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Ontology MainNet Launch Meetup イベントレポート

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※2018年6月現在、国内取引所のWEBサイト調べ。

Meetup大好きライター五月雨まくら(@samidare_makura)です。
今月25日に東京都・中央区でおこなわれた「Ontology MainNet Launch Meetup」に潜入してきました!現場からレポートをお届けします。

第一部:基調講演

Ontology 1.0 by Jun Li氏

イベントの冒頭ではオントロジー創設者であるJun Li氏による基調講演がおこなわれました。ブロックチェーンが社会における新しいインフラとして普及するためには、まだまだ課題があります。もっとも重要な課題の1つは、デジタル世界と現実の世界をリンクさせる橋渡しが不足していることです。例えば、目の前の机をトークンにしてブロックチェーン上で取引することはできますが、その机をトークンの所有者に届けることになれば、現実の物流システムと連携する必要がありますが、両者をつなぐメカニズムが不在です。Ontologyはこのような問題意識から生まれたスマートコントラクト ・プラットフォームです。Ontologyのプラットフォームでは、SolidityをはじめJavaやC#でもスマートコントラクトを実装することができ、分散型アプリケーション(DApps)を構築することができます。またGithubでは20以上のOntologyプロジェクトが存在しており活発に開発がおこなわれています。Ontologyのエコシステム内で利用されるONTトークンは、ユーティリティートークンとして、さまざまな機会で利用することができ、所有者に恩恵があります。Ontologyは、開発者や投資家、実業家に対してサポートをおこない、プラットフォームを活性化させていきます。

Ontology technical community by Mathias Glintborg

Ontologyはテクニカルコミュニティ(Technical Community)を非常に大事にしています。コミュニティのメンバーは世界中に存在していて学生からITのプロまで幅広い層の開発者が参加しています。コミュニティ内のグループは、Ontologyに特化しているものもありますし、他のプロジェクトと並行で参加しているものもあります。コミュニティでは、

  1. Ontologyの構築
  2. 分散型アプリケーション(DApps)の開発
  3. プロトコルやアーキテクチャの開発
  4. セキュリティまわりのテスト
  5. ミートアップやディスコードの運営

がおこなわれています。
Ontologyは、コミュニティーと双方向のコミュニケーションをとることを重視しています。賞金を出して、提案を受ける、それをチームが評価してトークンを配分する。そのような好循環がまわっているようです。
Ontologyは、ユーザーが利用をコントロールする考え方が好きで、コミュニティにはカルチャー的な価値があるとしています。高い性能のブロックチェーンがあり、APIやSDKも開発されており、主要な言語はほとんどサポートされています。コミュニティは、開発者にとってスタートしやすい環境であるといえるでしょう。

第二部:Ontologyのパートナー6社による8分間ショートスピーチ

① Digital Advertising Platform DAD

DADはブロックチェーンを生かした広告のエコシステムを構築する企業です。2015年から2020年までに広告市場は大きく成長するとみられていますが、広告業界にはさまざまな問題があります。その中でも日常的に広告に触れているユーザーに恩恵がないという指摘がクリティカルです。DADはそのような問題を解決するために、Ontologyとパートナシップを結び、次世代の広告エコシステムを創造していきます。

② COT(Chains of Things)

COT(Chains of Things)は、インテリジェント・ハードウェアのソリューション・プラットフォーム(見事に横文字だらけですね笑)です。ざっくりいうと、IoT(Internet of Things)とパブリック・ブロックチェーンを組み合わせるプロジェクトのようです。COTは、ハードウェアによって収集する膨大なデータを正しくハンドリングしていくことを支援します。

③ Points(PTS)

Points(PTS)は、データコラボレーションのプロトコルを提供しています。今日、世界では巨大なデータが毎日生まれ続けています。しかし、分析・回収されるデータは1%未満です。非常に効率が悪いといえます。データコラボレーションの障害となるのは、セキュリティーとプライバシーをどのように保護するかです。特に欧州ではGDPRが決められ、それらに関する要項のレベルはあがっています。Pointsは、ブロックチェーンベースのPTSプロトコル・アーキテクチャを利用することでこれらの問題に対するソリューションを提供しています。チームは経験豊富なメンバーが多く、今後存在感を高めていくだろうプロジェクトの1つです。

④ BDN (Business Data Networking)

BDN(Business Data Networking)は、データ収集から販売までワンストップでサービスを提供する企業です。今日、ビジネスにおいてオンラインとオフラインの区別がなくなってきています。データという観点から課題が3つあります。

  1. オフラインのデータ化が不十分
  2. 信頼できるプラットフォームが存在しない
  3. データが大手企業に集中する

BDNは、Ontologyの基盤技術を利用してソリューションを提供します。中心となるのは次の3つです。

  1. 分散型のデータスキーム
  2. 安全かつ信頼できるデータ市場
  3. データの安全な保有

⑤ Contentos

Contentosは、グローバルコンテンツ業界の抱える問題を解決することを目指すプロジェクトです。それではコンテンツ業界の抱える問題とは何でしょうか?それらは次の通りです

