Ripple(リップル)Netのチーフ開発者として知られるDavid Schwartz(デイビッド・シュワーツ)氏が、Ripple社のCTOとして新たに就任したことが明らかになりました。
Schwartz氏「これからも技術に精通した人材を増やしていく」
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— David Schwartz (@JoelKatz) 2018年7月11日
Ripple社では以前Stefan Thomas(ステファン・トーマス)氏がCTOを勤めていましたが、5月に辞任を発表しました。その後、Thomas氏は新会社Coil(コイル)を立ち上げ、現在はコンテンツ購読サービスの提供やRippleで開発を行なっていたスマートコントラストシステム「Codius(コディアス)」の公開などを行なっています。
今回、Ripple社のCTOとして新たにDavid Schwartz氏が就任。Schwartz氏はRippleNetのチーフ開発者であることで知られています。Schwartz氏は「ブロックチェーンを導入している金融機関のグローバルなネットワークを構築することは、決して容易い仕事ではない。しかし、Ripple社にはそれを実現するための『技術に精通した人材』が多く在籍し、これからもその人数を増やしていく予定だ」と述べています。
Ripple社はSchwartz氏のCTO就任と同時に、Facebookでグローバルペイメントディレクターを務めていたKahina Van Dyke氏を企業開発部門のシニア・バイス・プレジデントとして採用しています。Schwartz氏が述べた通り、優秀な人材がこれからもRipple社に増えていくことでしょう。
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