LINE証券での取引で発生した利益は確定申告が必要?源泉徴収「有り⋅無し」の確認方法や注意点を紹介

LINE証券での取引で発生した利益は確定申告が必要?源泉徴収「有り⋅無し」の確認方法や注意点を紹介

株取引や投資信託で利益が発生すると、確定申告が必要なのかどうか悩んでしまうことがあります。

この記事では、LINE証券の取引で利益が発生したら確定申告は必要なのか、源泉徴収「あり・なし」を確認する方法や申告時の注意点について紹介します。

LINE証券について詳しくはこちら

LINE証券とは?

LINE証券とは、LINE Financial 株式会社と野村ホールディングスが共同で出資して新たに設立した証券会社です。
LINE証券は、野村ホールディングスがグローバル金融機関として90年以上培った経験・知識と、LINEが提供するプラットフォームを利用することで、スマートフォンだけでも投資がしやすく、投資の初心者にも分かりやすいサービスを提供しています。

LINE証券での取引で利益が発生したら確定申告は必要?

株取引や投資信託を行う場合、取引口座を開設する必要があります。
通常、証券会社で口座を開設する場合、「一般口座」と「特定口座」があり、どちらかを選択することができますが、LINE証券では特定口座のみを開設することができます。

特定口座とは、証券会社が1年間の損益を計算して年間取引報告書を作成する口座です。
特定口座には、「源泉徴収あり」と「源泉徴収なし」の2つがあり、どちらを選んだかによって確定申告の必要の有無が変わります。

特定口座「源泉徴収あり」を選択している場合

LINE証券の特定口座で「源泉徴収あり」を選択している場合、確定申告は不要です。特定口座の「源泉徴収あり」とは、LINE証券が損益計算や税金計算を行い、利益から自動的に税金分を差し引くというもので、納税もLINE証券が行うため、確定申告をする必要はありません。

ただし、以下のケースに該当する場合は確定申告を行った方が税制上有利になることがあります。

他の証券会社での取引と損益を通算する場合

損益通算を行った結果、過払分があった場合は確定申告を行うと源泉徴収額の過払い分の還付を受けることができます。

損失を翌年以降に繰り越す場合

毎年の確定申告を条件に、株式取引の年間損益の合計がマイナスだった場合は損失金額を翌年以降2年に渡り繰り越すことができます。

譲渡損失と配当金等を損益通算する場合

配当金の受取方式を「株式数比例配分方式」にしている場合、特定口座内で受け取った配当金などと、譲渡損失との通算損益が可能です。

特定口座「源泉徴収なし」を選択している場合

LINE証券の特定口座で「源泉徴収なし」を選択している場合は、確定申告が必要です。「源泉徴収なし」の場合、LINE証券から受領する年間取引報告書をもとに、自分で確定申告と納税を行います。

配当金・分配金は源泉徴収区分(あり・なし)に関わらず、税金が源泉徴収されます。また、LINE証券では特定口座を開設するときに「LINEに任せる」を選択すると、自動的に特定口座「源泉徴収あり」が選択されます。

LINE証券の特定口座で源泉徴収「あり・なし」を確認・変更する方法

ご自身の特定口座が「源泉徴収あり」「源泉徴収なし」どちらになっているかが分からない方もいるでしょう。
LINE証券の口座で源泉徴収「あり・なし」を確認する方法や、源泉徴収区分を変えたい場合に変更する方法を紹介します。

LINE証券の特定口座で源泉徴収「あり・なし」を確認する方法

LINE証券の特定口座で源泉徴収「あり・なし」は、以下の手順で確認することができます。

  1. タブバーの「メニュー(…のアイコン)」から「設定」をタップ
  2. 「アカウント設定」をタップ
  3. 「口座種別」を確認

LINE証券の口座で源泉徴収「あり・なし」を変更する方法

LINE証券の特定口座では、原則、その年の途中で源泉徴収区分を変更することができません。しかし、翌年の源泉徴収区分ついては、書類(郵送)による手続きを行うことで変更が可能です。

