最近、主婦や学生でも始める方が増えてきたという「FX」。
自分もやってみたいと思っている方も多いのではないでしょうか?
しかし、
「そもそもFXがどういう仕組みなのか分からない」
「何から始めればいいの?」
「どうやって稼ぐの?」
という疑問が出てきますよね。
また、専門用語が多くて難しそうと感じている方もいらっしゃるかもしれません。
今回は、FXとは何か、知っておきたいFXの基本用語、FXの始め方からおすすめのFX口座まで徹底的に解説します。
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BITDAYS編集部がおすすめするFX口座を紹介します。
GMOクリック証券
GMOクリック証券の特徴
・業界最狭水準スプレッド
・高性能で使いやすい取引ツールが便利
・「三井住友銀行」「みずほ信託銀行」「三井住友信託銀行」「日証金信託銀行」の4行と顧客区分管理信託契約を締結しているため、万一GMOクリック証券が破綻したとしても資産は守られる
GMOクリック証券のスペック
取引手数料 | 無料 |
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通貨ペア数 | 20ペア |
対応通貨 |
米ドル/円、ユーロ/円、英ポンド/円、豪ドル/円、NZドル/円、カナダドル/円、スイスフラン/円、南アフリカランド/円、トルコリラ/円、ユーロ/米ドル、英ポンド/米ドル、豪ドル/米ドル、NZドル/米ドル、ユーロ/英ポンド、ユーロ/豪ドル、英ポンド/豪ドル、米ドル/スイスフラン、ユーロ/スイスフラン、英ポンド/スイスフラン、メキシコペソ/円 |
スプレッド |
USD/JPY 0.2銭 |
レバレッジ | 最大25倍 |
ロスカット | 証拠金維持率が50%を下回った場合 |
特典 | 新規口座開設で最大30,000円キャッシュバック |
DMM FX
DMM FXの特徴
・高性能システムで人気の取引ツール
・業界最狭水準のスプレッド
・各種取引手数料が無料
・初心者でも安心!電話やメールに加え、FX業界初のLINEによる問い合わせにも対応
DMM FXのスペック
運営会社 | 株式会社DMM.com証券 |
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取引手数料 | 無料 |
通貨ペア数 | 20ペア |
対応通貨 |
USD/JPY(米ドル/円)、EUR/JPY(ユーロ/円)、GBP/JPY(ポンド/円)、AUD/JPY(豪ドル/円)、NZD/JPY(ニュージードル/円)、CHF/JPY(スイスフラン/円)、CAD/JPY(カナダドル/円)、ZAR/JPY(南アフリカランド/円)、EUR/USD(ユーロ/米ドル)、GBP/USD(ポンド/米ドル)、AUD/USD(豪ドル/米ドル)、NZD/USD(ニュージードル/米ドル)、EUR/GBP(ユーロ/ポンド)、USD/CHF(米ドル/スイスフラン)、USD/CAD(米ドル/カナダドル)、EUR/AUD(ユーロ/豪ドル)、EUR/NZD(ユーロ/ニュージードル)、EUR/CHF(ユーロ/スイスフラン)、GBP/AUD(ポンド/豪ドル)GBP/CHF(ポンド/スイスフラン) |
スプレッド |
USD/JPY EUR/JPY GBP/JPY AUD/JPY |
レバレッジ | 25倍で固定 |
ロスカット | 取引証拠金の100% |
キャンペーン | 新規口座開設+500Lot新規取引で20,000円キャッシュバック |
外為オンライン
外為オンラインの特徴
・簡単な設定で自動で注文を繰り返す「iサイクル注文」が便利
・豊富な情報コンテンツや無料セミナーを利用できる
・初心者からエキスパートまで、誰もが使いやすく親しみやすい取引システム
外為オンラインのスペック
運営会社 | 株式会社外為オンライン |
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取引手数料 | 0円(iサイクル注文、サイクル2取引は20円) |
通貨ペア数 | 26ペア |
対応通貨 |
米ドル/円、ユーロ/円、英ポンド/円、豪ドル/円、NZドル/円、カナダドル/円、スイスフラン/円、南アフリカランド/円、トルコリラ/円、ユーロ/豪ドル、ユーロ/カナダドル、ユーロ/スイスフラン、ユーロ/英ポンド、ユーロ/NZドル、ユーロ/米ドル、NZドル/米ドル、米ドル/カナダドル、メキシコペソ/円、英ポンド/豪ドル、英ポンド/スイスフラン、英ポンド/NZドル、英ポンド/米ドル、豪ドル/スイスフラン、豪ドル/NZドル、豪ドル/米ドル、米ドル/スイスフラン |
スプレッド |
米ドル/円:1point ユーロ/円:2point 英ポンド/円:3point 豪ドル/円:3point NZドル/円:6point カナダドル/円:5point スイスフラン/円:5point |
レバレッジ | 1倍~約25倍の範囲で調整可能 |
キャンペーン | 口座開設完了した日から90日間、iサイクル注文・サイクル2取引の手数料無料 |
みんなのFX
みんなのFXの特徴
・業界最狭水準のスプレッド
・約定率99.9%で安心して取引できる
・投資に関する質問にマンツーマンで講師が答えてくれるプライベートレッスンを用意
・24時間サポートのコールセンター
みんなのFXのスペック
運営会社 | トレイダーズ証券株式会社 |
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取引手数料 | 無料 |
通貨ペア数 | 27ペア |
対応通貨 |
