投資とは?種類や初心者おすすめの始め方について徹底解説!
あなたは自分のお金をどう使っていますか?生活費に充てるお金もあれば、将来に備えて貯蓄するお金もあると思います。金融商品等を利用して「お金に仕事をしてもらう」ことによって現在の生活が豊かになったり、将来への金銭的な心配をなくすことができます。この記事では、主に金融商品での投資について解説していきます。
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投資とは?
投資と聞くと多くの人が「お金持ち」や「ギャンブル」というイメージを持つでしょう。しかし、投資はお金持ちだけのものではなく、大きな資金は不要です。毎月数千円単位で投資できる金融商品もあります。さらに、商品にはよりますが、リスクヘッジをすれば資金が0になる可能性はほとんどありません。元本が無くなってしまうギャンブルとは全く性質の異なるものです。投資とは、自分の投資できる範囲のお金を働かせて、リターンを得るものなのです。
近年の日本では、銀行の定期預金にお金を預けてつく利息は、ごくわずかな金額にしかすぎません。銀行の預金で資産を運用することは理にかなっていないと言えます。モノの値段が上がっていくインフレ局面では、資産は実質的に目減りして(物価の上昇率以上の資産運用成績がないと買えるモノは少なくなります)いきます。このような場合は、もっと積極的に投資によって資産を増やしていかなければいけません。
これからは、一生懸命に働いて稼いだお金を大切に守ったり大事な資産をより増やすために自分に合った投資の方法を身につけることが必要です。
投資の種類
ここからは、投資では基本的な商品について簡単に説明していきます。一口に投資商品と言っても、株式・投資信託・外国為替に関わるもの・不動産など種類はさまざまです。気になる投資方法があれば詳しく調べてみるのもおすすめです。
株式
株式を購入して、配当金・株主優待をはじめとする株主の権利を得たり、株式の値上がり・値下がりを利用して株式そのものを売買し資産運用するのが株式投資です。日経平均は東京日本を代表する225社の株価を選出し計算したものです。日経平均を確認する事で、株式市場が上向きか下向きかを大まかにつかむ事ができます。
投資信託
投資信託は文字通り投資のプロに資金を預けて(信託して)運用を任せるという投資手段です。数多くの投資家から投資費金を集め、まとめて大きな資金にすることによって、さまざまな投資先へ投資することができ、個人では買付できない投資先にも投資することができます。株式、債券や不動産などに集中・分散投資する株式投資など、さまざまな組み合わせがあるのが特徴です。
ETF(上場投資信託)
ETFは上場投資信託とも呼ばれる金融商品です。株式・債券・REIT・通貨等さまざまな指数に連動する運用成果をめざし、金融商品取引所に上場しています。一般的なものは、日経平均株価や東証株価指数(TOPIX)等の動きに連動するETFです。普通の投資信託と異なるのは、上場しているので、金融商品取引所の取引時間内に、株式と同様に相場の動きを見ながら売り買いができる点です。
REIT(不動産投資信託)
REITは不動産投資信託とも呼ばれる金融商品です。投資家から集めたお金を収益不動産の購入にあて、その収益を投資家に分配するものです。ETFと同様に金融商品取引所に上場しているものは、通常の株式と同じように市場でいつでも売買が可能です。
FX(外国為替証拠金取引)
FXの正式名称は外国為替証拠金取引といいます。異なる通貨を売買することで、利益を確定する取引のことを言います。日本円や米ドルなど通貨の価値(レート)は常に変動しているので、その価格変動に着目し取引するのがFX取引です。
少額の資金で多額の投資資金を動かせ(レバレッジが効く)ますが、それは魅力でもあり損失リスクにもなります。
債券
債券は、国や地方公共団体、企業など(発行体)が、投資家からお金を借りるために発行する有価証券です。発行体はお金を返す期限の日(償還日)に借りたお金を支払います。それに加え、発行体は利息も支払います。簡単にいうと、投資家が発行体にお金を貸し付け、償還日まで(満期)に利息を、償還日に元本を返してもらう金融商品です。発行体の信用度によって、利率が変わるのが特徴です。
