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知っておきたい!仮想通貨の専門用語集

仮想通貨取引するうえで欠かせないワードや、仮想通貨を知るうえで避けて通れない言葉など、仮想通貨に関連する専門用語を集めました。
技術的なワードからスラング的な用語まで、随時追加していきます。

目次

あ行

アービトラージ

株式・債券などの先物市場ではお馴染みの投資方法ですが、機関投資家などが市場間などで発生する同一銘柄の価格差を利用して収益を上げようとする投資手法で「サヤ取り」ともいわれています。
機関投資家などの大量の資金を有する投資家が、低リスクで稼げることからアービトラージを悪いことのように言う人もいますが、価格差とは市場の「歪み」であり、アービトラージによって市場は公正化し透明化するという考え方のほうが大勢を占めています。
仮想通貨では、多くの取引所が乱立することで大きな価格差(歪み)が発生しており、少額投資の個人投資家でもアービトラージのチャンスがあります。

ICO(アイシーオー)

ICOとは、initial coin offeringのこと。日本語では新規仮想通貨公開となり、株式IPO(新規株式公開)に似ていますが、中身は全く非なるものとなります。
プロジェクトの目的や技術の説明、ビジョンやロードマップ、チームメンバーなどを記載したICOプロジェクトのサイトを公開することで、世界中にオンライン上からこのプロジェクトのための資金調達ができます。独自トークンのプレセールやクラウドセールスとして募集するという新たな資金調達法として注目を集めています。

2017年には仮想通貨相場が大暴騰したことで、ICOが大人気となりました。IPOのように第三者となる機関に審査されることがないため、誰でも簡単にICOできます。そのため詐欺に利用されたり、多くのICOが失敗しているというのが実情です。
しっかりとしたプロジェクトの場合にはそれなりのホワイトペーパーが用意されていますが、詐欺コインの場合には単にコピペされたものも存在するので見極めが重要です。

IYRK(アイワイアールケー)

IYRKとは、I(行くで)、Y(やるで)、R(リップル)、K(買い増しや)の頭文字から構成される造語で、仮想通貨100億円プレーヤーさんのSNS上での口癖からできました。
メジャー通貨リップルを取引を行うリップラーに使われている合言葉のようなものです。

握力

仮想通貨ならではの特殊用語。仮想通貨取引での握力とは、所有している仮想通貨を売らずに保有し続ける力のことで、価格が暴騰・暴落しようとも売らずに握り続ける力のことを言います。
短期売買ではストップロスなどを入れておかないと逆にリスクとなりますが、長期投資の際には非常に重要な力となります。

アルトコイン

アルトコインとは、ビットコイン以外のすべての仮想通貨の総称のことで、イーサリアムやリップル、ビットコインキャッシュなどはすべてアルトコインとなります。
もともとはalternative coinの略称で、ビットコインの代替通貨という意味です。

ECR20

通常、仮想通貨を発行するには、トークンやウォレットのインフラ開発から始めねばならず、資金や時間がかかるため仮想通貨の発行を敷居の高いものにしていました。
ECR20とは、イーサリアムと同じ技術を使い、新しくトークンを発行する際に用いる技術・仕様のことでありプラットフォームのことです。
ECR20を利用しオリジナルのアイデアを加えることで新しいトークンを作り出せるだけでなく、ERC20のシステムを使ったトークンはウォレットを利用できるため、時間やコストをかけずともトークンの発行ができるようになりました。

板(売り板・買い板)(板が薄い/厚い)

板とは、取引所における買いと売りの注文状況(気配値)のことで、板を見ることでどの価格帯にどのくらいの枚数(注文)が入っているのかを知ることができます。
取引所で表示される板情報では左側が売り板、右側が買い板となります。売りに多くの注文が入っている場合には「売り板が厚い」と言い、売りが多いので価格が上昇しづらいということが予想できます。
逆に、売り注文が少ない場合には「売り板が薄い」といい、売りが少ない上昇しやすい可能性も考えられます。

