バイクシェアリングとは?メリット・デメリットから使い方、おすすめサービスまで徹底解説!
  • 更新:2023.09.15
  • 投稿:2:43 PM

バイクシェアリングとは?メリット・デメリットから使い方、おすすめサービスまで徹底解説!

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利用するサービスによっては乗り捨てができる自転車を借りれるバイクシェアリング。
ちょっとした移動にとても便利なバイクシェアリングですが、具体的にどのようなサービスなのか知ってるでしょうか?
今回はバイクシェアリングとは一体どのようなサービスなのか、レンタサイクリングとは何が違うのかといったことについて詳しく解説していきます。
その後、バイクシェアリングができるサービスも紹介していきます。

バイクシェアリングとは

バイクシェアリングとは自転車を持っている人がシェアし、借りたい人が自転車を使いたいタイミングでシェアされた自転車を利用するサービスです。
サービスによっては指定された駐輪場を利用することで元あった場所に返却する必要がないため、片道移動にも便利です。
自分用の自転車を持っていない場合や、電車などで遠出した際に自転車が欲しいという方と相性が良いでしょう。

呼び方は複数ある

バイクシェアリングはまだできたばかりの市場なため、呼び方にばらつきがあります。

・バイクシェアリング
・自転車シェアリング
・サイクルシェア

この3つはどれも同じ意味を示しています。

バイクシェアリングとレンタサイクリングとの違い

バイクシェアリングは他の人がシェアした自転車を借りるサービスですが、自転車を借りるというとレンタサイクリングというサービスも存在します。
自転車を借りるという点では両方とも同じですが、借りる際の仕組みが違います。
まずはシェアサイクリングやレンタサイクリングの違いについて見ていきましょう。

レンタサイクリングは利用・返却に店を訪れる必要がある

レンタサイクリングは自転車を借りるために必ずレンタサイクリングショップを訪れる必要があります。
そして現地で借りる自転車を選択し、自転車の賃貸契約などを済ませることでやっと利用できます。
ですが、シェアサイクリングの場合そのような手間をかなり簡略化した上で自転車を借りられます。詳しくは後述しますが自転車を借りるためにお店を訪れる必要もありません。

自転車の空き枠がないと借りられない

せっかくレンタサイクリングのお店に行っても、肝心の自転車を借りられなければ意味がありません。

その場合は完全に無駄足となってしまい他のレンタサイクリングショップを巡るしかありません。
ですがシェアサイクリングはレントサイクリングで発生してしまうこのようなトラブルを未然に防げる特徴があります。

シェアサイクリングなら安心して利用可能

レンタサイクリングではお店に訪れて自転車を借りる必要があり、もし自転車がその場になかった場合は借りられないデメリットがあります。
しかし、シェアサイクリングはアプリやシェアサイクリングのためのクラウドサービスサイト(MaaS)を使って自転車の在庫状況を確認することができ、そのまま予約することも可能です。
そして利用する際は専用の駐輪場に駐車されている自転車を利用するだけというのが大半であるため、お店を訪れる必要すらありません。
返却時も指定された駐輪場に止めるだけで返却扱いされるサービスがほとんどです。

MaaSとは

MaaSとは「Mobility as a Service(モビリティアズアサービス)」の略称で、インターネットなどの通信技術を活用することで、交通手段(自転車や自動車など)の提供をスムーズに行える仕組みのことを言います。
シェアサイクリングに限らずレンタカーサービスなどでも使われる言葉ですので覚えておいて損はないでしょう。

バイクシェアリングを利用するメリット

レンタサイクリングよりも便利なバイクシェアリングですが、自転車を貸す側は借りる側双方にメリットがあるサービスです。

貸す側のメリット

使ってない自転車で小遣い稼ぎができる

自転車の買い替えなどで乗らなくなった自転車がある場合、その自転車を貸し出すことでちょっとした収入に繋げられます。
自転車を買い替えた後は、以前使っていた自転車を処分するか親戚などにプレゼントするというのが一般的ですが、バイクシェアリングを活用すればもっと賢く利用できます。

自転車保険を利用できる

バイクシェアリングで自転車を貸す場合も一番の不安が、盗難や損壊被害に遭うかどうかでしょう。そのようなトラブルに備えて自転車保険を利用できるサービスがほとんどです。
万が一の事態に備えることができるため、必要な手続きを怠るといったことをしない限り大きな問題はないでしょう。
ただし高額な自転車を貸し出す際はどの程度保証されるのかしっかり確認しておくことは大切です。