先物・オプション(デリバティブ)
「先物取引」はあらかじめ決められた日にちに決められた価格で商品取引を約束することです。その約束自体が金融取引になります。将来の約束の日が来た時点で、実際の商品の売買を行います。その差額によって、利益や損失が発生します。レバレッジが効くので小さな資金で大きなリターンを狙うことができますが、それは魅力でもあり損失リスクにもなります。
MMF・MRF
MRF・MMFは証券会社が提供する商品です。銀行の預金のような性質を持ちますが、銀行の預金とは異なります。「自動的に買付が行われるもの」をMRF「自分が申し込んで買付をするもの」をMMFといいます。イメージ上MRFは証券会社版の「普通預金」MMFは「定期預金」と考えれば良いでしょう。
不動産
収益不動産に投資する選択肢もあります。主に収益不動産のインカムゲイン(運用益=家賃収入等)やキャピタルゲイン(売却益)を狙って不動産を購入します。
小口の金融商品と比較するとまとまったお金が必要になりますが、株式投資やFXと違い、不動産の購入には金融機関からの融資が受けられるので、自己資金よりも大きな金額で収益物件を購入することができます。
ソーシャルレンディング
「ソーシャルレンディング」とは、簡単にいうと資金を集めたい(借り手)会社とお金を運用したい人(貸し手)をマッチングするサービスです。融資型クラウドファンディングとも呼ばれています。貸した資金に対する利回りと元本を回収できます。社債と比較すると手続きが煩雑でないのが企業側の利点です。
投資と言えば株や投資信託などがイメージされるかもしれませんが、実はその他にもさまざまな投資があります。それぞれにメリットやデメリットがありますので、まずはどういった種類があるのかを知り、自分の目的に合ったものを選んでいくということが重要に[…]
投資初心者おすすめの始め方
投資をこれから始めようとしている初心者の方にとっては、リスク・リターン等を考えた商品選びや、証券取引・FX取引ができる証券口座の開設の仕方等不明なことは多いと思います。
ここからは、注意点と証券口座開設について説明します。
投資を始める前の注意点
投資を始める前の注意点は大きく分けて2つあります。どんな商品にも大小さまざまなリスクはあります。自分が取れるリスクを検討しておきましょう。
資金は計画的に使う
投資に使えるお金はどれくらいあるのかということは必ず明確にしておきましょう。損失の可能性もあるので、生活費と投資金は別で考えることをおすすめします。もしものとき、自らの生活までも脅かされてしまうことになりかねません。
リスクは全てのことに伴う
常にさまざまなリスクを考えておきましょう。例えば、債券の中でも日本国債は元本がなくなるリスクは皆無ですが、発行体の日本が無くなってしまうリスクは0ではありません。
おすすめの始め方
自分の余裕資金とリスクについて考え、どのような投資対象に資金を投入するか決めたら、まず証券会社に証券取引口座を開設しましょう。
株式等の売買手数料のことを考えるのであれば、担当者が付かない代わりに売買手数料を安価で抑えられるネット証券をおすすめします。
NISA口座の開設をしていない人は忘れずに開設してください。基本的にマイナンバーの確認できる書類と本人確認書類・印鑑があれば口座開設は可能ですが、他に書類が必要になるケースもありますので忘れずに準備をしましょう。証券口座と紐付けされる銀行口座も必要なので銀行口座情報が確認できるものも忘れずに準備しておきましょう。
各証券会社のホームページに口座開設についてまとめてあるページがありますので、自分にあった証券会社を選択しましょう。
投資は難しいと思っている人がいるかもしれませんが、基本的なことを知っていれば決して難しいものではありません。ここでは投資初心者の人でも安心して投資を始めることができる始め方をおすすめしていきたいと思います。投資について詳しくはこちら[…]
【動画】投資とは?初めての人にも分かりやすく紹介!