イナゴ

特定の通貨に良いニュースや悪いニュースがでることで、短期トレードで利益を狙う投資家が一斉にその通貨のトレードを行うことで急騰・急落を引き起こします。
これらの短期トレードの投資家は、通常はその通貨でのトレードを終えると、すぐに他の面白そうな通貨へと一斉に去っていく特徴があり、この投資行動を、秋になると一斉に繁殖して稲穂を食い尽くすイナゴに例えた投資用語。

このような短期トレード中心の投資家をイナゴ投資家、暴騰するチャートのことをイナゴタワー、急騰後にすぐに急落する様子をイナゴ焼きといいます。
通常、イナゴ焼きになると、急騰前のもとの価格を割り込むことになり、急騰時の高値を抜くのにはかなりの期間を要することになることが多いといわれています。

ウォレット

保有している仮想通貨を保有しておくための「箱(財布)」の役割を果たすものです。
証券会社の場合には、株を購入すると株券は証券会社に預けるか自宅などで保存しますが、デジタルマネーである仮想通貨には現物がありませんので、ウォレットで管理することが重要です。
ウォレットにはインターネット上で送受金できるオンライン型や、パソコンにソフトウェアをダウンロードして利用するローカルウォレット、完全にネット環境から切り離して利用するオフラインウォレットがあり、利用目的やセキュリティ度により使い分けると便利です。

円建て

日本円で仮想通貨取引をおこなうことを円建てと呼びます。日本人は円で資産を増やすことが目的で、国内で生活する限り円を利用するため、法定通貨となる円建てで取引をする人が大半です。

ただし、海外の取引所で仮想通貨を購入する場合はビットコイン(BTC)建てが一般的です。例えば、国内の取引所で扱っていないICO通貨などを海外の取引所で購入する場合、いったん国内の取引所で円からBTCに替え、海外の取引所にBTCを送金し目的の通貨を購入します。

か行

ガス(イーサリアムの手数料)

イーサリアムを取引所ではなく自分のウォレットやDEX(分散型取引所)から移動する場合にガス(gas)を設定する必要がありますが、このガスとはイーサリアムの手数料のことです。
ビットコインの場合には、トランザクションを処理するためにマイナー(マイニングをする人)にビットコイン(BTC)で報酬が支払われますが、イーサリアム(ETH)の場合はイーサリアムのマイナーに支払われるのがガス(gas)です。
通常の取引所ではETHで手数料処理が行われますので、ガスを見かけることはありません。

ガチホ

ガチホとは、ガッチリ・ホールドの略語で、購入したら利益が出るまで所有し続けるという意味です。

2009年に発行されたビットコイン(BTC)は、初めの数年間はほとんど価値のないものでしたが、2017年末には大暴騰で230万円以上の価値が付きました。このとき、ガチホしていた人は大儲けすることができたことから、塩付けではなく利益を出すために持ち続けるという意味合いが強いです。

草コイン

草コインは、もともとの意味は、ICOしたり取引所には上場したものの、それほど注目されることはなく通貨としての価値がほとんどないようなコインのことを言います。
1,500種類以上あるといわれる仮想通貨のほとんどが、実は草コインとなり、その名の通りどこにでも生えている草のようなコインという意味です。
ただし、いったん買いが入ると売り物が出にくいということもあり、メジャー通貨よりも上昇率が高いとして、草コインに関心を持つ投資家も多くいます。

クライアントウォレット

クライアント型のウォレットとは、パソコンやスマートフォンにインストールして使うタイプのウォレットのことで、「完全型」ウォレットと「簡易型」ウォレットがあります。
完全型ウォレットの場合、過去の全取引履歴をダウンロードする必要があるためパソコンの容量と時間が必要になるため、簡易型のウォレットが誕生しました。
オンラインウォレットに比べるとセキュリティ面が優れていますが、大きな金額を保管する場合には、普段使いするインターネットに接続するパソコンではなく、オフライン環境にするほうがより安全です。

