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【BITDAYS突撃インタビュー】トークン報酬制度を導入したグルメSNS「シンクロライフ」の株式会社GINKANに潜入取材!

AI(人工知能)がおすすめレストランを教えてくれるグルメSNS「SynchroLife(シンクロライフ)」。ユーザーがレストランでの⾷体験をレビューとして投稿できる、グルメ版のSNSです。搭載されているレストラン検索機能は、ユーザーのレビュースコア等を独⾃のアルゴリズムで分析、機械学習するAIを搭載し、良質なレストランを迅速に⾒つけることができるようになっています。ユーザー好みに賢くなるという新しい形のグルメ検索アプリ。2017年7⽉には4⾔語対応を⾏い、世界中で利⽤可能なグローバル版の展開を開始しました。現在82ヶ国でユーザー登録、48ヶ国でレビュー投稿が⾏われているとのこと。また、先日トークン報酬制度を導入した新バージョンを発表したことでさらに注目が高まっています。

今回はBITDAYS編集長の三矢が運営元の株式会社GINKANに突撃インタビューを実施。CEOの神谷知愛氏にシンクロライフ誕生のきっかけやシンクロライフの概念、今後の事業展開についてお話を伺いました。

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“平均点ベース”という従来のレストラン検索を変えたかった

株式会社GINKANのCEO:神谷知愛氏

 

今回はグルメSNS「SynchroLife(シンクロライフ)」を運営する株式会社GINKANのCEO、神谷さんにお話を伺います。 よろしくお願いします。

よろしくお願いします。

僕も最近プライベートで「シンクロライフ」を使い始めたんですけど、面白いですね!

ありがとうございます。

作ろうと思ったきっかけは何だったのでしょうか?

多くの方が使っているような一般的なレストランの検索サイトは、実はユーザー全体の3%もいかないような本当に少ない層が評価していて、その平均点を残りの97%の人が見ているんですよ。
※一般的には平均のレビュー投稿率は5%以下と言われてる(GINKAN社調べ)

確かに検索のためによく利用しますが、一度もレビューしたことはないです。

そもそもレストランの好みを平均点として出すこと自体が間違っていると感じていました。じゃあどういう探し方が正しいのかとなると、例えば北海道に行くなら北海道の友人に「どこか美味しい店を教えてよ」と聞いて行くのが一番いい検索方法だと思うんです。これを直接知らない相手にもできたらいいなと。レストランの価値観を軸にそういう探し方ができるものを作ろうというのがきっかけです。

そこで「AI(人工知能)がおすすめレストランを教えてくれるグルメSNS」というアイディアが生まれたんですか。

5年ほど前から構想はありました。

香港でICO(資金調達)を行ったんですよね。

拠点は海外に置いていこうと考えていました。基本的にはアジア圏ターゲットにして、中でも日本と食文化が近いとされる香港でICOを行いました。 また、ICOのプロジェクトが上場企業やベンチャーキャピタルから資金調達することが難しいと言われる中、株式会社セレスさんから全面的に応援を頂き、資本業務提携を締結できたことはすごく嬉しかったです。

ユーザーのモチベーションは「お金」よりも「信頼」

5年前からブロックチェーンやトークンといった、グルメレビューをやっていく中で報酬みたいなものが得られるという仕組みを考えていたのでしょうか?

いいえ。元々ブロックチェーンはおろか、「お金」や「報酬」というものは全く考えていませんでした。シンクロライフは「大衆的なミシュランをやるSNS」というのがコンセプトで、ユーザーベースでプラットホームの中で勝手にコンテンツができる仕組みにしようと。そこには、いわゆる「金銭的なインセンティブ」ではなく、どちらかと言うと「社会的なインセンティブ」に近いものが必要だということになり、「トークン分散型のインセンティブ」の仕組みができました。ブロックチェーンのトークンってお金とはちょっと違うし、でも社会的インセンティブに加えて経済的価値がある。そういう点でものすごく僕らの構想にぴったりだと感じています。 それにグローバル戦略として裏側のエンジンとなるのはブロックチェーンしかないと思いました。

「報酬」という仕組みから始まったわけではないんですね。

そもそもユーザーのモチベーションが続くものって、実はお金じゃなくて社会的信用だと思うんです。シンクロコインがもらえるだけではユーザーのモチベーションは続かないでしょう。

「信頼を稼ぐ」いうことですか。

そうですね。信頼度でモチベートされている人たちに継続してもらうためのインセンティブを出していくイメージです。結果的にSynchroCoin(シンクロコイン)が生まれました。

でもトークンを導入すると、トークンを目的とする変なレビューが増えたり不正が増えたりとサービスが荒れる心配はありませんか?