ここまでで、投資の種類やおすすめの始め方を紹介しました。
動画でも投資の種類や始める前の注意点、おすすめの始め方をわかりやすく紹介しているのでぜひご覧ください。
初心者向け!投資の基本用語
ここからは、金融商品についての基本的な用語について説明していきます。基本的な用語のみを解説しますので、気になる方は他の用語も個別に調べてみましょう。
FXでの基本用語
FXの基本用語を紹介していきます。
スプレッド
スプレッドとは、為替レートの差額のことを言います。「日本円→米ドル」に適用されるレートと「米ドル→日本円」に適用されるレートの違いのことを指します。 FX会社の外貨交換手数料といったところで、低スプレッドの会社を選んだ方が有利になります。
通貨ペア
通貨ペアとは、交換する2国の通貨の組み合わせのことをいいます。米ドルと日本円を交換する際の通貨ペアは米ドル/日本円、ユーロと米ドルならユーロ/ドルとなります。表記もUSD/JPY=米ドル/日本円というように英語や日本語で表記される場合があります。主軸通貨(左側)を決済通貨(右側)で交換するというように表記の並び方にも意味があります。
レバレッジ
テコの原理を使えば小さな力でも重いものが持ち上げられるように、レバレッジを利用して自己資本は少量でも大きな資本を動かすことができるとい意味です。例えば、FXで10万円の証拠金で10倍のレバレッジで取引を行えば100万円分の投資をすることができます。
iDeCo(イデコ)の基本用語
iDeCoの基本用語を紹介していきます。
確定拠出年金
私的年金のことで、企業や加入者が毎月一定額の掛金を拠出して、自分で運用します。拠出した掛金でさまざまな運用先を選択できることが特徴です。運用成果次第では、将来受け取れる年金の額が拠出金を大きく上回ることも下回ることもあります。その中でも、iDeCoは個人で掛金の拠出金額を決めるもの、企業DCは基本的に企業が拠出金を出してくれるものです。
拠出限度額
「拠出限度額」とは、確定拠出年金に拠出できる一年間の掛金額のことを言います。企業型・個人型・加入者区分によって、年間に積み立てられる額は決まっています。
NISAの基本用語
NISAの基本用語を紹介していきます。
非課税期間
少額投資非課税制度は最大5年間の非課税期間が定められていて、この期間の売却益、配当金等が非課税となります。
非課税口座で保有している金融商品の5年後の取り扱いは以下の2種類から選びます。
・ロールオーバー
・課税口座への払い出し
ロールオーバーの場合は非課税投資枠を使用することになるので注意が必要です。
また、つみたてNISAでの非課税期間は最長20年となります。
非課税投資枠(非課税投資額)
一般NISA口座での非課税枠は毎年120万円づつ与えられます。つみたてNISAは40万円まで、ジュニアNISAは年間80万円まで非課税で投資することができます。未使用の非課税投資枠を翌年以降に持ち越すことはできません。
ソーシャルレンディングの基本用語
ソーシャルレンディングの基本用語を紹介していきます。
利回り
ソーシャルレンディングの大まかな利回りは次の方法で計算することができます。
年間利益÷投資額×100=利回り(%)
一般的に利回りが高いソーシャルレンディング投資はそれだけデフォルトのリスクもあると考えた方が良いでしょう。
償還金
償還金とは、ソーシャルレンディングで貸し出しした元本のことを言います。入金金額のどの部分が償還金かどの部分が後述する分配金か注意する必要があります。
分配金
分配金とはソーシャルレンディング投資において受け取ることのできる利益のことを言います毎月返済など分割返済型の場合は前述の償還金との混合をしないように注意が必要です。
投資信託の基本用語
投資信託の基本用語を紹介していきます。
基準価額