気絶投資

「気絶」ともいい、暴落直後などに頻繁にツイートされるワードです。株式などでは価格が一時的に暴落しても、数年単位の長期で値を戻すこともあり、それを信じて保有し続けることです。
2017年12月までは、多くの仮想通貨が何度暴落してもすぐに暴騰し価格を回復してきたため、暴落後は「気絶したかのように」何もせず持ち続けることのほうがよいという意味で使われていました。

公開鍵

公開鍵とは、公開鍵暗号方式における第三者にも公開できる鍵のことで、秘密鍵と対になるものです。ビットコインでは、ビットコインアドレスが公開鍵のような役割を持ち、そのビットコインアドレスから支払いをするためには、秘密鍵による署名が必要になります。
従って、秘密鍵を持つ人がそのアドレスの所有者と考えてよいでしょう。

51%攻撃(ごじゅういちぱーせんとこうげき)

悪意あるグループや組織がネットワーク全体の採掘速度の51%以上を支配し、自分たちに都合のいい不正な取引を行うことです。
取引全体の過半数の計算量を支配することで、不正な取引の正当化・正当な取引の拒否・採掘の独占を行うことが可能となります。
特定の管理者がいる中央集権制度を持たないはずの仮想通貨が中央集権により支配されてしまう可能性は否定できず、現在、51%攻撃に対する有効な対策はないといわれています。

GOX(ゴックス)する

GOXするとは、ハッカーの不正アクセス等によって取引所の仮想通貨が盗難等にあい、預けていた資産(仮想通貨)を突然失ってしまうことをいいます。
これは2014年2月に当時世界最大のビットコイン取引所だった東京のMt.GOX社が、ハッカー被害にあい75万BTC(日本円で約479億円)を引き出され破たんした事件からできた造語です。
当時、MT.GOXにビットコインを預けていた人は、突然ビットコインを失うという被害に遭いました。「GOXする」という語は仮想通貨に関するコミュニティの間で通じるスラングとして使われています。

さ行

サイドチェーン

サイドチェーンは、ビットコインのスケーラビリティ問題に端を発し、ブロックチェーンの拡張機能としての役割を果たす目的で開発されました。
従来のブロックチェーン(メインチェーン)に紐づいた側鎖となるサイドチェーンを設けることができれば、スケーラビリティの問題を解決したり、新たな機能を追加したりできるという利点があります。

Satoshi(さとし:単位)

仮想通貨におけるSatoshi(単位)とはビットコインの最小の単位のことで、1Satoshi=0.00000001BTC(1億分の1ビットコイン)。例えば、1BTC=1,000,000円の場合、1Satoshi=0.01円です。
ビットコインの補助単位「Satoshi」は、ビットコインの発案者といわれる謎の人物サトシ・ナカモトに由来しますが、桁を間違えないように注意しましょう。なお、546Satoshi以下の支払いはdustと呼ばれて通常は承認されません。

塩漬け

株式投資ではお馴染みの言葉ですが、バブル時などの高値圏で購入後に価格が下落し含み損が大きくなり、価格が回復するまでやむを得ず長期間持ち続けることを塩漬けするといいます。
長期保有という意味ではガチホと同じですが、ガチホは安いところで購入し高くなるまでずっと我慢して大きな利益を目指すというイメージ。一方、塩漬けは大損を避けるため売却せずに持ち続けるということです。

仕手

株式投資では、仕手株など有名な言葉で、多額の資金を持つ仕手グループが意図的に特定の銘柄を購入することで価格形成(値動き)をコントロールして、利益を上げようとする方法です。
株式や外国為替相場は、巨大な市場ということもあり米国SECなどのチェック機関が多くあったり、アービトラージが盛んにおこなわれることで仕手化することもそう簡単ではありません。
仮想通貨相場は歴史の浅い市場ですので、比較的容易に仕手化することが可能で、実際に多くの仕手化が行われています。

