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カナダとオランダ、入国審査にブロックチェーンを使用

カナダとオランダが、入国審査の混雑を解決するため、共同で「The Known Traveller Digital Identity(KTDI)」の実証実験を行っていることが明らかになりました。

カナダとオランダが共同でアプリを開発

どの国でも、入国審査に大変な時間を要することが課題となってきました。
これまでEU圏内では、国境を越える際にパスポートのチェックがありませんでしたが、近年増加するテロの影響により、パスポートチェックの復活や入国審査の厳格化が進んでいます。
特にヨーロッパでは、国同士が隣り合っているため別の国に行くのが容易で、運賃も安いことから多くの人が飛行機を利用しています。

そんな中、入国審査の混雑を解決するために、カナダとオランダが共同で「The Known Traveller Digital Identity(KTDI)」プロジェクトを行っていることが明らかになりました。

KTDIのスマートフォンアプリは、「分散レジャー技術」を使用して旅行者のデータを保存します。ユーザーは、個人情報をアプリに入力することで事前にスクリーニングを行い、リスクが低い旅行者と判断されれば、早く入国することが可能となります。
このアプリを既存のパスポートに置き換えることはできないため、アプリだけで入国許可は下りませんが、低リスクの人を優先審査することで入国審査の混雑解消に繋がるというわけです。また、パスポートをアプリにスキャンして信頼度を向上させることもできるようです。
個人情報は、一ヶ所のサーバーに保存されるわけではなく分散して記録されます。

カナダとオランダは、まずは両国間を移動する個人を対象にしており、2020年にかけてより広い展開が予定されています。2030年までに国際入国者数は50%増加し、年間18億人に増加するとの見込みもあるそうです。
KTDIシステムは、入国審査の混雑解消と今後の経済的利益をもたらすのでしょうか。
このようなスクリーニングの仕組みは、入国審査だけではなく、公共交通機関やイベントなどでも活用できると期待されています。

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