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日本初、人力車「えびす屋」QRコード・キャッシュレス決済導入へ

インバウンド観光客に特化した飲食・旅行の「広告・予約・購入・決済」オンラインサービス『日本美食(ニホンビショク )』を運営する日本美食株式会社は、観光人力車を運営する「えびす屋」に業界初となるマルチスマホ決済を導入することを決定した。

マルチスマホ決済導入で観光産業の発展をはかる

訪日外国人が増えるなか、これまで屋外で乗車代金が発生する人力車ではクレジットカードと一部のアプリ決済のみの対応と限られている背景があった。
スマホ決済サービス「日本美食Wallet」を日本の飲食店に導入していた日本美食はそのシステムを人力車業界へ踏襲。
2020年に向けてますますキャッシュレスが進む日本の変化に対応するほか、キャッシュレスが当たり前となっている海外の観光客のニーズを取り逃がすことなく顧客の拡大を狙う。

日本美食Walletとは

日本美食Walletで利用できる決済ブランドは、アリペイやLINE Payなどをはじめ日本で最多レベルの14種類をカバーし、全世界55ヵ国の訪日観光客が日本美食Walletを利用している。
操作方法も簡単で利便性の高いことから、導入企業だけでなく利用者にとっても有益なサービスだ。
観光人力車を運営する「えびす屋」にマルチスマホ決済を導入することで、「ユーザー体験の向上と競合他社との差別化をはかり日本の観光産業の発展を後押しできる」と日本美食は発表している。

実証実験の末に決定

日本美食は導入に向け、東京浅草、京都嵐山で実証実験を実施。その結果京都、浅草の俥夫(引き手)・スタッフ延べ250人がQRコードを保有し、マルチスマホでの決済が可能になる。
端末がいらない日本美食のQRコード決済であれば、俥夫(引き手)が各自QRコードをもっているだけでどこでも支払いができる。

実証実験概要

2018年12月 京都嵐山で実証実験
2019年2月 東京浅草で運用開始
2019年3月 京都嵐山東山地区で運用開始

導入は訪日外国人の多い京都、浅草から開始するが、今後は全国8営業所でも順次導入を予定している。

利用者・俥夫ともにメリットとなる導入

人力車業界でマルチスマホ決済が導入されることは、利用客のみならず俥夫にとっても利点となる事が多いのではないだろうか。
利用者としては決済の履歴がデータとして残ることから明朗な会計が担保される。俥夫にとっては現金を持ち歩くことによる盗難・紛失のリスクが少なくなるだろう。
多少の現金は持ち歩くかもしれないが、その金額は少なくなると予想される。

決済の利便性が高くなることが人力車の需要拡大につながると考えられる。

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