ショート

ショートとは、ロングの反対の意味で、正確には「ショートポジション」といい、相場が下落すると考えて売りから入るポジションをとることを言います。

スケーラビリティ

ビットコインは、スケーラビリティ問題から承認遅延が発生したり手数料が高くなったりしましたが、スケーラビリティとは、ブロックチェーンのブロック容量の処理能力の拡張性のことです。
ビットコインでは、ブロックの容量が1MBであったため集中するトランザクションに対応しきれず、この解決方法を巡り対立が起こることからハードフォークが引き起こされ分裂を繰り返しています。

スマートコントラクト

スマートコントラクトとは、スマート(賢い)コントラクト(契約)という意味で、ブロックチェーン上で取引履歴とともに契約内容まで記載してしまうというものです。
スマートコントラクトが実用化されるようになると、世の中にあるすべての仲介人は必要なくなるといわれいます。例えば、オンラインカジノではスマートコントラクトにルールを書き込むことで、胴元による不正行為は不可能となります。
これまでは中央機関が管理していたことを、スマートコントラクトにすべての取り決めや契約内容を記載することで仲介者である管理者が不要となるのです。

Segwit(セグウィット)

Segwitとは、取引データの改ざんへの対策と、ブロックチェーンの1ブロックに格納できるデータ量増加のスケーラビリティ問題を同時に実現できる技術です。
2017年8月にスケーラビリティ問題を抱えていたビットコインに導入されたことで話題となりました。

0承認(ゼロしょうにん)

0承認とは、トランザクション(取引)がどのブロックにも属していない(承認されていない)ことをいい、通常のトランザクションを0承認で受け入れた場合、二重払い(空取引の発生)になってしまう可能性が潜在します。
二重払いとは、あるビットコインをAというお店の口座に送金したとしても、その後すぐにBという口座に手数料を高くして送金すると、Aに送金した取引内容の承認前にBが承認されてしまい、Aに支払ったビットコインの取引記録が消えてしまうことです。
ビットコインはトランザクションの承認に10分もかかりますので、お店で利用するには時間がかかりすぎます。店側は顧客を待たせるわけにいかず、やむなく0承認して対応しています。しかし、なかには二重払いする可能性のある人が出てきます。

ソフトフォーク

ソフトフォークとは、仮想通貨そのものの仕様変更のことですが、ハードフォークとは異なり通貨が分裂することはありません。
厳密に言えば、ブロックチェーンの分岐自体は行われますが、すぐに収束するため永続的に分裂することはありません。
ソフトフォークの代表例にはスケーラビリティ問題の際のSegwitがありますが、Segwitでは、ブロック自体の容量は変えずに、ブロックに入る取引データのサイズを縮小して問題解決を図ろうとするものです。

損切り

投資は利益を出すために行うもので、そのためには含み益がある状態で売却する必要があります。しかし、購入後に予想に反して価格が下落すると評価損に。ここで売却すると実損が出ますが、それにかまわず売却することを損切りといいます。
損切りとは「損を切る」ということ。購入後に事前予想と反対方向のトレンドを示すようなケースでは、さらに損失が膨らむ可能性もあり、失敗トレードと考えて傷の浅いうち(損失が小さいうちに)売却します。
初心者はなかなか損切りができず塩漬け状態にしてしまいますが、これでは資金効率が非常に悪く、損切りは極めて重要な投資戦術といわれます。

た行

DApps(ダップス)

DAppsとは「非中央集権の分散型アプリケーション」のことです。簡単に言うと、従来からある特定の人物や組織が運営・管理を行う中央集権的なアプリケーションではなく、中心となって管理する人が誰も存在しない非中央集権的なアプリケーション。
DAppsはイーサリアムのスマートコントラクトをベースにするものが多く、ゲーム・取引所・予測市場・ID認証・分散型ストレージ・著作権保護などの分野に応用されています。
例えば、オンラインカジノのケースで説明すると、カジノでは胴元という中央集権的な管理者が存在しますが、胴元が不正を行う可能性があります。しかし、DAppsのオンラインカジノでは胴元が存在せず、スマートコントラクトの利用で公正かつ透明度の高いカジノが実現します。

DEX(分散型取引所)