基準価額とは、投資信託を買付するときの値段です。株式投資の場合はリアルタイムの需給により株価が決定しますが、基準価額は1日1回のみ算出されます。一般的に投資信託は口数単位で売買されますので、多くの場合、基準価額は1口単位もしくは1万口単位で記載されています。
ポートフォリオ
投資信託におけるポートフォリオとは、投資信託の保有格資産の割合、および全体図のことを指します。簡単に言えば、投資信託の中身のことです。例えば、日本株に投資している投資信託であれば製造メーカーA社20%、サービス会社B社15%…というような組み合わせによってさまざまなポートフォリオがあります。
純資産額
純資産残高(純資産額)とは、大まかには投資信託の規模を表す数字のことです。どれだけその投資信託に資金が集まっているかや投資信託の成績を表す指標にもなり得ますので買付の前に確認することをおすすめします。純資産額が小さすぎるものはなるべく避け、資金の流入が緩やかに続いている投資信託を選択すると良いでしょう。
証券会社の基本用語
証券会社の基本用語を紹介していきます。
有価証券
有価証券とは、株式・債券・手形・小切手などを指し、有価証券そのものに財産的価値があります。
有価証券は譲渡することにより、その有価証券の持っている財産的権利を簡単に移転させることができますが、一般的に証券会社が取り扱う有価証券といえば、資本証券(株式・社債券など)を指します。
ディーリング・ブローキング
株式市場でディーリングとは、証券会社や銀行が自己資金で投資を行う取引のことです
これに対して、株式市場においてブローキングとは、顧客の料金と手数料で取引仲介を行うことです。
アンダーライティング・セリング
アンデーライティングとは証券会社が行う引受・売出し業務のことです。株式会社などが株式、債券、転換社債などを新たに発行するとき、投資家等に売り出すことを目的として証券会社が全部または一部を引き受ける業務を引受といい、既存の株式などの場合は売出しと言います。
そして、新たに売り出す上記の金融商品を投資家に広く買ってもらうように営業することをセリングと言います。
アンダーライティングでは、売れ残った株式などを引き取る必要があり、セリングではそれがありません。
投資をしていく上で知っておかなければならない投資の種類や方法があるのですが、その中に投資の基本用語というものがあります。専門用語のようなものですが、慣れている人は当たり前のように使ってくるので知っていないと情報を正しく得ることができない場[…]
リスクとリターンとは?
当然ですが金融商品等への投資は元本が保証されているものはありません。ときには投資した元本を毀損してしまうこともあり、大小さまざまなリスクが考えられます。
しかしながら、リスクを取らなければ大きなリターンは得られないので、リスクについて理解する必要があります。
ご存知の方も多いと思いますが、投資で得られる収益のことをリターン、その振れ幅のことをリスクと言います。
皆さんのイメージではリスクとは「危険度」だと思っている方も多いと思いますが、正確には「振れ幅」のことを指します。
値動きの激しい株式の銘柄は穏やかな銘柄と比べリスクが高いということになります。他にも地政学リスク・信用リスクなどさまざまなリスク要因があります。
リスクとリターンは表裏一体の関係で、ハイリスク・ハイリターン/ローリスク・ローリターンという傾向があります。高い収益性が見込まれるものに投資する場合は、どのようなリスクがあるかを調べておくことをおすすめします。
投資には色々な種類があり、大きなリターン(利益)を生み出すものもあります。しかし同時に資産が減ってしまうというリスクも存在します。重要なことはリスクとリターンのバランスを考えて、目的に合った投資を行うということなのです。ここでは投資の[…]
投資ファンドとは?
