仮想通貨モバイルウォレット「Ginco」を提供する株式会社Gincoは、Sentinel Protocolとパートナーシップを締結し、仮想通貨の不正送金を防止するシステムの開発を開始すると発表しました。
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目次
セキュリティ面を強化
2018年4月24日(火)に正式リリースとなった仮想通貨モバイルウォレット「Ginco」。今回のSentinel Protocolとの提携によって、仮想通貨の送金における安全性とセキュリティの強化を図ります。
最初の取り組みとして、仮想通貨の不正アドレスを検知するシステムの導入に着手。今年9月の実装を目指して開発するとしています。
仮想通貨の送金時に不正アドレスを検知するシステムの導入は、国内の仮想通貨ウォレットとしては初の試みです。
このシステムでは、Sentinel Protocolが提供する分散型の危険性評価データベース「TRDB(Threat Reputation Database)」を利用し、宛先が不正送金に関与している可能性の高いアドレスであった場合、送金前に警告を表示することで、利用者が詐欺の被害に遭ったり、誤って不正送金に巻き込まれてしまう事態を未然に防ぐことができます。
また、たとえ過去に不正を行ったことのないアドレスでも、悪質行為を行うことで利用者に被害を与えた場合は、利用者はそのアドレスをGincoからSentinel Protocolに告発することで報酬を得ることが可能になります。
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