中央集権的な特定の管理者を持たないはずの仮想通貨の世界でも、唯一中央集権的なのが仮想通貨取引所。そして、取引所のセキュリティの脆弱性を狙ったハッキング事件が多発しています。
このような中央集権型の取引所に対して、取引所自体もブロックチェーンテクノロジーを基盤とし、運営を管理していこうというのがDEX(分散型取引所)です。
DEX(分散型取引所)はブロックチェーンテクノロジーを基盤とすることで、仮想通貨が奪われるハッキングリスクを無くそうとするものです。つまり、秘密鍵を取引所の管理者が持つのではなく、ユーザーが管理できるようになるのがDEXです。

電子署名(デジタル署名)

電子署名とは、ネット上で本人確認できる仕組みのことで、その中で秘密鍵暗号を使ったものがデジタル署名であり、ビットコインの送金処理はデジタル署名を使って行われます。
デジタル署名を利用することで、相手(送金者)の確認、なりすましや改ざんの防止が可能となり、インターネット上で安心して取引することが可能となります。

トークン

仮想通貨を少しばかり難しくしてしまう言葉にトークンがありますが、それもそのはずで実はきちんとした定義がありません。
ビットコインのケースで説明すると、ビットコインとはプロジェクトのことで、このプロジェクトで発行されるトークンがBTCとなります。既存のブロックチェーン上で発行されるもので、BTCやETHなどの仮想通貨のように送金・取引できるものと考えれば良いでしょう。

トークンエコノミー

トークンエコノミーとは、国が発行するドルや円などの法定通貨に代わるトークンを用いた経済のことで、サービスを提供したい側が法定通貨の代わりにトークンを発行し、ユーザーが購入することで価値が生まれます。
この価値のついたトークンを通貨として取引を行うことで、トークンエコノミーが誕生します。ホワイトペーパーの翻訳で登場する新しい経済圏の創出とはこのことを意味しています。
ビットコインを例にすると、ビットコインプロジェクトでトークンとしてBTCが発行され、ビットコインに関心を持ち始めたユーザーがBTCを購入。そうすることで通貨としての価値が生まれ、BTCにより取引が増えてくることで新しい経済圏が創出されました。

トランザクション

仮想通貨におけるトランザクションとは、簡単に説明すると送金取引のこと。前の持ち主から受け取った取引のハッシュ値と、送り先のアドレスを含めて、所有者の秘密鍵で電子署名したものを言います。
一時期ビットコインの送金詰まりが問題となりましたが、これは未確認トランザクションが多く溜まっている状態のことを指します。

な行

二段階認証

仮想通貨取引所のハッキング問題が発生するたびに話題になるのが二段階認証です。
ログインパスワードに加えて、スマホアプリ・SNS・電話などを利用した認証コードによる確認を行うことで、口座をより安全にする仕組みのことです。
二段階認証は完全なセキュリティということではなく、最低限のセキュリィとして個人投資家が行うべきものですが、取引所の補償制度などではこの二段階認証を条件としているところも多くあります。
スマホアプリを利用する場合には、スマホ端末自体を紛失・破損した場合や、機種変する場合に備えてバックアップを取っておくことが重要となります。

ネイティブウォレット

DEX(分散型仮想通貨取引所)が提供するウォレットのこと。ネイティブウォレットを利用することで、ユーザーはウォレット内から直接仮想通貨の売買ができるようになり、これまでのように取引所で二者間によるマッチングを行う必要がなくなります。
デジタルマネーである仮想通貨は、取引所がハッキングされる可能性があるため、自分でウォレットを用意する必要がありましたが、DEX(分散型仮想通貨取引所)の場合には、取引所自体がスマートコントラクト上に存在する高いセキュリティ性を有しています。
また、顧客資金の保持もアクセスを行わないため、ウォレットのセキュリティを高めています。

ノード

ノードとは、通信ネットワークでよく使われる用語で、ルーターなどの接続ポイントのことを指し、この役割のおかげで通信は正常に行われます。
仮想通貨におけるノードとは、仮想通貨のトランザクション(送金処理)において、通信接続ポイントとして間に立ち、データの署名や取引データに不正がないかをチェックし、分散型台帳と比較することで監視・取引を承認する役割のことです。
中央機関のない仮想通貨ではノードの役割があることで、通貨を正しく送金しその価値を補償しますので、多くの場合には仮想通貨による報酬が付与されます。