投資ファンドとは、機関投資家や個人から集めた資金を運用、投資するシステムのことを指します。投資のプロのことと言い換えてもいいでしょう。投資して得られた配当や売却益等の運用益は投資家に分配されます。さまざまなテーマごとに投資をしていて、一般的にはファンドの投資対象によって分類がなされます。
元々、ファンドは「基金」という意味ですが、現在では資産運用会社を指す言葉であったり、金融商品を指す言葉であったり広義で使われています。混合してしまうようですが、「投資信託」もファンドということが出来ます。公募か私募かによっても分類することができ、証券会社で買い付けできるような投資信託は公募投資ファンドと言われ、投資家が限定されているものは私募投資ファンドと言われます。
投資ファンドの種類
ここでは、投資ファンドの種類を紹介します。
証券投資信託
証券投資信託とは株式や債券のような有価証券を主たる投資商品としてポートフォリオに組み込んでいる投資信託のことを言います。
株式投資信託(ほぼポートフォリオのすべてが株式)・株式には投資しないと定められている公社債投資信託やMRF・MMFも証券投資信託の1つです。証券取引所に上場しているETFもその中身が有価証券であれば、証券投資信託に該当します。
ヘッジファンド
ヘッジファンドとは、基本的には私募投資ファンドと呼ばれ、大口投資家等が投資をしているものが多いです。一般的な投資信託と異なり、利益の追求に重きを置いています。リスクヘッジをしながら利益を追求することからヘッジファンドと呼ばれています。手数料に関しても、一般的な投資信託とは異なり、成功報酬型を採用しているヘッジファンドが多く、どんな相場環境においても利益を積み重ねられるように運用方針が柔軟な場合が多いです。
アクティビストファンド
アクティビストファンドとは、ヘッジファンドの中でも自ら企業に働きかけ収益を追求するファンドです。
物いう株主とも言われるアクティビストファンドは、一定以上の株式を保有して株主総会の議決権を行使し、積極的に経営に関わることで、企業収益の最大化を目指します。企業に助言をしながら成長の手助けをし、ファンドの利益を最大化を目指すファンドと言えます。
ベンチャー(キャピタル)ファンド
ベンチャー(キャピタル)ファンドとは、上場していない未公開の企業に投資を行うファンドです。
ベンチャー企業に投資を行い、投資企業のIPO(上場)、M&Aによる売却などで投資資金を回収します。創業間もないベンチャー企業にとっては事業を拡大するための資金を調達でき、資金供給はありがたいものです。投資先の企業がIPOやM&Aした場合にはファンドが投資した金額より何倍もの利益がもたらされることが多いのが特徴です。
バイアウトファンド
バイアウトファンドとは比較的成長性が落ち着いた成熟産業の企業等を標的に、企業全体もしくは事業部門の買収を通じて経営権を保有し、企業価値の向上を成し遂げた後に株式を売却し、利益を得るファンドです。投資家からお金を集め、成熟企業の成長や合理化を通して投資資金を回収するとも言えます。後述する企業再生ファンドと似ていますが、バイアウトファンドの場合は成熟企業をターゲットにしています。
企業再生ファンド
企業再生ファンドとは、投資家から集めた資金を用いて経営不振に陥った企業の立て直しを行うファンドです。バイアウトファンドと異なるのは経営が傾いている比較的安い企業の経営権を取得し、再生することで莫大な利益を得ることができるという点です。しばしば「ハゲタカ」と形容されます。民間の企業再生ファンドのみならず、国が運営する「地域経済活性化支援機構」も企業再生ファンドとして有名です。
「投資ファンド」という言葉を聞いたことはあるものの詳しくは知らない、という人がいるかもしれません。その名前の通り「投資」の種類なのですが、知らないことで投資のチャンスを逃してしまっているかもしれませんし、投資している人もさらに効率の良い投[…]
少額投資は初心者でも簡単!
初心者であれば、投資をする際に大きなお金を動かす必要はありません。少額投資で金融商品等の投資に触れることは、将来に大きな資金で投資する際の練習にもなります。損失が発生しても少額と割り切ることができるので、初めに少額の投資から始めてみるのも良いでしょう。自分の得意な投資商品も知ることが出来ますし、自分なりの投資ルールを作るのにも少額投資はピッタリですね。
投資は実際に体験してみないと、売買のタイミングや相場の感覚がわからないので、とりあえず投資を始めたい方は後述のアプリやサービスをおすすめします。
ロボアドバイザーとは?