USD/JPY(米ドル/円)、EUR/JPY(ユーロ/円)、GBP/JPY(ポンド/円)、AUD/JPY(豪ドル/円)、NZD/JPY(ニュージードル/円)、CHF/JPY(スイスフラン/円)、CAD/JPY(カナダドル/円)、ZAR/JPY(南アフリカランド/円) 、TRY/JPY(トルコリラ/円)、MXN/JPY(メキシコペソ/円)、EUR/USD(ユーロ/米ドル)、GBP/USD(ポンド/米ドル)、AUD/USD(豪ドル/米ドル)、NZD/USD(ニュージードル/米ドル)、EUR/GBP(ユーロ/ポンド)、EUR/AUD(ユーロ/豪ドル)、GBP/AUD(ポンド/豪ドル)、USD/CHF(米ドル/スイスフラン)、EUR/CHF(ユーロ/スイスフラン)、GBP/CHF(ポンド/スイスフラン) |
スプレッド |
・米ドル/円:0.2銭 |
レバレッジ | 25倍で固定 |
キャンペーン | 新規口座開設キャンペーンで最大50,000円キャッシュバック |
FXプライムbyGMO
FXプライムbyGMOの特徴
・大手のGMOグループが運営
・初心者向けツール「ぱっと見テクニカル」で未来の値動きを予想できる
・為替のプロが解説するオンラインセミナーが毎週開催されている
・たった5,000円からスタートできるので安心
FXプライムbyGMOのスペック
運営会社 | 株式会社FXプライムbyGMO |
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取引手数料 | 1万通貨以上:無料 1万通貨未満:3銭 |
通貨ペア数 | 20ペア |
対応通貨 |
米ドル/円、ユーロ/円、英ポンド/円、豪ドル/円、NZドル/円、カナダドル/円、スイスフラン/円、シンガポールドル/円、香港ドル/円、南アフリカランド/円、トルコリラ/円、メキシコペソ/円、ポーランドズロチ/円、ユーロ/米ドル、英ポンド/米ドル、豪ドル/米ドル、NZドル/米ドル、ユーロ/英ポンド、ユーロ/豪ドル、英ポンド/豪ドル |
スプレッド ※例外あり |
USD/JPY 0.3銭 ※1shot 50万通貨以下の場合 |
レバレッジ | 最大25倍 |
ロスカット | 時価評価総額が使用中保証金の80%(=維持率が80%)を下回っていた場合、お客様の保有するすべての未決済ポジションを決済します。 |
キャンペーン | ・新規口座を開設で最大50万5,000円キャッシュバック ・口座開設の翌月末以降にキャンペーン応募で高級カタログギフトプレゼント |
※キャンペーン内容については6月30日時点のFXプライムbyGMO公式サイトの情報を参照しています。
FXブロードネット
FXブロードネットの特徴
・取引コストが安い
・利用料はすべて無料の使いやすい取引ツール
・少額から取引可能
FXブロードネットのスペック
運営会社 | 株式会社FXブロードネット |
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取引手数料 | 無料 |
通貨ペア数 | 24ペア |
対応通貨 |
米ドル/円、ユーロ/円、英ポンド/円、豪ドル/円、NZドル/円、カナダドル/円、スイスフラン/円、南アフリカランド/円、ユーロ/米ドル、英ポンド/米ドル、豪ドル/米ドル、NZドル/米ドル、米ドル/カナダドル、米ドル/スイスフラン、ユーロ/英ポンド、ユーロ/豪ドル、ユーロ/NZドル、ユーロ/カナダドル、ユーロ/スイスフラン、英ポンド/豪ドル、英ポンド/NZドル、英ポンド/スイスフラン、豪ドル/NZドル、豪ドル/スイスフラン |
スプレッド |
USD/JPY (米ドル/円) 0.2銭 |
レバレッジ | 最大25倍 |
キャンペーン | 店頭FXの口座開設で最大20,000円キャッシュバック |
LIGHT FX
LIGHT FXの特徴
・業界最狭水準のスプレッドは原則固定なので安心して取引できる
・トルコリラ/円(TRY/JPY)、メキシコペソ/円(MXN/JPY)、南アフリカランド/円(ZAR/JPY)が高金利
・24時間のコールセンターを完備
LIGHT FXのスペック
運営会社 | トレイダーズ証券株式会社 |
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取引手数料 | 無料 |
通貨ペア数 | 27ペア |
対応通貨 |
USD/JPY(米ドル/円)、EUR/JPY(ユーロ/円)、GBP/JPY(ポンド/円)、AUD/JPY(豪ドル/円)、NZD/JPY(ニュージードル/円)、CHF/JPY(スイスフラン/円)、CAD/JPY(カナダドル/円)、ZAR/JPY(南アフリカランド/円)、TRY/JPY(トルコリラ/円)、MXN/JPY(メキシコペソ/円)、EUR/USD(ユーロ/米ドル)、GBP/USD(ポンド/米ドル)、AUD/USD(豪ドル/米ドル)、NZD/USD(ニュージードル/米ドル)、EUR/GBP(ユーロ/ポンド)、EUR/AUD(ユーロ/豪ドル)、GBP/AUD(ポンド/豪ドル)、USD/CHF(米ドル/スイスフラン)、EUR/CHF(ユーロ/スイスフラン)、GBP/CHF(ポンド/スイスフラン) |
スプレッド |
米ドル/円:0.2銭 |
レバレッジ | 25倍で固定 |
キャンペーン | 新規口座開設+取引で最大50,000円キャッシュバック |
みんなのシストレ
みんなのシストレの特徴
・自身の代わりに優秀なストラテジーが自動売買してくれる(上級トレーダーと同様の取引ができる)
・自動売買プログラムは350種類
・パソコンはもちろんスマホ専用アプリでも取引可能
みんなのシストレのスペック
運営会社 | トレイダーズ証券株式会社 |
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取引手数料 | 無料 |
通貨ペア数 | 27ペア |
対応通貨 |