その辺の心配はほとんどないですね。新しく入って来た人がトークンをもらうことだけで継続してほしいとは思っていないので、始めてすぐの人が稼げるような仕組みにはなっていないんですよ。いきなりブログを始めても、すぐにブロガーとして稼げるようにはなれないじゃないですか。

なるほど。ちゃんとやりこまないと優れた“称号”はもらえない。本物だけが残るという仕組みなんですね。

※ユーザー(投稿者)は「初段」や「名人」など使い込んだレベルに応じて称号が与えられる。

残ったレストラン開拓が本当に好きな人のコンテンツというのはやっぱり価値があるので、結局ユーザーはその価値を見に行く。その対価がトークンである、という考え方です。

確かにユーザーとしてはシンクロコインもすごく欲しいですが、その前に“称号″が欲しいという気持ちはよく分かります! ちなみにどうやったら優れた称号がもらえるのか、コツはありますか?(笑) いちユーザーとして、どういう写真や投稿だと評価がつきやすいか、いわゆるシンクロ映えする投稿とは何か教えていただきたいです!

一番大切なのは、本当に自分がおすすめできる店を挙げるということではないでしょうか。例えば5回外食したとして、「ここいいな」と思う店を3店だけ投稿する。まあまあ普通な店は投稿しない。そうすると僕の投稿には良い店がいっぱい上がってくる。そうするとリストに入れてくれるユーザーも多くなる。そこがまた信頼になるので、僕の5点に価値が出てきます。 あとはやっぱりめちゃくちゃうまそうだなと思う写真、みんなが見て食欲が出る写真を出すことですかね。僕は基本的に加工はしません。

そうなんですか!エフェクトとか使わない方がいいんですね! じゃあ、5点という評価を多くした方がいいですか?

そこはバラバラの方がいいですよ。常に5点をつけて反応のない投稿をしていては、その人の信頼を下げることになります。純粋においしい店を見つけて、いかにそれを伝えるかということを大切にするのをおすすめします。

なるほど!すごくいい話が聞けました。僕も優れた称号を目指して頑張ります!(笑)

お金や報酬としてトークンが先行していたらうまくはいかないと思います。シンクロライフには、前提としてまず「使ってもらえるグルメSNS」という概念があります。使っているうちにトークンが効いてくる。例えば、他のグルメ検索サイトでいわゆる“ガチ”のレビューというのは、当然シンクロライフに来るきっかけになると思いますし、もしくはシンクロライフで月3万でも5万でもトークンをもらえるような人は外に出て行かないはずなんです。 日本では、戦略的にはどちらかというと「囲い込み」。一つのコミュニティの中で経済まで作ってしまえば、外に出るのってすごく難しくなりますよね。トークンだけにこだわると問題が出てくるかもしれませんが、信用優先でいった場合は違う。元々個人のレビュアーとしての信頼スコアと投稿に対しての質というのは裏側でロジックができて、ずっと積み上がってきてるものなので、そこにトークンの分配率を当てていくという概念です。

トークンが配給される側にとっては、トークンも一つの信頼度を表す数字に変わってくるということですね。

そういった意味でAIとトークンの相性はすごく良いと思うんです。 僕には実サービスをベースとしたトークンエコノミーを日本で一番最初に実現させたいという思いが強くあります。 通常のスタートアップベンチャーと、仮想通貨のプロジェクトって毛色が違いますが、もっと一緒になっていくと思うんですよ。特にサービス系は。基本的なタイプは一緒で、ただやりたい事業にブロックチェーンやトークンが入るか入らないかという違いだけ。仮想通貨界隈の人が見ているものって、まだまだプロジェクトビジョンのものが多いじゃないですか。仮想通貨が好きな人たちの特徴にすごく関心がありました。機能アップデートやテストα版が出るというところですごく盛り上がってくれる。自分たちがやりたかったものとユーザーが本当に使えるものとが合わさったものでありたいですね。

シンクロライフには17万件以上のレビューが提供されている

現在、シンクロライフにはすでにかなりの数の店が登録されていますよね。投稿はどれくらいあるんですか?

