トランプ大統領、ベネズエラの仮想通貨「ペトロ」の米国民による取引を禁止

アメリカのドナルド・トランプ大統領は19日、ベネズエラ政府が発行している仮想通貨「ペトロ」の米国民による購入を禁止しました。

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マドゥーロ政権に圧力

トランプ大統領は、ベネズエラ政府が発行する仮想通貨を米国人や米企業が使用することを禁止する大統領令に署名。スティーブン・マヌーチン財務長官に対し、この大統領令を施行するために必要な規則や規制を発動する権限を与えました。

これは、ベネズエラのニコラス・マドゥーロ大統領の政策に圧力をかけるためだとされています。

ベネズエラは現在、ハイパーインフレーションと現金不足によって大きな打撃を受けており、悪化する経済の活性化と国外から資金調達のため、石油資源を裏付けとした独自の仮想通貨「ペトロ」の販売を開始しています。

しかしアメリカは、ベネズエラの複数の指導者に制裁を科しており、マドゥーロ大統領に対しても、国民に救援物資を分配し、外国からの支援拒否を停止するよう求めてきました。アメリカでペトロの取引が禁止されたことは、ベネズエラ政府の資金調達に打撃を与えることになるでしょう。さらにアメリカは、ベネズエラの石油業界にも制裁を科すことを検討しているといいます。

スティーブン・マヌーチン財務長官は、19日付けの声明で以下のように述べました。

マドゥーロ大統領はベネズエラ経済を破壊し、人道危機に拍車をかけている。マドゥーロ政権は、これ以上の悲惨な状況を避けるために軌道修正するのではなく、仮想通貨のペトロを利用して制裁逃れを試みている。このような策略は、民主的に選ばれたベネズエラの国民議会から非難されており、財務省は米国民に対し、こうした策略に加担しないよう警告している。

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BITDAYS編集部

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