フリーアドレスとは?メリット・デメリット、おすすめサブスクリプションサービスを紹介

ここ数年「シェアリングエコノミー 」というワードを見聞きする機会が増えてきました。それに伴い「フリーアドレス」という概念の台頭も顕著です。

この概念はこれから先の経済のあり方を変え、個人の生活を豊かにする鍵を握っているといっても過言ではないでしょう。
今回の記事ではそんな「フリーアドレス」のメリットやデメリット、また、おすすめのサービスについてご紹介します。

フリーアドレスとは

「フリーアドレス」の意味や概念、基礎知識についてご紹介する前に「フリーアドレス」を理解するにあたって重要になってくる「シェアリングエコノミー 」について説明します。

まず、「シェアリングエコノミー」とは個人や企業が有するさまざまな物やサービス、場所、情報、スキル、時間などを、共有・交換する経済のシステムのことを意味します。

また、近年は自身でそれらを保有するという既存の概念から他者と共有する概念へシフトしています。

例えばカーシェアリングや民泊、アパレルのシェアリングサービスなどが挙げられます。
時間の効率的な活用や金銭的な負担が軽減されるという理由でこのようなサービスを利用したことがある方も多いのではないでしょうか。

そして「フリーアドレス」とは直訳すると自由な所在地という意味です。1990年代頃からフリーアドレス制度は認識されていましたが、実際に日本で導入されることはほとんどありませんでした。
しかし、近年の働き方改革などの政策も後押しして働き方の多様化が進み、再び注目されるようになっています。

「フリーアドレス」というとオフィスワークの概念という認識が強いですが、その概念はそれ以上に幅広い意味を持つことをご存知でしょうか。
インターネットの普及やスマートフォンの保有率の向上がこの概念を押し上げるのに寄与しているといえます。

さらに働き方は終身雇用制度のような1つの企業で定年まで働く働き方ではなく、プロジェクト単位でさまざまな人々と仕事を行い、商品やサービスを提供する働き方へ変化し始めています。

フリーアドレスの種類とは


先述したように「フリーアドレス」にはさまざまな意味があります。

  • フリーアドレスオフィス
  • コワーキングスペース
  • サブスクリプション住宅
  • アドレスホッパー

今回はこの4つについてご紹介します。また、後半ではそれぞれの具体的な事例をご紹介します。

フリーアドレスオフィス

頻繁に見聞きする「フリーアドレス」というと「フリーアドレスオフィス」のことでしょう。
一般的に企業に従事している会社員やアルバイト、パートが指定された固有の自席も持たずに、社内の自由な場所で仕事をするオフィススタイルという意味で使われています。

このような認識をお持ちの方や実際にそのような働き方で企業に従事している方は多いのではないでしょうか。
社内のオフィスがオープンスタイルで確立され、社内で働く人々が座席を共有するスタイルが「フリーアドレスオフィス」にあたります。

コワーキングスペース

近年は、パソコンやスマホだけで仕事をすることができ、インターネット環境さえあれば場所を選ばずに仕事ができる人々も増えています。
そのような仕事のスタイルでお金を稼ぐことができる方にとって「コワーキングスペース」は既に馴染みのある場所かもしれません。

現在は全国各地に「コワーキングスペース」が存在し、飲食店やカフェが併設しているところも多くなっています。
そこでは空いている席やスペースを自由に利用でき、異業種のさまざまな方がオフィスを共有するための作業場であると共に、新たな出会いや価値創造の場として注目されています。

サブスクリプション住宅

今まで引っ越しを行う際には、敷金や礼金、仲介手数料、そして家具家電の購入費が賃料とは別にコストとして発生していました。
しかし、これは借主にとっては金銭的に大きな痛手となります。しかし「サブスクリプション住宅」であればこのようなコストが基本的に発生せずに借りることができるようになりました。
これによって気軽な引越しや住まいのフリーアドレス化が実現しました。

アドレスホッパー

「アドレスホッパー」とは特定の拠点を持たずにホテルや旅館、友人宅などを転々としながら生活する人のことを指します。
有名なホリエモンこと堀江貴文氏もその1人で、ホテル暮らしであることを公言しています。
先述したようなインターネット環境さえあれば仕事ができる人にとっては、「アドレスホッパー」としての生き方も可能です。

今フリーアドレスが注目されている

それではなぜ「フリーアドレス」が注目されているのでしょうか。
大きなスキームで考えるとその背景の1つには「ナレッジワーク」という考え方があります。

これは経営学者として有名な「ピーター・ドラッカー」の提唱した言葉です。「ナレッジワーク」というのは知的生産物を創造することを指し、従来の単純労働と対になる言葉です。