データベースは、すべてユーザーの皆さんから集めたものです。月に約2,500投稿されており、レビュー数は17万件に及びます。

すごいですね!てっきりお店の情報はAPIかどこからか引っ張ってるのかと思っていたので驚きです。サービスが始まって間もないのに、都内で調べてみるだけでも結構入ってますよね。ユーザーが信頼を得るために投稿しているからなんでしょうか。

そうですね。 特にシンクロライフは地方に行ったときに便利だと言われています。他のグルメ検索サイトだと地方の投稿って少ないじゃないですか。いわゆる“平均点”が本当に意味をなしていないんです。でもシンクロライフならどこに行ってもコアユーザーがいて、その人が良いレビューをつけた店に行けば間違いないという仕組みになっています。

信頼度が高いですね。ちなみに、現在のユーザーはどういう層が多いのでしょうか?

30代が多いですね。特に30代後半からそれ以上の人が増えています。当然20代もいますが、美味しい物が好きでお金を気にせずに食べ歩けるという層がコアユーザーになっているようです。

素敵な店との出会いを作りながら仮想通貨やトークンの普及に貢献したい

最後に「シンクロライフ」の今後についてですが、どういう事業にしていきたいとお考えですか?

この事業の目的は「素敵な店とユーザーの出会いを作る」ということ。おいしいレストランは山ほどあるのに、そのほとんどが知られてない。僕らはそういう、埋もれた素敵な店とユーザーの出会いを作ることと、そしてレストランのマーケットを広告のビジネスモデルの何から何まで全部でひっくり返したいと思っています。 それをやりながら仮想通貨やトークンの普及に貢献できれば一番いいですね。

素晴らしいですね!シンクロコインを使う場も増えていきますか?

デビットカードについても考えています。新たに決済インフラを作るというのは難しいので、電子マネーやカード端末など既存のインフラにどうやって仮想通貨を乗っけていくかという話になりますね。例えば、今後ビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)がデビットカードに入ったという状態。 将来的には、いわゆる未来のお財布としてシンクロウォレットの中で、シンクロコインなどのERC20トークン、ビットコイン、イーサリアムとあらゆる仮想通貨を管理でき、さらにそこへ銀行のAPIとかクレジットカードとか、一般の人が使う決済をできるだけすべてその中に入れたいんです。デビットカードで紐づいているウォレット決済か、ウォレットtoウォレットのQRコード決済か。手数料が取れるウォレットtoウォレットに対してデビットカードは儲からないと言われていますが、手数料を取りに行くというよりは、デビットカードでとにかく世界に広めたいです。デビットカードに入った瞬間に世界中で使えるという話になるので。 また、近々取引所への上場も予定しています。

それは楽しみですね!これからも応援しています!

ありがとうございます。

トークン導入でさらに進化するグルメSNS「シンクロライフ」

“平均点ベース”という従来のレストラン検索を変えたいというところから始まった「シンクロライフ」。 「AI で美味しいお店“だけ”を探してくれるグルメSNS」というコンセプトだけでもワクワクさせてくれますが、そのビジョンはとても大きなものでした。 投稿者のモチベーションが「お金」よりも「信頼」であることを捉え、そこにブロックチェーンやトークンとの融合を見出しています。新たに「トークン報酬」や「暗号通貨ウォレット機能」などを加え、進化し続ける「シンクロライフ」はまさに今後のグルメSNSを変えていく革命児と言えるでしょう。 グルメ界のみならず仮想通貨界をも照らす株式会社GINKANから目が離せませんね。
神谷さん、インタビューにご協力いただきありがとうございました!

株式会社GINKAN 会社概要

会社名:株式会社GINKAN
代表者:代表取締役CEO 神谷知愛
所在地:東京都新宿区新宿七丁目26番7号 ビクセル新宿1F
設 立:2015年12月
資本金:3,225万円(資本準備金含む、 2018年3月末日時点)
URL:http://ginkan.jp/

アプリ「SynchroLife(シンクロライフ)」

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取材:三矢晃平
文:Asuka

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Asuka

BITDAYS編集部ディレクター兼ライター。 2017年10月より仮想通貨界に参入。毎日の情報収集は欠かしません。主に海外からのニュースを担当しています。 趣味は映画鑑賞。無類のネコ好きです。
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