国内でもビットコイン(Bitcoin/BTC)をはじめとする仮想通貨の認識が広がるにつれて、決済方法としても利用できるケースが増えています。最もメジャーなビットコインデビットカードのVANDLE CARD(バンドルカード)をはじめ、さまざまなカードが生まれています。そして日本時間12月12日にロジャー・バー氏がツイッターで「ビットコインキャッシュ(BitcoinCash/BCH)対応のVISAデビットカードが出るだろう」と発言し、注目を集めています。
ビットコインキャッシュ(BCH)対応のデビットカードが登場する!?
正式な発表はまだされていませんが、ロジャー・バー氏のツイッターによると「ビットコインキャッシュに対応したデビットカードがbitcoin.comよりまもなく発行されることになるだろう」という旨の内容を発信。その後の展開に多くの注目が集まっています。
Who wants a Bitcoin Cash Visa debit card? https://t.co/6EeRmpfaH7 is going to be bringing it to you soon! pic.twitter.com/xcjlJzM5jp
— Roger Ver (@rogerkver) 2017年12月11日
ビットコインの神、ロジャー・バー氏。その影響力は絶大
ロジャー・バー氏は「ビットコインの神」と呼ばれるほどの成功者で、仮想通貨における個人投資家で知らない人はいないほどの有名人。2011年に1BTCが1ドルほどだったときに多額の投資をおこない、価格を大幅に上昇させました。現在もビットコイン関連の機関やプロジェクトに出資することで、ビットコインの普及に貢献しています。推定資産は数十億~数百億ともいわれ、彼の言動による仮想通貨市場への影響力は絶大。最近では25万BTC(約1750億円)をbitfinexに送金をおこなったという情報が流れ、ビットコインキャッシュ(BCH)の動向に関心が高まっています。
This French film crew will be giving away #BitcoinCash on their TV show by displaying the private key. Chip in here: https://t.co/deTVu8oRTa pic.twitter.com/OHHr8V2HDH
— Roger Ver (@rogerkver) 2017年9月29日
仮想通貨対応のデビットカードのメリットとは?
仮想通貨対応のデビットカードを持つことで、仮想通貨を取引所で日本円に換金して銀行口座へ移すという手間を省けるのが最大のメリット。プリペイド型では事前に仮想通貨を円に返還してカードにチャージしておくため、VISAに対応しているどの店舗でも利用でき便利です。国内ではバンガルカードやマネパカードなど、さまざまな種類のカードが誕生しています。また仮想通貨のウォレットカードに紐ついて、購入時にウォレットから引き落とされるタイプも。商品購入時まで仮想通貨のまま保有できるためカード使用時のレートで購入できるという特徴があります。仮想通貨デビットカードを持つことで、法定通貨に縛られることなく換金などの手間が省けるため、利用している人も多くいます。
仮想通貨の偉人も指示するビットコインキャッシュ
ビットコインマイニング最大手であるBitmain代表のジハン・ウー氏や前述のロジャー・バーしなど、仮想通貨に大きな影響力を持つ人の支持を集め、“真のビットコイン”と期待されているビットコインキャッシュ(BCH)。今後BCH対応のVISA機能がついたデビットカードが登場し普及することで、BCHの価値もさらに高まっていくかもしれません。