は行

ハードフォーク

ハードフォークとは、仮想通貨の仕様を変える際に旧仕様を無視して、新仕様を新たに適用することで旧ルールとの互換性がなくなることです。これに対して、すべての仕様を変更し以前の仕様も使えるようにする方法をソフトフォークといいます。
ハードフォークが行われると、新仕様と旧仕様の2つの通貨が存在することになり、新たな通貨が誕生することから仮想通貨の分裂といわれることもあります。
有名なところでは、スケーラビリティ問題からビットコインでハードフォークが行われ、ビットコインキャッシュが新たに誕生することになり、ビットコインの分裂騒動などといわれました。
分裂というとあまりよくないイメージもありますが、仮想通貨ではどんな通貨でもハードフォークが実施されるわけではなく、ハードフォークが行われるのは一流通貨の証明であるともいわれています。

burn(バーン)

burnとは、燃やす(バーン)からきており、すでに発行している仮想通貨の一部を使えないようにして、発行量を減少させ希少価値を上げようとするものです。
規模は異なりますが、国が金融政策によって法定通貨の供給量を調節することに似ています。なお、「ICOの際にハードキャップに満たなかった際にはburnします」という使い方もされます。
国の金融政策と同じで、burnしたからといって必ずしも通貨の価格が上昇するわけではありません、大切なのは適切なburnかどうかということです。

ハッシュ

仮想通貨におけるハッシュとは、マイニングが行われる採掘速度のことを言います。
ビットコインで説明すると、約10分の間に正しい解を求めて世界中のマイナーが計算を行いますが、この時の1秒当たりの計算回数のことをハッシュ値といいます。
単位は、hash/sが用いられ、例えば1Mhash/sでは1秒間に1,000,000回計算が行われていることになります。
このハッシュは仮想通貨の価格やマイナーの報酬、また仮想通貨の信頼性に重要な影響を及ぼす大事な指標として利用されています。

ピア・ツー・ピア(P2P)

P2Pとは、仮想通貨の根幹をなすブロックチェーンテクノロジーの概念で、誰からも管理されることのない中央機関の存在しないネットワークを構築するものです。
仮想通貨でいうP2Pとは、既存のクライアントサーバ型(中央集権型)のネットワークではなく、中央機関を介さずにクライアント同士で直接やり取りを行うもので、これまでのように回線に負荷がかかったり、ダウンロードに時間がかかることがなくなります。
また、銀行などの中央機関である仲介者を通しませんので、これまで発生していた高額な手数料も発生しません。

ビットコイン・コア

ビットコイン・コアとは、ビットコインを利用する(取引したりマイニングする)ために必要なオープンソースソフトウェアのことで、ビットコインネットワーク上でどのようなルールや仕様が適用されているのかは、このソフトウェアに依存しています。
このソフトウェアは、サトシ・ナカモトの論文の下に集まった有志達により開発されており、現在でも日々改善が進められており、コードはGitHubで公開されています。

秘密鍵

オンライン上に存在する仮想通貨はセキュリティを確保したうえで送金などの取引する際に、公開鍵と秘密鍵が使用されます。
公開鍵:全員に公開される鍵
秘密鍵:自分しか知らない鍵
ビットコインで説明すると、送付の際に公開鍵をハッシュ値で暗号化したビットコインアドレスに秘密鍵で署名することで初めて送付することが可能となります。
つまり、秘密鍵こそがビットコインの所有権を証明できる唯一のものとなり、秘密鍵を持っている人がそのビットコインの中身を動かすことができるということです。

FIAT(フィアット)