  • 中央型プラットフォームに依存している
  • コンテンツの作成からマネタイズが困難

このような問題を解決するために、Contentosはブロックチェーンを利用してすべてを再構築する必要があると考えています。クリエイターがコンテンツを作り、販売して、利益を得る分散型プラットフォームが必要です。
プラットフォーム参加者はCOSトークンをエコシステム内で活用することができます。例えば、ファンがクリエイターにCOSトークンを送ることなどです。Contentosのネットワークには百万人以上のクリエイターが属しており、大きな強みとなっています。

⑥ CarBlock

CarBlockは、自動車データのエコシステムを作ることを目指しています。自動車データ市場は、2030年までに350倍以上の拡大をして、750億ドルの市場になるとレポートされています。自動車業界における新たな市場といえますね。ただ、GDPRなどもあり個人情報保護が重要となってきた昨今において、匿名化されたデータは全体の2.5%しかありません。さらにデータの所有が車の持ち主ではなく間に入る企業に属しているため、エンドユーザーに恩恵がない問題があります。ブロックチェーンを利用すればデータの所有権を確認することができ、データを追跡することも可能ですので、車の持ち主がエコシステムの中心に位置することが可能になります。またデータの完全性は、ブロックチェーンの偽造ができないという特性から担保されることになり、今存在する課題を解決するブレークスルーになるのではないでしょうか。

第三部:パネディス〜日本と中国のブロックチェーン業界概況〜

最後のセッションはロシアンOLちゃんがモデレーターを務めたパネルディスカッションで日中のブロックチェーン事情について、Ontology 創設者Jun Li氏、DAD 共同創設者Leslie WU氏、 d10nLab平野淳也氏がパネリストとして参加。五月雨(筆者)が印象に残った議論をまとめたいと思います。

Q. 中国はブロックチェーン技術で世界を牽引している一方、中国当局によって取引所やマイニングが禁止されている。その理由とは。
A. (Li氏)ブロックチェーン産業は将来性があり、企業がブロックチェーン技術を活用することを政府は奨励している。しかし、ブロックチェーンには金融的なメカニズムがあり、プロジェクトのクオリティーをコントロールすることが難しい。そのため、個人投資家に対して一定の保護政策が必要なため規制を導入している。

Q. 中国ではOTC取引が活発だが、規制されないのか?
A. (WU氏)OTC取引はすでに規制が入り込んでいる。最近ではアリババやテンセントも対策を出している。ただ、規制の方向性は正確には把握していない。

Q. 中国で注目しているプロジェクトを教えてください。
A1. (平野氏)EOSは非常に盛り上がってくる。あとNEOそれからもちろんOntology。特徴としてはノードが少ないことがあげられる。なぜなのかについては興味がある。
A2. (Li氏)中国には多くのテクニカルコミュニティがある。ブロックチェーンは第二のフェーズに移行しようとしている。最初は、ビットコインなどによるイノベーション。次は、数多くのスモールチームが出てきてスコープの大きなプラットフォームを作る。第二のフェーズではイノベーションだけでは不十分で、エンジニア力が重要になる。中国や米国にはタレントプールがあるので有利か。

Q. 中国は会社の登記にブロックチェーンという言葉を使用する企業が5倍になったそうですね。ブロックチェーンの導入が増えているイメージを持っているか。
A. (Li氏)ブロックチェーンはまだアーリーステージ。直接ブロックチェーンにつながっていなくても、シナリオのみ使っている企業もある。つまり、ブロックチェーンはまだ主流にはなっていない。2〜5年は経たないと利用は広がらないのではないか。

Q. 中国の投資家はどのようなマインドセットを持っているか?
A1. (平野氏) 日本で馴染みのない草コインを買っている印象がある。現在はOTC取引だが、過去かなり大きな取引高を記録していたので、相当トレード好きだなと。
A2. (Li氏) 仮想通貨は、価値が何百、何千倍になる大きなチャンスがある。個人的には、トップレベルのプレイヤーに投資をするべきと考えている。

Q. 日本は「投資好き」と「クリプト好き」にコミュニティが分かれている印象だが、中国にはどのようなコミュニティがあるか?
A1. (Li氏) 日本と同じだなと思う。投資に焦点を当てているコミュニティと技術的なディスカッションを活発におこなうコミュニティに分かれている。ただ、投資をするコミュニティーの方がホットだ。
A2. (WU氏) 重要なのは、テクニカルコミュニティだと考えている。技術的なことをもっと議論するべき。

Q. GooglやAmazonのようなビッグプレイヤーが市場に参入してきたら激しい競争になると思うが、どのようになると予想しているか?
A. (Li氏) ブロックチェーンの世界では、ビジョンと生み出す価値が重要になる。中央集権型プラットフォームを信用できるか?彼らはビジネスモデルを変える必要がある。そしてGDPRが決まり、これから個人情報が商業的に使えなくなっている時代が来ている。分散化した形でサービスを提供する必要がある。彼らのビジネスは広告ビジネスだ。コンテンツはユーザーが作っているが、ユーザーは恩恵を得ていない、ブロックチェーンはみんなが参加してマネタイズができる。これは大手プレイヤーではなかなか実現できない。

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五月雨まくら

五月雨まくら

一橋大学商学部(専攻:芸術産業論)卒業。 外資系コンサルのアクセンチュアを経て独立、ライターになる。 2017年5月、仮想通貨に興味を持って以来、さまざまなメディアにコラムを寄稿。
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