借りる側のメリット

片道移動に利用できる

バイクシェアリングの一番のメリットは元あった場所に返す必要がないということです。
バイクシェアリングサービスは複数の専用駐輪場を保有しており、返却時はその駐輪場のとこかに停めるだけで返却できます。
駐輪場さえあれば片道移動にとても便利であるため、都会に住んでいて自転車を持っていないという方におすすめです。

借りる料金が安い

バイクシェアリングは1分数円で利用でき、移動に10分しかかからないのであれば100円すらかからないことがほとんどです。
24時間終日利用する場合でも自転車を購入することに比べると安いため、自分用の自転車を購入するほどではないものの乗りたいときがある場合にバイクシェアリングが最適です。

お店に立ち寄る必要がない

自転車を借りるためにお店に立ち寄る必要がなく、アプリやサイト上で手続きをするだけで借りることができます。
支払い方法もクレジットカードにすれば決済も自動化されるので自転車を借りるためだけに現金を用意する必要もありません。契約書を交わす必要もないので非常に簡単です。

バイクシェアリングサービス一覧

片道移動で利用できる、利用料金が安い、借りる手続きがとても楽というのがバイクシェアリングサービスです。
そんなバイクシェアリングを行っているサービスについて少し紹介していきます。

メルチャリ

利用料金 1分4円~
対応エリア 福岡
アプリ対応
乗り捨て

メルカリアカウントを持っていれば簡単に利用できるバイクシェアリングサービスです。1分4円の分単位で利用することができ、利用している時間だけ料金が発生する仕組みになっています。
対応エリアには数多くの専用駐輪場が用意されており、アプリからどの駐輪場に何台利用可能な自転車が残っているか確認することも可能です。
ただし利用する自転車を予約することはできないため、アプリで台数確認した後現地に到着しても、運悪く到着するまでに他の人が自転車を利用していて空き台がなくなっていたということもあります。
駐輪場こそ非常に数多く用意されていますが、念のため向かうメルチャリの駐輪場から徒歩圏内にあるほかの駐輪場の台数状況も確認しておきましょう。
また対応エリアが福岡県のみで他地域には対応していないのがデメリットです。

登録・利用方法

  1. メルチャリアプリをインストール
  2. メルカリアカウントを持っていればログイン。ない場合は新規登録します。
  3. アプリにログインしたら前準備完了です。
  4. アプリ内に表示されるマップで駐輪場を確認して現地に向かいます。
  5. 専用駐輪場で自転車を見つけたら、自転車パネルのQRコードをアプリで読み取って利用開始。
  6. メルチャリ対応の駐輪場に駐輪して鍵をかけ、利用終了。

特別な契約をする必要はなく、登録から実際の利用までとてもスムーズに行えるため、慣れればとても便利バイクシェアリングサービスの一つです。

バイクシェアサービス(ドコモ)

利用料金 最初の30分:150円
以降30分ごと:100円
月額プラン:2000円/月
対応エリア 東京11区・横浜・川崎・仙台・広島・大阪・名古屋・奈良
アプリ対応
乗り捨て

ドコモが提供しているバイクシェアリンクサービスでスマホ・パソコンどちらでも利用できます。先ほど紹介したメルチャリとは違って予約が可能なので、現地に行ったらすでに他の人が使っていたというトラブルは発生しません。
また、対応エリアはかなり広く東京各区や横浜、大阪、名古屋などさまざまなエリアに対応しています。対応エリアや専用駐輪場も増加しつつあるので今後のエリア拡大にも期待できます。
ただし、月額プランに加入しない場合は利用料金が1分単位ではなく30分単位であるため、数分の移動にしか使わない場合は無駄ができてしまうのが欠点です。そのことを除けばかなり優秀なバイクシェアリングサービスです。

登録・利用方法

  1. 公式サイト・アプリで新規登録を行う。
  2. ICカードの登録を自転車パネルで行う。
  3. 自転車パネルのSTARTボタンを押す。
  4. 登録しているICカードをかざして解錠する。
  5. 返却時は近くの専用駐輪場に停車してENTERボタンを押して返却