今までの日本というのは自動車産業をはじめとした製造業に従事する肉体労働者をベースとして構築されてきました。
しかし、現在は知的労働による知的生産物の創造へと変容しています。それによって国を挙げて「働き方改革」が行われているのです。

そこで重要になってくるのが「フリーアドレスオフィス」の概念や「コワーキングスペース」などの空間を認知することです。
これによって企業に属さない新しい働き方やプロジェクトベースの働き方を推奨しているのです。

また、「サブスクリプション住宅」による民間のコスト削減や「アドレスホッパー」のような多様な住まいのあり方についてもこのような背景によって認知が進んでいるのです。

これらの変容によって「フリーアドレス」は注目を浴び、新時代への突入を示唆させるものになってきています。

フリーアドレスのメリット

それでは「フリーアドレス」の種類や注目されている背景をお伝えしたところでそのメリットについてご紹介します。

フリーアドレスオフィスのメリットとは

「フリーアドレスオフィス」によって得られるメリットしてはコミュニケーションが促進され、新たなプロジェクトの立ち上げやその活性化に繋がることです。
また、プロジェクトに対する人的資源の確保にも繋がり易く、社内のビジネススピードを加速させる効果も期待できます。

コワーキングスペースのメリットとは

業種や役職などその人のバックグラウンドに関係なく多種多様な人が交流することができるため、新たな価値観やプロジェクトの立ち上げにポジティブに作用します。

サブスクリプション住宅のメリットとは

従来の賃貸物件よりも比較的コストを抑えることができます。
これによって金銭的な余裕を持てることは一般の人々にとって大きなメリットになります。

アドレスホッパーのメリットとは

賃貸物件を借りるときに億劫なのが物件の契約はもちろん、水道光熱費などの手続きです。
しかしこれは、面倒な手続きが不要なため、ホテルに泊まる感覚で住居化することができ、効率的なことがメリットとして挙げられます。

フリーアドレスのデメリット

メリットをご紹介したので次はデメリットについてご紹介していきましょう。

フリーアドレスオフィスのデメリットとは

規律やルールが曖昧になる傾向があります。
そのため既存のマネジメント形式では包括することのできないイレギュラーな問題が発生する可能性があります。

コワーキングスペースのデメリットとは

基本的に主体的にコミュニケーションをとり、人脈やプロダクトを共有しなくてはそこから新たな価値創造を行うことは困難です。
多様な人々が集まるからこそ、そこでのコミュニケーション能力は問われます。

サブスクリプション住宅のデメリットとは

家具や家電が基本的に設置済みのため、それらにこだわりのある人にとっては自分のこだわりを具現化できずデメリットになります。

アドレスホッパーのデメリットとは

住民票などのように身分を公的に証明する効力がない場合もあるため、不都合が起きやすいことです。
また、泊まりたいときに泊まる場所がないという事態にもなりかねません。

フリーアドレスのおすすめサービス

最後におすすめのサービスについてご紹介していきましょう。

シェアオフィス・コワーキングスペース「WeWork」

「ワークスペースに革命を」のコンセプトのもとに、起業間もないスタートアップから大企業までトータルで利用できるワークスペースです。場所と規模から簡単に検索をかけられるのも嬉しい機能です。

WeWorkはこちらから

シェアオフィス・コワーキングスペース「アセットデザイン」

こちらはレンタルオフィスをはじめ、シェアオフィスコワーキングスペースなど幅広い活用ができるスペースを紹介しているサイトです。利用実績も2万社以上と申し分ないです。

アセットデザインはこちらから

住宅シェア「OYO LIFE」

都心の好立地物件を対象とした住宅シェアサービスを展開するこちらは、一ヶ月からの利用も可能で手軽に利用できるサービスです。都心にフォーカスして物件を探しているのであればおすすめのサイトです。

OYO LIFEはこちらから

住宅シェア「ADDress」

日本はもちろん、世界規模で展開しているこちらは空き家問題にもフォーカスした、空きスペースと人をマッチングするサイトです。国内外問わず検討されている方にはおすすめのサイトです。

ADDressはこちらから

フリーアドレスはおすすめの新しい生活スタイル!

今回の記事では、「フリーアドレス」のメリット・デメリット、また、おすすめのサービスについて紹介しました。

「フリーアドレス」や「シェアリングエコノミー」は、現代の多様性に富んだ社会において経済のあり方を変え、共有の概念によってコストを減らし豊かな生活をするために重要な鍵となることをお伝えしました。

今回の記事を「フリーアドレス」を取り入れた生き方の参考にしてみてください。

フリーアドレスとは?メリット・デメリット、おすすめサブスクリプションサービスを紹介