USD/JPY(米ドル/円)、EUR/JPY(ユーロ/円)、GBP/JPY(ポンド/円)、AUD/JPY(豪ドル/円)、NZD/JPY(ニュージードル/円)、CHF/JPY(スイスフラン/円)、CAD/JPY(カナダドル/円)、ZAR/JPY(南アフリカランド/円) 、TRY/JPY(トルコリラ/円)、MXN/JPY(メキシコペソ/円)、EUR/USD(ユーロ/米ドル)、GBP/USD(ポンド/米ドル)、AUD/USD(豪ドル/米ドル)、NZD/USD(ニュージードル/米ドル)、EUR/GBP(ユーロ/ポンド)、EUR/AUD(ユーロ/豪ドル)、GBP/AUD(ポンド/豪ドル)、USD/CHF(米ドル/スイスフラン)、EUR/CHF(ユーロ/スイスフラン)、GBP/CHF(ポンド/スイスフラン) |
キャンペーン | 新規口座開設キャンペーンで最大50,000円キャッシュバック |
マネーパートナーズ
マネーパートナーズの特徴
・「パートナーズFX」か「パートナーズFX nano」、タイプに合わせて2つのコースから選べる
・現金がなくてもFX取引可能!株券を証拠金として利用できる
・「パートナーズFX nano」ならわずか100円でFXが始められる
・多機能型のハイスペック取引ツールが便利
マネーパートナーズのスペック
運営会社 | 株式会社マネーパートナーズ |
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取引手数料 | 無料 |
通貨ペア数 |
・パートナーズFX:20ペア |
対応通貨 |
USD/JPY(米ドル/円)、EUR/JPY(ユーロ/円)、GBP/JPY(ポンド/円)、AUD/JPY(豪ドル/円)、NZD/JPY(ニュージードル/円)、CHF/JPY(スイスフラン/円)、CAD/JPY(カナダドル/円)、ZAR/JPY(南アフリカランド/円) 、TRY/JPY(トルコリラ/円)、MXN/JPY(メキシコペソ/円)、EUR/USD(ユーロ/米ドル)、GBP/USD(ポンド/米ドル)、AUD/USD(豪ドル/米ドル)、NZD/USD(ニュージードル/米ドル)、EUR/GBP(ユーロ/ポンド)、EUR/AUD(ユーロ/豪ドル)、GBP/AUD(ポンド/豪ドル)、USD/CHF(米ドル/スイスフラン)、EUR/CHF(ユーロ/スイスフラン)、GBP/CHF(ポンド/スイスフラン) |
レバレッジ | 最大25倍 |
ロスカット |
・パートナーズFX:証拠金維持率40% |
キャンペーン | 新規口座開設で最大100,000円キャッシュバック! |
YJFX!(ワイジェイFX)
運営会社 | ワイジェイFX株式会社 |
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通貨ペア数 | 25 |
スプレッド |
米ドル円:0.2銭 |
最小取引単位 |
USD、EUR、AUD、NZD、GBP、CHF、CADの場合:1,000通貨 |
キャンペーン | 新規口座開設+取引で最大27,000円キャッシュバック |
LINE FX
LINE FXの特徴
経済指標や急な価格変動もLINEで通知してくれるので使いやすいと評判です。
業界最狭水準のスプレッドを誇り、取引手数料や出金手数料をはじめ、ロスカット手数料や即時入金手数料など、あらゆる手数料が無料になっているのも魅力です。
サポート体制も充実しており、AIチャットや問い合わせフォームで無料で相談可能。初心者でも安心して取引を始められます。
LINE FXのスペック
運営会社 | LINE証券株式会社 |
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投資対象 | FX |
最低取引単位 | 全通貨で最低取引単位は1万通貨が1取引単位 |
手数料 | あらゆる手数料がすべて無料 |
専用アプリ | あり |
FXとは?
「FX」は「Foreign Exchange」の略で、「外国為替証拠金取引」のことをいいます。ドルやユーロなど外国の通貨を売買し、その差額を利益とする取引です。
基本は「通貨の価値が安くなったときに買い、高くなったときに売る」ということ。
例えば、1ドル=90円のときに日本円から米ドルに両替して、1ドル=100円になったときに米ドルから円に戻せば10円の利益が出ます。もし1万ドルを買っていたとすれば、1ドルあたり10円しか上がらなくても、全体では10万円の利益を得ることになるのです。
FXでは経済指標の見方を知ると良い
FXで大切なことは経済の流れを観察し、動きを敏感に感じ取ることだと言えます。そして経済の流れを知るうえで助けになるのが「経済指標」です。
世界では日々多数の経済指標が発表されていますが、すべての指標を見る必要はなく、マーケット参加者たちの多くが注目する一部の指標を見ればいいでしょう。FXで重要な経済指標として「GDP(国内総生産)」、「米国雇用統計」、「小売売上高」、「鉱工業生産」、「各種景況感指数」、「ADP雇用統計」、「FOMC」などがあります。
為替レートの動きを予想し、その予想通りとなれば大きな利益を得ることができるFX。 為替レートは日本や世界の経済の流れを刻々と織り込みながら変化していきます。 そのため、FXで一番大事なことは経済の流れをよく観察し動きを敏感に感じ取ることと言[…]
積立FXとは?
SBIFXトレードには、積み立てるFX「積立FX」というものもあります。
銀行に定期預金するような感覚で、定期的に自動で売買します。買ったあとは長期保有してスワップポイントを得る手法なので、忙しく値動きを見るのが苦手な方に向いています。
買い付けの頻度は、毎日・週1回・毎月の3種類から選べます。
FX取引はリスクが大きいという面がありますが、初心者でも安心して取り組めるFXサービスがあります。定期的に通貨を購入する「積立FX」です。 これはFX特有の値動きの大きさを、ドルコスト平均法による購入方法によってリスク分散できる投資方法とな[…]
FXのメリットとデメリット
FXのメリット
なぜFXが人気なのでしょうか?
