最近ではクレジットカードやポイントカードは様々な会社から発行されており、どれが自分に合ったカードなのか、このカードにはどういった特典があるのかがわかりにくくなっています。
そこで今回は「dカード」のメリットとデメリットについて紹介していきたいと思います。
クレジットカード「dカード」の特徴、メリット、年会費、ポイント還元率は?
dカードの特徴は?

携帯電話、スマホなどで有名なdocomoが発行しているのがdカードです。当然のことながらdocomoの料金を支払ったりするとポイントが多く還元されたりするだけでなく、提携先で使用することで高い還元率でポイントを貯めていくことができます。
またこちらのカードは一般的なクレジットカードとして利用するだけでなく「iD」カードとしても使用することができます。「iD」の記載がある店舗でこのカードをかざすだけで支払いができるというもので、クレジットカードと同様の「後払い式」、先にお金をチャージしていた分で支払う「プリペイド式」、使ったと同時に銀行口座から引き落としがかかる「デビット式」など様々なものがあります。このように使い勝手が良く、しかもポイントが多く貯まっていくというのがdカードなのです。
dカード
特徴
dカードは、株式会社NTTドコモが提供しているクレジットカードサービスで、電子マネーやdポイント、クレジットカードが三位一体で利用できるとてもお得なカードです。
対応している国際ブランドはVISA、MasterCardで、いずれも日本国内外にて広く利用可能なカードです。ただし、Apple PayはVISAでは利用できないため、Apple Payを利用することの多い人はMasterCardを選ぶといいでしょう。
dカードはApple Payを設定して紐づけて使うことができ、iDにも対応しているため、普段からApple Payで支払いをすることによってより多くのポイントを貯めることができると人気です。
dカードのスペック
国際ブランド | VISA、Mastercard |
---|---|
ポイント還元率 | 通常:1.0% |
ポイントの種類 | dポイント |
年会費 | 永年無料 |
申し込み資格 | 満18歳以上の方(学生の方は除く) dアカウントとパスワードが必要 |
発行スピード | 約1週間 |
dカードに搭載されているiDとは
かざして使用する「iD」は電子マネーの名称です。使用できるお店は数を増やしており、すでに80万店舗以上で使用することができるようになっています。また、その店舗もローソンのようなコンビニだけでなく、ファミリーレストランやお土産物屋、タクシーなどの交通機関など幅広くなっているのも特徴です。小銭を多く持ち歩きたくない、という人に非常に人気となっており、キャッシュレス時代の象徴とも言えるものです。
dカードの種類は一般カードとGOLD(ゴールド)カードの2種類

カードの種類としては普通のdカードとdカードGOLDという2種類があります。普通のdカードでも高いポイント還元率などのメリットがあるのですが、GOLDの方はdカードが備えている機能に加えて、「DoCoMoの利用料金の還元率10%」「最大10万円のケータイ補償」「旅行保険」「空港ラウンジの利用」「USJのラウンジの利用」などさらに利用特典が大きくなっています。
dカードの種類にはクレジットカード以外もある
これまで述べてきたdカードはクレジットカードとしてのものですが、実は他にもポイントカードとしてのdカードが存在しています。
dカード mini
dカード miniはdocomoが提供している電子マネーの「iD」がスマホや携帯電話で使用できるサービスのことを指しています。「カード」と名前が付いていますが実際にカードがあるわけではなく、あくまでも「iD」を使用できるサービスです。「iD」が利用できる店舗でスマホをかざすだけで支払いができます。
dカード プリペイド
こちらは三井住友カードがdocomoと提携して発酵するタイプのプリペイドカードです。12歳以上でdアカウントを持っていれば申し込みが可能ということで低年齢層の使用が見込まれています。上限が30万円までしかチャージできませんので、使いすぎるということがありません。
年会費は無料で使用すればdポイントを貯めることができますので使用する回数が多い人は数多くポイントを貯めることができます。また、貯まったポイントは買い物に使用することも可能です。
dポイントカード
これはdocomoのスマホを利用していない人でも普通に持っていて得となるカードです。提携しているマツモトキヨシなどでカードを発行することができ、マクドナルドやマツモトキヨシ、カラオケのビックエコーなどで支払いの際に出すとポイントが貯まっていきます。もちろんそのポイントを使用することもできますので、ポイントカードとして持っていても十分に利用できるカードだと言えます。
クレジットカードでdカードが選ばれる理由【動画】
dカードはドコモユーザーでなくてもたくさんのメリットがあり、人気のクレジットカードです。
ポイントがたまりやすいことやローソンでお得になることなど、dカードが多くの人に選ばれる理由について紹介しています。
詳しくは上記の動画をご覧ください。
dカードのメリットは?

