高金利通貨と日本円の通貨ペアは、南アフリカランド円が1pipsで、トルコリラ円が1.9銭(原則固定の適用対象外)です。
これらのスプレッドは通貨ペアにもよりますが、他業者よりも比較的安めに設定されています。

スワップポイントと注意点も

スワップポイントとは各通貨ペアの金利差によって発生するもので、例えばドル円ですと、ドルの金利と円の金利の差が毎日スワップポイントとして、もらえたり引かれたりします。

FXネオは売り買いのスワップポイントの差が少ない方なので、スワップポイント狙いの取引でも十分にやっていくことが可能です。

注意点として、FXネオはロスカットに500円の手数料がかかります。ですがロスカットの条件は「証拠金維持率が50パーセントを下回った時」で、簡単にはロスカットされません。

「くりっく365」の特徴

次にくりっく365の特徴をみていきます。

最低取引量は1万通貨から

最低取引量は、FXネオと同様で1万通貨から。そのためドル円の場合だと最低でも6万円ほどは口座に証拠金を入れておきたいところです。

通貨ペア数が30個と豊富

取引可能な通貨ペア数が30個でFXネオより多く設定されています。
取引通貨ペアは、米ドル/円、メキシコペソ/円、ノルウェークローナ/円、スウェーデンクローナ/円、香港ドル/円、ポーランドズロチ/円などあります。非常に多くの通貨ペアが用意されており、いろいろな通貨ペアで取引してみたい方におすすめです。

スプレッドが変動制

くりっく365のスプレッドはFXネオの原則固定制とは違い、変動制となっています。
大まかにスプレッドドル/円が1pips、ポンド/円が2.5pips、ユーロ/円が2pips辺りとなり、全体的にFXネオよりもスプレッドが広めに設定されています。

スワップポイントの売り買い同額

くりっく365のスワップポイントには、「売り買い同額」というメリットがあります。通常の取引業者ではスワップポイントが売り買い同額になる事はありません。
くりっく365は、取引所取引という特殊な取引の形態のため、実現している仕組みです。

ロスカット手数料が無料

ロスカット手数料は、無料です。ロスカットの基準はFXネオと一緒で「証拠金維持率が50パーセントを下回った」時となっています。

「FXネオ」と「くりっく365」、どちらがおすすめ?

ここまでFXネオとくりっく365という、GMOクリック証券が提供しているサービスについて、それぞれに特有の強みがありますので紹介します。

FXネオ・くりっく365のスペックは?

まずは簡単にFXネオとくりっく365のスペックをまとめておきます。

FXネオのスペック

  • スプレッドは原則固定であり非常に安いです。特にドル円の0.3pipsとユーロドルの0.4pipsはスプレッドが気にならないぐらいの狭さを誇っています。
  • 通貨ペアの数はほかの証券会社と同様ですが、一部取り扱っていないものもあります。しかし南アフリカランドとトルコリラという人気の高金利通貨もあるため、品揃えが悪いというわけではありません。
  • スワップポイントは比較的良心的に設定されていますが、売り買い同額ではありません。

くりっく365のスペック

  • スプレッドは原則固定ではなく変動制で、全体的に広めです。
  • 通貨ペアの数は非常に多いです。
  • スワップポイントは売り買い同額ですので、他の業者よりもお得です。

では次に3つのトレードスタイルを当てはめて、FXネオとくりっく365、どちらの方がお得であるかをそれぞれ検討していきます。

デイトレードまたはスキャルピング気味の短期売買をされるタイプの方

このタイプのトレーダーさんですと、FXネオの方がお得にトレードできます。

例えばドル円を100回取引した場合、FXネオの場合はかかったスプレッドのコストが単純計算で30pipsとなりますが、くりっく365ですとそのコストが100pipsとなり、おおよそ70pipsの違いがでてきます。

仮に一日10回売買をしたとすると10日で70pipsも違うため、短期売買のトレードではFXネオをおすすめします。

デイトレードまたは短期でのスイングトレードで、多様な通貨ペアの選択肢が欲しい方

FXプレイヤーはそれぞれ得意のパターンがあります。
もし、そのパターンを各通貨ペアのチャートから探し出して取引するタイプなのであれば、取扱い通貨ペアが多いくりっく365の方が有利ではないでしょうか。

しかし、取引コストが高いことと、マイナー通貨ペアでは流動制が低いものが多い事に注意する必要があります。
そのためポジションを長く保有したり、すぐに決済したりするのはあまりおすすめできません。

スワップポイントを受け取ることを目的とした長期保有のトレーダー

このケースはスワップポイントが売り買い同額であるくりっく365が有利です。
特に南アフリカランド/円はスプレッドとスワップポイントが業界最高水準ですので、取引する場合にくりっく365が有利です。

また、トルコリラ円やメキシコペソ円でもスワップポイントも高いのでおすすめです。
あるいはドル円でも長期でトレードされる方にもくりっく365はFXネオよりもやや有利でしょう。

それぞれのトレードスタンスと合わせて使い分ける事が大事

簡単にスキャルピング気味の短期売買であればFXネオ、スワップポイントを狙うような長期売買であればくりっく365の方が有利だと言えるでしょう。
FXネオとくりっく365の両方を持って、その時のトレードスパン等を考慮して、使い分けていく事をおすすめします。

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