ここでは、FXのメリットや魅力を紹介します。
少ない資金でも大きな投資が可能(レバレッジ取引)
FXの最大の魅力とも言われるのが「レバレッジ」です。
より大きな利益を出すためには多くの資金が必要となりますが、FXでは手元に大金が少なくてもレバレッジをかけることで大きな取引が可能に。
レバレッジ倍率はFX会社によってさまざまですが、自己資金の25倍もの投資を行うこともできます。
→詳しくは用語解説の「レバレッジ」をチェック!
24時間いつでも取引が可能
株の場合、取引できる時間が証券取引所が開いている時間に合わせて平日の09:00から15:00までと決まっています。
しかし、FXは株とは違って平日なら24時間いつでも取引可能です。
FXは相場が下がっていても利益が出せる
株など通常の取引では、買ったときよりも値が上がった時点で売って利益を出しますが、FXでは値が下がっている相場でも利益を出すことができます。
つまり、FXなら円安や円高、不況といったどんな相場においても稼ぐチャンスがあるのです。
なぜかというと、FXは「外貨を買う」という取引から始めるだけでなく、先に「外貨を売る」ところから始めて「後で買い戻す」ことが可能だからです。
通常は1ドル=90円で買い、1ドル=100円のところで売り、10円の利益を得ます。これが「買ってから売る」という一般的な投資方法ですが、FXでは、1ドル=110円のときに現実には保有していないドルを売り、1ドル=100円になったところでドルを買い戻し、10円の利益を得ます。これは「売りってから買う」というFXならではの特殊な取引なのです。
FXは値動きの方向(トレンド)に関係なく利益を上げることができるため人気を集めています。
スワップ金利(スワップポイント)で利益が出せる
FXにも「金利」が存在します。つまり、外貨を買って持っているだけで預金金利のように資金を増やすことができるのです。
これは「スワップポイント」と呼ばれ、その値はFX会社によって異なります。高額なスワップポイントを提供しているところで口座開設をし、スワップポイントで稼ぐという手もあります。
→詳しくは用語解説の「スワップポイント」をチェック!
FX業者が倒産したとしても資金は守られる
もし、自分が取引しているFX会社が倒産してしまったらどうなるでしょうか?
以前は、利用者の預入資産はほとんど戻ってこない可能性がありました。
これを受けて、2010年からFXでは、顧客の資産をFX業者の資産と分別した上で、信託銀行に保管することが義務付けられました。「信託保全」といい、FXの投資資金を銀行に託すことによって、万が一その業者が倒産をしたとしても、銀行を通じて投資資金が返却される仕組みです。
つまり、FX業者が経営破綻することを恐れず資産を預けることができるので、FXは極めて安全性が高いと言えます。
FXのデメリット
メリットの多いFXですが、注意しておくべき点もあります。
ここからはFXのデメリットを紹介。事前にしっかりと学ぶことでリスクも回避できるので要チェックです。
高いレバレッジによる大きな損失が生じる可能性がある
FXはレバレッジによって自己資金以上の金額を投資することができます。利益が大きくなる反面、損失も大きくなる可能性があるのです。
例えば10倍のレバレッジをかけていた場合、上手くいけば利益は10倍となりますが、損失が10倍になるリスクもあります。
大きな損失を出す可能性も十分に考え、無理のない範囲で取引を行うようにしましょう。
寝ている間も動く相場
24時間取引が可能ということは、自分が寝ている間も相場が動いているということになります。しかし、24時間ずっと取引画面に張り付いているわけにはいきません。仕事中も気になって仕方がない、夜も眠れないということにならないよう気をつけましょう。
また、見ていない間に大きな値動きがあり、思わぬ損が出てしまうのを防ぐためにも世界経済やFXの仕組みについて理解しておくことが大切です。
【動画】FXとは?メリット・デメリットやFX事業者/口座比較など初心者にわかりやすく解説
ここまで解説したようにFXにはさまざまなメリットや特徴があります。
動画でも詳しく解説しているのでぜひご覧ください。
FXを始める前に知っておきたい用語
「FXは専門用語がよく分からない…」という方も多いですよね。
ここでは、FXを始める前に知っておくべき基本用語を解説します。
チャート
FXや株などの取引において、「チャート」とは相場の動向をグラフに表したものを指します。つまり、価格が上がっているのか下がっているのか、日々の値動きを視覚的に確認し、解析・予想することができます。
一般的に使われるチャートの種類として、「バーチャート」「ラインチャート」「ローソク足チャート」「平均足チャート」などがあります。
ポジション
ポジションとは、外貨の保有を表します。取引が約定して、外貨を買っている状態・または売っている状態を「ポジションを持っている」といいます。
ロングとショート
FXでは、買い注文は「ロング」、売り注文は「ショート」といいます。「買い」から入った場合は「ロング・ポジション」、「売り」から入った場合は「ショート・ポジション」となります。ロングポジションでは安いときに買って高く売ることで利益を出し、ショートポジションでは高いときに売って安く買い戻すことで利益を出します。
FXは証拠金取引という形なので、少額から始めることができます。これから資産形成をしようという方も手軽に始めることができるのです。 そこで今回は、新たにFXを始めたいと考えている方に向けて、FXの基本を解説します。 まずは「ポジションを建てる[…]
通貨ペア
通貨ペアとは、FX取引で売買する2国の通貨の組み合わせのことです。
例えば「米ドル/日本円(USD/JPY)」や「ユーロ/ポンド(EUR/GBP)」のように、「/」で区切って通貨ペアを表します。
ちなみに、左側は「基軸通貨」と呼ばれ、購入する通貨を意味しています。 一方、右側を「決済通貨」と呼び、支払う通貨を意味しています。つまり、「米ドル/日本円」の場合、「ドルを円で売り買いする」ということになります。
スプレッド
FXには「買値(ASK)」と「売値(BID)」の2つの値段があります。
例えば、為替レートのニュースで「現在の外国為替市場は1ドル90円50銭から53銭の間で取引されています。」といった表現が聞いたことがあるかと思いますが、これは1ドルを買う場合の値段が90円50銭、1ドルを売る場合の値段が90円53銭という意味です。