dカードは数多くのメリットがあることでも評判です。ここではそれらのメリットを順に紹介していきます。
dカードの年会費は永年無料
dカードは、2019年9月15日入会まで2年目以降は1,250円(税抜)の年会費がかかっていましたが、2019年9月16日より永年無料となりました。
ETCカードや家族カードについても発行無料です。
安心のケータイ補償
dカードケータイ補償とは利用しているスマホ、携帯電話端末が購入してから1年以内に事故によって紛失や盗難、修理不能な故障となってしまったことによって新たに同一の端末を購入した場合に、購入費用の一部を補償するサービスです。
最大10,000円が補償されます。ちなみにdカードGOLDの場合は3年以内に期間が延長され、補償額も100,000円に増額されます。
充実のショッピング保険が付帯されている
dカードには「お買い物あんしん保険」というショッピング保険が付いています。これはdカードを利用して購入した商品が故障したり盗難にあった場合に購入日を含めて90日間、年間100万円まで補償してくれるというものです。ただしすべての商品が対象になるというわけではなく、支払いをdカードを利用してリボ払いや3回以上の分割払いにしていることが条件となります。
dポイントクラブでスペシャルクーポンがもらえる
dポイントクラブでは5つのステージがあります。「会員ステージはプラチナ、4th、3rd、2nd、1st」と分かれています。
ステージ毎に提供されるクーポンが変わりますが、グルメ、ショッピング、レジャーや旅行など優待価格での利用が可能です。
また、イオンシネマなどの映画館、レストランで使用できるスペシャルクーポンが提供されます。
dカード特約店でポイント最大5%還元
dカードはポイント還元率が1%ですが、特約店を利用すると1~4%が加算されるので合計で2~5%の還元率となります。コーヒー店、引っ越し業者、レストランなど特約店は多岐にわたっています。
「ドトールコーヒー、スターバックス、髙島屋、JAL」のような有名店が数多く特約店にありますので事前にチェックしておきましょう。
楽天市場、Amazonのネットショッピングでポイントアップ
ネットで買い物することが一般的になっていますが、そのなかでも「dカード ポイントUPモール」を経由して買い物をすることでポイント還元率が最大10.5%アップします。
ポイントアップ期間は約2ヶ月ほどで順番に入れ替わっていきますのでそのときにアップ期間に入っているショップを利用するとお得です。
楽天・Yahoo!ショッピング・Amazonなども還元率が1.5%とお得になっているのも特徴です。
会員だけのお得なキャンペーン情報

※キャンペーン内容については2020年7月2日時点のdカード公式サイトの情報を参照しています。
dカードの入会特典
dカードに新規入会すると、最大で8,000ポイントがプレゼントされます。
・対象期間中のショッピングご利用金額の25%のdポイント(期間・用途限定)
・入会月の翌々月末までに「こえたらリボ」「キャッシングリボご利用枠」設定でdポイント(期間・用途限定)2,000ポイント
dカードのキャンペーン
マイナポイント事業
期間
2020年7月1日(水)~
内容
7月1日(水)より申込み受付開始が予定されており、マイナポイントを受け取るキャッシュレス決済サービスとしてdカードを選択し、9月1日(火)~2021年3月31日(水)の間にdカードを利用して買い物すると、25%(最大5,000ポイント)のポイントが付与されます。さらに払い・dカード限定特典で、500ポイント(期間・用途限定)がもらえます。
dポイント×ココカラファインキャンペーン
期間
キャンペーン期間:2020年7月4日(土)~2020年7月31日(金)
キャンペーンエントリー期間:2020年6月29日(月)~2020年7月31日(金)
内容
コカラファイン店舗でお買い物の際にキャンペーンエントリー&dポイントカードを提示すると、通常200円(税抜)につきdポイント1ポイントのところ、5倍のdポイントが進呈されます。さらに、利用した方の中から抽選で5,000名様に合計40倍のdポイントがプレゼントされます。
dカードのデメリットは?
旅行傷害保険がついていない
dカードにはほとんどデメリットがないのですが唯一のデメリットと言えるのが「旅行傷害保険が付いていない」ということです。
もし旅行保険を重視するのであればdカードGOLDがおすすめです。こちらは手厚い補償が自動で付帯されるので安心です。
dカードはメリットたくさん、お得なカード!

dカードはメリットが圧倒的に多いカードで、年会費無料のカードのなかでも特に評判の良いカードです。まだ持っていない人はぜひ1枚持っておきましょう。