源泉徴収区分の変更に必要な書類は、スマートフォンでLINEを起動して、源泉徴収区分の変更専用ページにアクセスすると請求することができます。

LINE証券の取引で得た利益を確定申告するやり方と注意点

LINE証券の取引で利益が発生した場合に、確定申告するやり方と注意点について紹介します。

e-taxを利用した確定申告のやり方

LINE証券の取引で得た利益を確定申告する場合、e-taxを利用すると便利です。
e-taxを利用して確定申告をする方法は以下の通りです。

  1. 入力方法の選択の画面から「先以外の所得がある方(全ての所得対応)」の作成開始をクリック
  2. 「作成をはじめる前に」の画面で書類の作成方法、青色申告の承認の有無、生年月日等を入力し、「入力終了(次へ)」をクリック
  3. 分離課税の項目の中の「株式等の譲渡所得」の「入力する」をクリック
  4. 配当所得の課税方法、株式の売却・配当・利子等の入力の項目を入力
    ※株式の売却・配当・利子等の入力の項目は、「特定口座年間取引報告書の内容を入力する」をクリックして内容を入力します
  5. すべての入力が終了したら、「入力終了(次へ)」をクリック
  6. 表示された内容を確認し、「確認終了(次へ)」をクリック

e-taxを利用して確定申告をするときは、はじめに「入力方法の選択」の画面下部にある「ご利用ガイド」を確認し、「入力に必要な書類」から必要な書類を確認の上、準備しておくことをおすすめします。e-taxの入力方法で分からないことや不明な点がある場合は、税務署に相談しましょう。

LINE証券の取引で得た利益を確定申告するときの注意点

サラリーマンなどで給与所得がある方は、会社で年末調整をしてもらえるため、通常、確定申告をする必要はありません。しかし、LINE証券の特定口座を「源泉徴収なし」、かつ取引によって年間20万円以上の利益が出た場合には、確定申告が必要となります。

また、年間20万円以上の利益が出なかった場合、確定申告は不要とされています。しかし、利益が出ず損失となった場合にも確定申告をすることで、その年分の他の証券会社での利益や上場株式等の配当等に係る利子所得の金額及び配当所得の金額(上場株式等に係る配当所得については、申告分離課税を選択したものに限る)と損益通算することができます。

さらに損益通算してもなお控除しきれない損失の金額については、翌年以後3年間にわたって繰越控除することができます。確定申告をせず、損益通算をしない場合は、利益分だけに課税されてしまい、損失分は差し引いてもらうことができませんので注意しておきましょう。

確定申告はLINE証券に任せるのが取引初心者におすすめ!

LINE証券で取引初心者が特定口座を開設するときは、「LINE証券に任せる」を選択するのがおすすめです。「源泉徴収あり」の特定口座が開設されるため、原則として確定申告を行う必要がありません。

確定申告のやり方が分からない、確定申告に不安がある場合は、「LINE証券に任せる」を選択すると良いでしょう。

確定申告のやり方が分からないときは税務署に相談する

LINE証券の取引で初めて確定申告をするという場合、不安なことや分からないことは、管轄の税務署に相談することができます。e-taxによる確定申告は、自宅ではなく税務署内で行うことも可能です。

ただし、確定申告の締め切り間近になると税務署が混み合います。税務署で相談しながらの確定申告を希望する場合は、確定申告の提出期間が始まったらできるだけ早めに行くことをおすすめします。

LINE証券の取引で確定申告が必要かどうかは特定口座によって異なる

LINE証券の取引で利益が発生した場合には、開設した特定口座の種類によって、確定申告が必要な場合と必要がない場合があります。「源泉徴収あり」で特定口座を開設した場合は、基本的に確定申告を行う必要がありません。そのため、取引初心者の場合は「源泉徴収あり」の特定口座を開設するのがおすすめです。


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