スプレッドとは、このような「売値と買値の差」を指します。
FX取引をする以上、事業者に強制的に支払うことになるため「手数料」だと理解しておくといいでしょう。
つまり、スプレッドが小さければ小さいほど利益を出しやすくなります。スプレッドはFX会社によって異なるので要チェックです。
「銭」と「pips」
多くの場合、スプレッドの単位には「銭」が使われていますが、「pips(ピップス)」が使われることもあります。
「銭」で表されるのは、取引する通貨ペアの対象が「外貨/日本円」の場合です。つまり、取引する通貨ペアのどちらかが日本円の場合は、スプレッドは「銭」という単位を使うことになります。しかし、「ユーロ/ポンド」のように、通貨ペアが日本円以外の場合、共通の単位として「pips(ピップス)」が使われるのです。
Lot(ロット)
FXの取引単位は「Lot(ロット)」という呼び方をすることがあります。
こちらもFX会社によって異なりますが、1 Lot(ロット)あたり1万通貨というのが一般的です。つまり、10万通貨は10 Lot、1,000通貨は0.1 Lotと呼びます。
スワップポイント
スワップポイントとは、預金金利のようなものです。外貨を買って持っているだけで資金を増やすことができます。
通貨にはそれぞれの国が設定した金利が存在し、日本の場合はたったの年0.1%しか金利がつきません。しかし、トルコの場合は年8.0%という超高金利なのです。例えば、トルコリラのような高金利の通貨を買って日本円のような低金利の通貨を売るという取引を行った場合、2国間の金利の差額分「7.9%」を利益として受け取ることができます。
正しくは、FXで売買を行ったときに発生する2国間の金利の差が「スワップポイント」というわけです。
FXでは、毎日付与されるスワップポイントで稼ぐこともできます。
レバレッジ
FXの最大のメリットとしても紹介した「レバレッジ」。実際に保有している資金よりも大きな金額の取引ができることをいいます。
レバレッジとは、そもそも「てこの原理」です。小さい力で大きな力を生み出す「てこ」のように、レバレッジを設定するだけで保有する資金の何倍もの金額の取引を行うことができるのです。つまり、資金が10万円だったとしても、10倍のレバレッジをかけて100万円の取引ができるようになります。小さな資金で大きな利益を得られる可能性がありますが、その反面、失敗すれば多額の損失を出すことになるのでレバレッジ倍率の設定は慎重に行いましょう。
少ない資金で大きな利益が得られるチャンスのあるFX。 多くの投資家に人気のFX取引に必要不可欠な「レバレッジ」という仕組みがあります。 FXにおいてレバレッジは必須知識であるため、レバレッジとはどういうものなのか、そしてどのようなメリット・[…]
含み損・含み益
FXにおいて、保持しているポジションに損失が出ているのか利益が出でいるのかを指し示すのが「含み損」と「含み益」です。
保持しているポジションに損失が出ている場合は「含み損」、逆に保持しているポジションに利益が出ている場合は「含み益」といいます。
ここでは、FXの売買差益によって利益を得るための基礎知識を解説します。 FXとは?メリット・デメリットやFX事業者や口座比較など初心者に分かりやすく解説 目次 1 FXとは2 FXの「含[…]
証拠金
証拠金取引とは、資金を担保にして行う取引のことを指します。つまり、「証拠金」とは担保するお金のことです。
FXの中では「必要証拠金」という言葉もありますが、これはポジションを注文する際に最低必要となる預金のことです。必要証拠金は、為替レートの水準や選択したレバレッジコースにより変動します。
必要証拠金率とレバレッジは裏表の関係にあり、「必要証拠金率 = 1/レバレッジ倍率」となっています。つまり、レバレッジ倍率が5倍のときの必要証拠金は取引金額の20%、25倍のときのは4%となります。
また、証拠金の残高の割合を「証拠金維持率」といいます。
余剰金
余剰金とは、口座にある資金から証拠金を差し引いた残高、つまり自由に使えるお金のことです。
例えば、10万円の資金を預けて、1万通貨で証拠金が40,000円必要な通貨ペアを購入したとします。そこでポジションに含み益が1万円出たなら、余剰金は70,000円になります。逆に、含み損が1万円出たとすれば、余剰金は50,000円になります。
ロスカット
FXには、利用者の資産を守るため、ある一定の損失が発生した際に、これ以上損失が大きくならないよう強制的に取引を終了させることがあります。
各FX会社は証拠金維持率という数字を設定しており、含み損が大きくなって一定水準以下になった場合に強制決済するのが「ロスカット」という仕組みです。「マージンカット」と呼ばれることもあり、このロスカット・ルールが設けられていないと、預け入れた資産をすべて失うばかりか、追加払いしなければならない可能性も出てきます。
デフォルト
デフォルトとは、簡単に言えば「債務不履行」のことです。債券の発行元が債券の元利金の支払いを返済できなくなることを表します。
FX取引をしていると何かと専門用語が出てきますが、相場をみたり、情報収取をする際に際に役立つ知識です。今回は「デフォルト」について説明します。 FXとは?メリット・デメリットやFX事業者や口座比較など初心者に分かりやすく解説 […]
FXの手法
FXにはさまざまな手法があります。
ここからは具体的にどんなFX手法があるのが紹介します。
ポジショントレード
FXの取引手法のうち、ポジションを持つ時間が最も長いのが「ポジショントレード」です。
為替レートは経済のファンダメンタルズ(基礎的な事項)だけではなく、一時的な需給やマーケット参加者の思惑などでも日々変動しますが、そのような、いわば雑音には耳を貸さずに数週間から数ヶ月、ときには数年間にわたってポジションをとり、経済の中長期的な流れをとらえて利益を狙う取引です。
日々のレートの動きを追う必要は必ずしもないので、忙しくてあまりマーケットを見ることができないという人にはおすすめの取引です。細かいレート変動に一喜一憂する必要はなく比較的ストレスが少ない取引方法と言うこともできるでしょう。また、一般的にFXでは買付手数料や口座維持費はかからないものの、スプレッド(売り値と買い値の差額)の分はコストとなりますが、ポジショントレードでは取引の回数が他の取引手法に比べてずっと少ないので一定期間に生じるコストは少ないこともメリットと言うことができます。