FIATといわれると聞きなれない言葉ですが、正式にはFIAT Moneyと呼ばれます。
意味は法定通貨のことで、米ドルや円など国の発行する通貨を指します。

ブロックチェーン

ブロックチェーンとは、仮想通貨ビットコインの基幹技術として考案されたものです。
インターネットやオープンなネットワーク上で、高い信頼性が求められる金融取引や重要データのやり取りを可能にする分散型の台帳技術のこと。
台帳を分散化してブロックのようにつなげることからブロックチェーンと呼ばれますが、これには、P2Pネットワークによって単一障害点がないことを実現し、ハッシュ値を用いたデータ構造とコンセンサスアルゴニズムによって改ざんを極めて困難にします。
ビットコインの場合はトランザクション(取引記録)をハッシュ値で暗号化し、10分で区切ってブロックにして繋げたものがブロックチェーンです。

プルーフ・オブ・インポータンス(PoI)

プルーフ・オブ・インポータンス(PoI)とは、日本を中心に人気を集めているNEM(ネム)に採用されている承認システムです。
プルーフ・オブ・ワークス(PoW)の膨大な作業量、プルーフ・オブ・ステークス(PoS)の保有量や保有期間に対して、インポータンス(重要度)に応じて生成権が獲得できるという仕組みです。
この重要度とは、ユーザーがどれほど量を保有しているかということだけではなく、どれだけ取引しているかも考慮されるので、プルーフ・オブ・ステークスの流動性が低くなるという問題点も改善できます。

プルーフ・オブ・ステークス(PoS)

プルーフ・オブ・ワーク(PoW)の問題点を解決する承認システムとして期待されるのが、プルーフ・オブ・ステークス(PoS)で、多くのアルトコインで採用されています。
PoSとは、仮想通貨を所有している量が多いほど、また保有期間が長いほど新しいブロックの生成権を獲得しやすくなるような仕組みのことです。
作業量ではなく保有量や保有期間が重要となりますので、消費電力はそれほど必要ではありませんし、大量保有の場合の価格下落という懸念があるため、51%攻撃を受ける可能性も非常に小さくなります。
ただし、保有量や保有期間が重要になるということは、仮想通貨の取引の流動性が低くなるのではという問題が指摘されています。

プルーフ・オブ・ワーク(PoW)

プルーフ・オブ・ワーク(PoW)とは、ビットコインなどの仮想通貨に採用されている、膨大な計算量を必要とするマイニングを成功させた人が取引の承認者となり、新しいブロックをブロックチェーンに繋ぐ権利を得られる仕組みのことです。

簡単に言うと、仮想通貨取引の承認システムの一つで、ビットコインに採用されていることで有名になりました。
膨大な計算量を必要とする作業(works)により改ざんを不可能とすることで証明(proof)する画期的なものですが、消費電力量も膨大となることや51%攻撃などに対する問題も指摘されています。

分散型台帳

分散型台帳とは、ブロックチェーンテクノロジーの機能を派生したもので、取引履歴を記録する台帳を共有するという特徴のみを抽出して一般化した技術です。
分散型台帳では、ブロックチェーンが持つ特徴のうち、取引の透明性や監査のしやすさ、データ共有のしやすさにフォーカスされており、その一部はプロトコル上の特定の仮想通貨を持ちません。
また、スマートコントラクトを利用すると、カウンターパーティーが多数参加する取引や、エスクロー(銀行などの第三者が介在することで取引が保証される)が連鎖して一つの取引になる貿易や金融などの分野を自動化・効率化できると期待されています。

ポートフォリオ

金融用語としてのポートフォリオとは、安全資産と危険資産の最適保有率のこと。投資商品を組み合わせることでリスクヘッジをかけ、安全に収益を目指そうとする投資方法です。
仮想通貨では、例えば、安全資産としてビットコインなどのメジャー通貨を保有し、危険資産として上昇率に期待のできる草コインなどでポートフォリオを組んだりします。
最近では、仮想通貨用のポートフォリオアプリも人気です。

ボラティリティ

ボラティリティとは、価格の変動の激しさを表すパラメーターのことで、2017年12月から仮想通貨、特にビットコインが大暴騰をみせた際には、そのボラティリティの高さも話題となっていました。
デイトレーダーなどの短期売買を専門とするトレーダーは、短期売買にてリスク軽減をはかりますので、ボラティリティの高い通貨ほど売買チャンスが多く、魅力ある投資対象ということになります。

