富士通、ブロックチェーン開発拠点をベルギーに設置

富士通は、ベルギーにブロックチェーン(分散型台帳)の研究開発拠点を開設したと発表しました。欧州連合(EU)内の現地企業や研究機関と連携し、仮想通貨での利用が多いブロックチェーン技術を流通など幅広い分野での実用化につなげるとしています。

ベルギー政府がブロックチェーン開発を援助

富士通は、ベルギー・ブリュッセルにある現地法人にブロックチェーンの研究所「ブロックチェーン・イノベーション・センター」を設置しました。IT(情報技術)を活用した「スマートシティー(環境配慮型都市)」を推進するベルギー政府の補助金を活用しているとのこと。

富士通は共同研究を通じて、不動産登記や選挙登録用の身分証明などで安全性の高いシステム開発を目指すとしています。EU域内では、すでにブロックチェーン関連で複数の企業と実証実験に向けた案件があり、共同研究を通じて、自社で開発したブロックチェーンのソフトウエアの活用を目指します。

ブロックチェーンは、データ分散化で改ざんが困難という特性を持つため、金融以外の流通や公的機関での導入も見込まれています。複数の企業がデータを共有するシステムをつくることで、サプライチェーン全体を管理して製品の製造元を把握するといった用途が想定されます。富士通は、国内でもブロックチェーンの研究を進めていますが、ベルギーの拠点でもそのノウハウを蓄積して事業化を急ぐと見られます。

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BITDAYS編集部

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