一方で、日々の細かいレートの動きを正確に予想し頻繁に取引した場合に比べれば当然利益は小さくなりますので、利益を得る機会の一部を諦めることになります。突発的にマーケットが動き出したときにマーケットを見続けている人に比べれば対処の時間が遅れがちになるでしょう。
スイングトレード
スイングトレードは1日から1週間程度のポジションを持つ取引のことです。
先に述べたポジショントレードと次に述べるデイトレードの中間と言うことができます。デイトレードに比べればマーケットをみることに時間を取られ過ぎることも、ストレスも少なく、一定期間に支払うスプレッド分のコストも少なくて済みます。
一方で、常にマーケットを見ているわけではないので、マーケットの急な変動には弱いと言えます。
デイトレード
デイトレードは、買った、もしくは売ったポジションをその日のうちに売り、もしくは買い戻す取引のことです。
ポジショントレードやスイングトレードに比べてレートの変動を細かく取りにいきますので、保証金をより効率的に使うことができる取引と言うことができます。寝ている時間やマーケットが閉まっている時間に発生する悪材料の影響を受けません。
しかし、デイトレードをするためには長い時間マーケットをみなければなりません。一定期間内に支払うスプレッド分のコストも多くなります。取引をしていない時間の悪材料に影響されないということはその間に出る好材料による利益を逃すことになると言えます。
FXには通貨ペアが多数存在します。 FX会社によって取り扱っている通貨ペアは異なり、それぞれの特色を見極めて自分のトレード方法に合う通貨ペアで取引することも重要になってきます。 今回は、その日のうちに売買を完結する手法「デイトレード(デイト[…]
スキャルピング
スキャルピングはデイトレードよりも細かく売買をする取引で、数分から1時間程度の短い時間ポジションを持ち、1回の取引から得る利益はごく小さく、1日に何度も取引をして小さな利益を積み上げ利益を狙う取引のことです。
保証金を効率的に使うことができます。為替レートの動きを正確に予想できるのであれば、最も大きな利益を上げることができる取引となります。
デメリットとしては、まずスプレッドの分のコストがかなり大きいということを挙げられます。また、一日中マーケットをみていなくてはならないので、取引にとられる時間が非常に大きく、兼業や片手間で行うのは不可能と言えるでしょう。
最近では少額から始められるFXがあるため、投資がとても人気です。主婦や学生でもFXを始める方が増えています。 そのFX取引の手法の1つに「スキャルピング」というものがありますが、専門用語が難しくて困っている方もいるのではないでしょうか? 今[…]
スワップトレード
スワップポイントを得ることを目的として行う取引がスワップトレードです。
通貨ペアの金利差分の調整額をスワップポイントといいます。例えば日本円を売って日本よりも金利が高い通貨を買えばその金利差の分だけ毎日利益を得ることができます。他方で金利が低い通貨を買えば金利差分を支払うことになります。
スワップトレードは外貨預金と似ていますが、一般的に売りと買いとのあいだのスプレッドが非常に小さいこと、外貨定期預金とは異なり毎日スワップポイントを得られ、いつでも売却することが可能であるなどの特徴があります。
FXには様々な取引手法がありますが、そのすべてを習得し、手掛ける必要はありません。自分に合った取引手法を見つけて、それに特化して腕を磨いていけばいいのです。初心者でも簡単にマスターすることができるシンプルな手法もあります。自分の得意な取引手[…]
FXのやり方は?FX会社の選び方と損をしないポイント
FXの基本用語が分かったところで、今度はFXのやり方を見ていきましょう。
FX会社の選び方
まずはFX会社を選ぶところから始まります。
基本的に国内のFX会社であれば安心して取引できるでしょう。とは言え、数多くのFX会社が存在するので、何を基準に選べばいいのかを解説します。
スワップポイントの高さ
「スワップ運用」といって、長期間ポジションを保有してスワップポイントを積み上げて利益とする方法もあります。高金利通貨と呼ばれるトルコリラやメキシコペソ、南アフリカランドなどのスワップポイントがより高いFX会社を選ぶのもいいでしょう。
スプレッドの安さ
スプレッドはFX取引の手数料にあたるので、スプレッドが狭いFX会社を選びましょう。
また、スプレッドは通貨ペアによっても異なるので、稼ぐために最適な通貨ペアを意識するといいかもしれません。
サポート体制は充実しているか
FX経験が浅い初心者の方ににとって需要なポイントがFX会社のサポート体制です。
電話サポートを24時間体制で行っているところを選ぶと安心できます。また、FX会社にによっては、FXに関する無料セミナーや取引指導をおこなっていることもあるので確認しておきましょう。
FXで損をしないポイント
FXで損をしないように注意点を確認しておきましょう。
ロスカットを作動させない
FXで大損する理由の多くは「レバレッジをかけたトレードで損切りできないまま、強制ロスカットが作動してしまう」ことが挙げられます。
トレーダー保護のためにロスカットという仕組みがあるのですが、自分で損切りできないままロスカットが作動してしまうと元金の大半を失うことになるので注意してください。
損切りする
FXで勝ち続けている人の特徴が「損切り」です。
前述したような「ロスカットを作動させてしまう事態」を避けるためにも、自分の読みが間違った場合は損失が小さいうちに損切りすることが必要となります。
すぐに負けを取り返そうとしない
FXで負けると、そのショックや焦りから感情的になり、負けを取り返そうと高いレバレッジをかけた大きなトレードを行いたくなります。しかし、それは合理的な判断ではなく、ただ損失を繰り返してしまうことになりかねません。
これはFXで大損する人の典型的なパターンであり、FXを行うすべての人が注意すべき点です。
「負けた直後はしばらくトレードしない」など、自分の性格に合わせたルールを決めておきましょう。
FXで勝ちやすい通貨ペアは?