ホワイトペーパー

ホワイトペーパーとは、仮想通貨ICOの際にその内容を知ることのできる唯一の手掛かりとなるものです。ICOプロジェクトの企画や技術的なこと、また構想などが記載されています。ICOプロジェクトチームにより作成されますが英語で書かれていることがほとんどです。
株式のIPOとは異なり、仮想通貨のICOが誰からの審査を受けることもなく、インターネットを通じて全世界に公開されますが、投資家はこのホワイトペーパーからこのプロジェクトが価値あるものかどうかを判断することになります。

ま行

マイニング

仮想通貨におけるマイニングとは、新たな仮想通貨の発行と取引の処理のことを意味しています。
マイナー(マイニングする人)には報酬が付与されることから、金(ゴールド)の採掘(マイニング)にたとえられて、マイニングと呼ばれています。
誰にも管理されないビットコインなどの仮想通貨は、マイニング作業によって不正されることなく使用できますが、マイニングとはコインの取引履歴を分散型の取引台帳であるブロックチェーンに組み込んでいく作業です。
この作業で最も早く正しい解を導いたマイナーには、報酬として新規発行されたビットコイン(ビットコインでマイニングを行なった場合)が付与されることになります。

マルチシグ

マルチシグ(マルチシグネチャー)とは、トランザクションの署名に複数の秘密鍵を必要とする技術のことで、1つの秘密鍵で署名を行うシングルシグに比べてセキュリティが高い、1つ秘密鍵を紛失しても対応しやすいといったメリットがあります。
2018年1月2に発生した取引所のNEM流出事件では、マルチシグを導入していなかったことも一因となっているといわれ、多くの注目を集めた言葉です。

ムーン(To the moon)

仮想通貨でいうムーン(To the moon)とは、「月まで届いてしまうような」という意味で、2017年12月から2018年1月の仮想通貨大暴騰相場の上昇があまりにも激しかったことから、チャートのラインが月まで届くのではと比喩されたことが由来です。

や行

これから追加していく予定です。

ら行

利確

利確とは「利益確定」の略語。評価益が出ている状態でいったん売却して利益を出しておくことです。
仮想通貨相場は24時間オープンしているため、寝ている間に相場が大変動してしまうことも可能性としてあります。このような状態に備えて、利益が出ている時点で利確しておくことはリスクヘッジとしても有効です。

レンディング

仮想通貨のレンディングとは、仮想通貨取引所を通じて保有するコインを個人に貸し出すサービスのこと。
保有者は借り手から金利を受け取り、借り手はそれをもとにカラ売りなどを行い収益を目指そうとするものです。
ガチホする投資家が多い仮想通貨では、保有するコインを有効利用できるサービスであり、特に、多くの人が借りたがる急騰時には金利が跳ね上がりやすくなります。
取引所や借り手が破たんすると貸したコインが返ってこないというリスクもありますが、 下手にトレードして損失を出すよりは、レンディングのほうが効率が良いという投資家も多く存在します。

狼狽売り

狼狽には慌てふためくことや、うろたえるという意味がありますが、狼狽売りとは暴落で相場が急激に下がった時に、投資家がパニックとなり慌てて資産を投げ売りしてしまうことをいいます。
投資する際は、通常はトレードプランを立ててそれに沿ってトレードしていきますが、確固たるプランがない場合やストップロスをかけていないと、狼狽売りにはまりやすくなります。

ロング

主に先物取引やFXで使われる言葉で、正確には「ロングポジション」といい、相場が上昇すると考えて買いから入るポジションをとることを言います。
今日のビットコインはロングが優勢というケースには、ビットコイン相場が上昇している(買い優勢)という意味になります。
先物取引やFXでは、ロングは強気や買いという意味でブル(雄牛)といい、ショートのことを弱気や売りという意味でベア(熊)ともいいます。

わ行

これから追加していく予定です。

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