ロボアドバイザーとは、AIが商品選びや資産運用のアドバイスなど自動で資産運用してくれるシステムです。自分に合った資産運用プランを提案してくれます。投資初心者の場合でも、ロボアドバイザーがサポートしてくれるので安心して投資を始めることができます。
ロボアドバイザーは次の2種類に分けることができます。自分に合ったロボアドバイザーを見つけてみましょう。
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アドバイス型とは、いくつかの質問に答えるとAIによる投資のアドバイスが受けられます。
投資一任型と異なるのは、ロボアドバイザーのアドバイスを元に運用自体は自分自身で行うということです。銘柄選びや売買は最終的には自分で判断して行うため初心者の場合は投資一任型がおすすめです。
自分以外の第三者のアドバイスを参考に投資をしたいという場合は便利です。
投資におすすめのアプリ
最近では投資をする際にスマートフォンアプリやwebサービスを利用することが増えています。操作もわかりやすく、相場や自分が買付をした金融商品・ウォッチしている金融商品の確認も容易に出来ますので活用してみてください。
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楽天証券のアプリ「iSPEED」は取引に必要な機能だけでなく、相場に関するニュースも取得することができるサービスです。使いやすさ、情報量、どれをとってもPCで取引するのと大差ない使用感があります。特に15種類のテクニカルチャートを参照できるので、チャートを分析して投資してみたい方にはピッタリです。フルに機能を使うには楽天証券の口座開設が必要になりますが、本格的に銘柄を選んで投資をしたい方におすすめです。
One Tap BUY(ワンタップバイ)
3タップで株取引ができる「One Tap BUY」はその買い付けの便利さだけではなく、米国株投資や積立、日本株CFDにまで対応しています。公式サイトでは、少額投資家向け、中長期投資家向け、などさまざまな使用者に合わせた使い方が記載されています。買い付けの手軽さはもちろん、痒いところに手が届くようなサービスを展開しています。スマホ専用証券・金額指定買付・1000円からの投資が可能なので、スマホで投資したい方におおすすめです。
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「マメタス by WealthNavi」はロボアドバイザーWealthNaviが賢くおつりを運用してくれるサービスです。ついつい蔑ろにしてしまう買い物のおつりですが、マメタスにはおつりを楽しくためる仕組みが多くあり、たまったおつりを自動運用してくれます。毎日少額を積み立てるデイリー積立等の昨日も充実しており、あまり頻繁に相場を見れない人でもおつりで簡単に投資を始めることができます。少し、自分はズボラかな?と感じている人にはおすすめの投資サービスです。
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FANTAS funding
FANTAS fundingは1万円から不動産投資ができる、不動産投資型クラウドファンディングです。空き家が投資対象になっているので、昨今問題になっている空き家問題の解決としての社会貢献にもなりますし、現状では投資効果も高いです。手軽に不動産投資をしたい場合にはおすすめです。
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株式投資アプリ以外のおすすめ
先ほど株式投資におすすめのアプリを紹介しましたがそれ以外のおすすめを紹介します。
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初心者の方も投資を始めてみよう!
さまざまな投資商品について紹介し、解説をしてきました。一見難しそうな投資ですが、自分でリスクについて学び、商品について学び、日常の生活に少しの注意を払うだけで投資は身近なものになります。現在では少額からの投資の仕組みも多く世に出ています。少ない資金で始めても、利益が出ると嬉しいものです。自分なりの投資のルールを確立するのも楽しいですし、何より投資を通じて世の中のことが少しわかるようになります。投資は資産形成のためのものではないのです。これを機に投資が初めてという方もNISA等を活用して投資を始めてみてはいかがでしょうか。