FXでは、取引する通貨ペア選びも重要です。
特に値動きが激しい通貨ペアを選ぶと稼ぐチャンスがあると言えます。
GBP/AUD(英ポンド/豪ドル)
GBP/JPY(英ポンド/日本円)
EUR/AUD(ユーロ/豪ドル)
GBP/USD(英ポンド/米ドル)
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また、スワップポイントで稼ぐことができる通貨もあります。
高金利通貨として有名なのは豪ドルやメキシコペソです。
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FXの口座開設の流れ
早速FX取引を始めたいという方は、口座開設の手順を把握しておきましょう。
口座開設の申込み
ほとんどのFX会社が口座開設はWEBで申し込みできるうえ、必要事項の入力は10分程度で済みます。
申込から口座開設完了までにかかる時間はわずか2~3日程度。24時間365日受け付けているので時間や曜日を気にせずいつでも始めることができます。
本人確認書類およびマイナンバー確認書類の提出
口座を開設するには、本人確認書類およびマイナンバー確認書類の提出が必要となります。提出と言っても、スマホで撮った写真をアップロードするだけなので簡単です。
以下のうちどれかを用意しておきましょう。
本人確認書類
・運転免許証
・健康保険証
・個人番号カード
・パスポート
・住民基本台帳カード
・特別永住者証明書
・外国人登録証明書
・住民票(郵送のみ、コピー不可)
・印鑑登録証明書(郵送のみ、コピー不可)
マイナンバー確認書類
・個人番号カード(顔写真付き)
・通知カード(顔写真なし)
・住民票(マイナンバー記載)
※個人番号カード(顔写真付き)は1点のみで可。それ以外は、顔写真の有無によって2~3点必要。
FX会社による審査
各FX会社は公開していませんが、口座開設の審査基準は以下の3点だと言われています。
①資産を持っている
②満20歳以上である(学生も可)
③ウソのない正しい情報を記載している
クレジットカードの審査のように信用情報機関に問い合わせるようなことはありませんが、入力された住所や氏名、年齢などが「本人確認書類」の内容と相違ないかは詳しくチェックされます。
また、FX口座では年収の大小は関係ないため、主婦や学生など年収が少なくても投資額のバランスが取れていれば開設できます。
ただし、生活資金ではなく余剰資金で投資することをおすすめします。
ユーザーIDとパスワードの付与
WEBで申し込んだ場合でも、ユーザーIDとパスワードは郵送で送られてきます。これらを使ってログインしてください。
口座へ取引資金を入金
ほとんどのFX会社では入金額に決まりがありません。コースによって異なりますが、数百円から数千円あれば取引を始めることができます。
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FXの注文方法
証券会社によっても異なりますが、FXにはさまざまな注文方法があります。
新規注文と決済注文
FXには「新規注文」と「決済注文」があります。
新規注文は、最初に行う注文で、その名前のとおり新しく行う注文です。売る・買うどちらからでも始められ、「ポジションを建てる」という言い方もされます。
決済注文は、新規注文を行った後に行うものです。ポジションを決済して利益を確定させ、取引を終了します。
成行(なりゆき)注文
成行(なりゆき)注文とは、指値注文のようにレートを指定せずにマーケットの流れに身を任せる注文方法のことです。
レートを指定しないので注文が成立しやすいのがメリット、レートを指定しないので自分の思っていた価格とは違う価格で約定してしまうという可能性があることがデメリットです。
価格は気にしないので、すぐに約定させたいという場合などに使われる注文方法です。そのため、初心者でも使いやすいと言えます。
指値(さしね)注文
指値(さしね)注文とは、成行(なりゆき)注文とは異なりレートを指定して行う注文方法です。
例えば「1ドル=120円になったら売る」や「1ドル=110円になったら買う」のように指定して注文を行います。
買い注文の時は、現在のレートよりも安いレートで注文。売り注文の時は、現在のレートよりも高いレートで注文します。
自分が指定したレートで約定するのがメリット、指定したレートに達しないと約定しないのがデメリットです。約定までに時間がかかるので注意です。
逆指値(ぎゃくさしね)注文
逆指値(ぎゃくさしね)注文とは、現在のレートよりも不利なレートを指定して注文を行うというものです。指値(さしね)注文の逆になります。指値(さしね)注文の場合には今のレートよりも有利なレートで注文するのに対して、わざと不利なレートを指定するのがこの注文方法です。
メリットは、損切りに使うことができるということ。損失の拡大を防ぐことができます。一方、デメリットは、自分が想定していたよりも大きな損失となる可能性もあるということです。この注文が使われるのは、できるだけ損失を少なくしたいという場合に使われます。
OCO(オーシーオー)注文
OCO(オーシーオー)注文は、指値、逆指値注文を同時に出してどちらかが約定した場合に約定しなかった人は自動的にキャンセルになるという注文方法です。