返却時は少し注意が必要で、ENTERボタンを押し忘れると一時駐輪扱いとなり、利用料金が発生し続けてしまうので注意してください。
また、支払いにオートチャージ機能を使っていないICカードを使う場合、残高不足を起こさないようにしっかり残高を管理する必要があります。

HELLO CYCLING(ハローサイクリング)

利用料金 15分60円
1日1000円
対応エリア 首都圏・名古屋・大阪・兵庫・岡山・香川・福岡・佐賀
アプリ対応
乗り捨て

HELLO CYCLINGは専用駐車場をたくさん用意しており、専用駐車場内であればどこに乗り捨てても問題ありません。また一つのアカウントで複数台自転車を借りることができ、予約することも可能です。
友達などとお出かけの際に自転車が必要になったとき、誰か一人がアカウントを持っておけば気軽に自転車を借りられます。
駐輪場検索もアプリなしで行えるため、アプリを持っていない人も駐輪場を探すことが可能です

登録・利用方法

  1. 公式サイト・アプリから新規登録
  2. 利用したい駐輪場の自転車を必要台数分予約(予約の有効期限は30分です)
  3. 現地に行き予約時に表示された暗証番号を入力して解錠
  4. 返却時は対応している駐輪場に止めて施錠し、自転車パネルにて返却手続きを行う

対応エリアが非常に広いため、県をまたいで利用することも可能です。ただし駐輪場の多いといっても、空き駐輪枠がないと駐輪場についても返却できないので、返却可能台数をしっかり確認した上で利用するようにしましょう。

COGICOGI(コギコギ)

利用料金 12時間プラン:2100円
24時間プラン:2400円
48時間プラン:3600円
対応エリア 東京・京都・大阪・福岡・鎌倉
アプリ対応
乗り捨て ×

バイクシェアサービスとしては高額であるため、日常的に利用する分には向いていません。
ただその代わりに、普通の自転車ではない少しおしゃれな自転車が揃っているため、観光名所巡りやちょっとしたイベントごとでの利用に向いています。借りれる自転車は電動アシスト機能付きですので坂道でも疲れることはありません。
また、自転車も目立つ赤色で大きなパネルがついているものではないため、周囲から浮いてしまう心配もありません。対応エリアもそれなりに広いためおすすめできるバイクシェアリングサービスの一つです。
ただし他のバイクシェアリングサービスと比べてアプリが若干使いにくいのが残念です。

登録・利用方法

  1. アプリをインストール
  2. 新規登録を行う。
  3. アプリから専用駐車場探し現地に向かう。
  4. 借りる自転車の近づいてアプリで[借りる]ボタンをタップ。
  5. 表示された自転車の車体番号をタップ。
  6. 自転車から解錠音がなったら自転車のグレーなつまみを右に回す。
  7. ロック解除後アプリで貸し出し確認を行う。
  8. 返却時は専用駐車場にて鍵をかけます。
  9. その後アプリで返却ボタンを押します。

最後の返却手続きは絶対に忘れないようにしましょう。COGICOGIは利用料金が高いためうっかり返却手続きを忘れてしまうと、あっという間に高額な請求がかかってきます。
ですので自転車を借りる際はしっかり返すところまで漏れなく手続きするようにしてください。

バイクシェアリングサービス早見表

  メルチャリ バイクシェアサービス HELLO CYCLING COGICOGI
利用料金 4円/分 150円~ 60円~ 2100円~
対応エリア 福岡 東京11区
横浜
川崎
仙台
広島
大阪
名古屋
奈良
首都圏
名古屋
大阪
兵庫
岡山
香川
福岡
佐賀
東京
京都
大阪
福岡
鎌倉
アプリ対応
乗り捨て ×

バイクシェアリングを気軽に利用してみよう!

自転車に乗ることはあるけど頻繁に乗ることはない。そういう場合は気軽に利用できるバイクシェアリングサービスを利用するのがおすすめです。
自転車をわざわざ購入するほどでもないけどあったほうが便利という場合は地元で利用できるバイクシェアリングサービスを探すと良いでしょう。
バイクシェアリングサービスは、サービスによって対応しているエリアが異なるので、利用料金やアプリ対応などの利便性以上に対応エリアが重要です。
ですので、自分が使いたいエリアに対応しているバイクシェアリングサービスを見つけて徒歩以外の移動手段を活用してみてはいかがでしょうか。

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