メリットは、2つの注文を同時に発注することによって利益を狙うこともでき、リスクを抑えることもできるという点。一方で、思わぬ損失がでるという場合や指定したレートにならないと約定しないなどのデメリットがあります。
IFD(イフダン)注文
IFD(イフダン)注文とは、新規注文と決済注文を一緒に発注することをいいます。
メリットとしては、新規注文と決済注文を一緒に発注するので、わざわざ取引画面を見る必要がないという点。デメリットは、場合によっては思わぬ損失が出たり、利幅が小さくなってしまう点が挙げられます。相場をずっと見ている時間がないという方には、おすすめの注文方法です。
IFO(アイエフオー)注文
IFO(アイエフオー)注文とは、IFD(イフダン)注文とOCO(オーシーオー)注文を一緒にした注文方法です。
利益を確保することはもちろん同時に損切りにも対応することができるという点がメリットで、指定したレートによってはなかなか約定しないという点がデメリットと言えます。約定しないと何もできないということになってしまいます。
トレール注文
トレール注文は、逆指値(ぎゃくさしね)注文のレートで指定するのではなく値幅で指定するもので、レートに合わせて指定レートが変動するという注文方法のことです。リスクを抑えつつ利益を確保したいという場合に使われます。
利益を確保しながらもリスクを抑えることができるのがメリット、想定していたよりも大きな損失が生じる場合があるのがデメリットです。
投資の中でも特に幅広い世代に人気なのがFXです。FX投資をまだやったことがないけれどこれから始めてみたいと考えている人も多いのではないでしょうか。 今回は、いろいろな種類があるFXの注文方法について解説します。FXの注文方法をしっかりと覚え[…]
FXの自動売買とは?
FXには自動売買という取引方法もあります。
24時間自動で買い注文や売り注文などを行ってくれるので、仕事や家事で忙しい方もFXを始めることができます。
FXには、初心者でも簡単に取引ができる、自動売買という方法があります。 この記事ではそんな自動売買について、どんな仕組みなのか分かりやすく説明していきます。 FXについて詳しくはこちら 目次 […]
FXチャートの見方・分析
FXのチャートを分析することを「テクニカル分析」と呼びます。
チャートには「ローソク足チャート」、「バーチャート」、「ラインチャート」などの種類があり、移動平均線を参考にトレンドの把握をすることが必要になります。
最近では、FXチャートもスマホアプリで簡単にチェックできるので活用しましょう。
今や若い世代などを中心に投資やFXが人気です。取扱業者によっても異なりますが、少額で始めることができるFXもあります。 しかし、FX取引においてはチャートの見方や分析が必須となります。 今回は初心者にも分かるようにFXチャートの見方、チャー[…]
最近では主婦や学生にも人気があるFX。しかし、初心者にとって相場予想をするのは簡単なことではありません。 そのため、初心者でもFXの相場予想ができるAIツールやアプリが出ていたり、参考になる相場予想ブログなどがあったりします。 今回は、FX[…]
FXを始めるにあたってまずチャートの見方を覚える必要があります。 チャートとは、FXにおける地図と考えてください。地図が無ければ知らない場所で目的地にたどり着けないようにFXではチャートが無いと安心して取引できません。 この記事を参考にして[…]
FXに税金はかかる?確定申告の方法
FXで得た利益には税金がかかります。
その税率は20.315%となっており、内訳は「所得税15%+住民税5%+復興特別所得税0.315%」です。
このとき、FX取引にかかった必要経費は利益から引くことができるので、領収書は捨てずに保管しておきましょう。
・インターネット通信費
・書籍代、新聞代
・銀行の振込手数料
・FXセミナー受講費
・機材・事務用品
最近は投資やFXを始める方が増えていますが、FX取引で得た利益には税金がかかるのをご存知でしょうか? これからFX取引を始めてみようという方も多いと思います。 今回は、FXの税金は一体いくらかかるのか、税金の計算方法やFXの税金対策について[…]
FXの確定申告の書き方
給与所得が年間2,000万円を超える場合、被扶養者で年間所得金額が合計38万円を超える場合、個人事業主として事業所得がある場合は確定申告が必要となります。
必要書類を揃えて以下のように確定申告を行ってください。
①先物取引にかかる雑所得等の金額の計算明細書に記入
②一番上の部分の雑所得を囲み、取引の種類の欄には「為替証拠金」と記入
③決済の方法には「仕切」と記入し、年次報告書を確認しながら金額を記入
最近のFXは、少額で手軽に始めることができるということで幅広く人気があります。 そんなFXでは確定申告が必要となります。 しかし、初心者ではどのように行えばよいのか、また、必要な書類にはどのようなものがあるのか、多くの疑問があるかと思います[…]
FXで失敗しないよう初心者は自動売買という始め方もアリ!
FXの魅力は自己資金よりも大きな金額で取引ができることです。小さな資金で思わぬ利益を生み出すことができるかもしれません。
しかし、あくまでFXトレードは自己責任。レバレッジの倍率やロストカットの基準は取引所事業者ごとに異なりますので、実際に取引を行う前にそれぞれのコースについて入念に調べておきましょう。
ぜひ今回紹介したポイントや基本用語などを参考にFXを楽しんでください。