仮想通貨ウォレットはどれを使う?選ぶポイントとは

あなたは仮想通貨を取引所に預けっぱなしにしていませんか?それは「通帳と印鑑を両方とも取引所内に預けっぱなし」にしておくようなもので、大変危険です。だからこそ、仮想通貨は仮想通貨ウォレットで自分でしっかり管理するべきです。

「仮想通貨の自己管理」というと難しいイメージがあるかもしれませんが、仮想通貨の売買や送金など最低限の知識さえあれば、初心者でも使いこなせる仮想通貨ウォレットがあります。
そこで今回は、仮想通貨ウォレットの選ぶポイントとおすすめの仮想通貨ウォレットをご紹介します!

仮想通貨ウォレットとは?

多くの仮想通貨取引所がセキュリティの強化に努めているものの、残念がら取引所へのハッキング被害は後を絶ちません。従来の中央集権型取引所は、運営者が顧客のウォレット、口座のウォレットアドレスや秘密鍵を預かるため、ハッキングのターゲットになりやすいのです。

最近では2018年9月に、国内大手取引所Zaif(ザイフ)がハッキングによって合計約70億円の流出被害を受けました。このように、取引所は安全な資産の保管先とは言えないので、必ず個人の仮想通貨ウォレットで資金管理するようにしましょう。
※「仮想通貨ウォレットで資金管理する」とは、やり取りに必要な秘密鍵を自分で管理するということです。

仮想通貨ウォレットの種類

仮想通貨ウォレットには、大きく分けて「ホットウォレット(オンライン)」と「コールドウォレット(オフライン)」があり、主に以下の4種類に分類できます。

①ウェブウォレット:インターネット上のウォレット
②ソフトウェアウォレット:(専用のソフトウェアをダウンロードした)PCまたはスマホ上のウォレット
③ハードウェアウォレット:(PCなどに接続できる)専用の端末ウォレット
④ペーパーウォレット:(アドレスと秘密キーが印刷された)紙ウォレット
(※①②ホットウォレット、③④コールドウォレット)

仮想通貨ウォレットを選ぶときのポイントは?

①ウェブウォレット
【利便性を重視する方におすすめ】
どのコンピューターやスマホからでもアクセスができ、口座の開設や各種設定も簡単にできるため非常に便利。秘密鍵をサイト管理者が管理する。長期保管向けではない。
※仮想通貨取引所同様に、セキュリティ機能が高いものを選びましょう。

②ソフトウェアウォレット
【PCやスマホを常時使用する方におすすめ】
専用のソフトウエアをインストールしたPC・スマホからアクセスでき、初心者も使いやすいアプリが多い。秘密鍵は自分のPC・スマホ内でのみ管理ができるので、セキュリティがオンラインウォレットより高く、長期保管場所にもできる。
※あなたの仮想通貨に対応しているものを選びましょう。

③ハードウェアウォレット
【セキュリティを重視する方におすすめ】
オフライン環境下で端末(USBメモリや等)にデータを保存することができるため、セキュリティが非常に高く、長期保管場所にできる。USBメモリ型のものはPCに接続できるので、利便性もある。
初期費用が1万円以上かかるため、あなたの予算も考慮して選びましょう。

④ペーパーウォレット
【初期費用をかけずに長期保管したい方におすすめ】
PC・スマホを利用せずに紙媒体に秘密鍵を印刷して保管できる。
また、ハードウェアウォレットのような初期費用をかけずに長期保管ができる。

初心者におすすめのウォレット3選

仮想通貨を長期保存したい方はもちろん、取引もしたい方にもおすすめできる優秀なウォレットを厳選します!

TREZOR(トレザー)

世界中で人気のハードウェアウォレット(価格:15,000円前後)

《セキュリティ》
TREZOR(トレザー)に内臓された特殊なチップの中に秘密鍵を入れておけるので、コンピュータウィルスに感染したり、ハッキングされてもコインが盗まれることがありません。

《使いやすさ》
TREZOR(トレザー)はコンパクトで軽量なUSB型の端末であり、USBをPCに接続して、2つのボタンの操作だけでPCからコインを移すことができます。

《対応通貨》
ビットコイン(Bitcoin/BTC)をはじめ主要コインからイーサリアム(Ethereum/ETH)系(ERC-20)トークンまで合計500以上の銘柄に対応しています。(※リップル(Ripple/XRP)は対応していません

《復元機能》
TREZOR(トレザー)の初期設定時に発行された24のパスフレーズ(リカバリーシード)をメモしておくことで、万が一盗難や損失が起きてもコインを復元することができます。

《その他の機能》
インターフェイスに取引機能が追加される予定とのこと。この機能が実装されれば、ユーザーは取引所に送金せずに仮想通貨取引を行えるようになります。

Ginco(ギンコ)

多機能で人気の日本発のモバイルウォレット(無料)

《セキュリティ》
Ginco(ギンコ)は独自の暗号通信技術によって自身の端末内で秘密鍵を生成し、Ginco社のサーバーには送信しないため、Ginco社のサーバーがハッキング攻撃されても資産流出の可能性はありません。
さらに、全ての通信は二重で暗号化されているため、不正アクセスを遮断します。

《使いやすさ》
スマホで気軽にアクセスできるGinco(ギンコ)は、説明がなくても分かるようにデザインされており、初心者も安心して利用できます。

《対応通貨》
現在のところ主要コインを中心に全17種類の銘柄に対応しており、今後も増やしていくようです。

《復元機能》
スマホの紛失・故障・乗り換え時は、オフラインで保存したバックアップキー(12個の単語)を別の端末に入力すれば、コインを復元することができます。

《その他の機能》
送金手数料の変更や、AirDrop(エアドロップ)を受け取ることもできます。

Bitpie(ビットパイ)

対応通貨が豊富で使いやすいモバイルウォレット(無料)

《セキュリティ》
Bitpie(ビットパイ)は、複数の鍵を必要とする「マルチシグネチャ」対応のパスフレーズ方式のログインで強固なセキュリティを提供しています。Bitpie(ビットパイ)と専用のコールドウォレット「BITHD(ビットシールド)」をペアで利用すれば、セキュリティのさらなる強化ができます。

《使いやすさ》
ユーザーインターフェイスが分かりやすく、初心者でも説明なしにすべての機能が使いこなすことができます。「QRコードの読み取り」を利用すれば、送金時にとても便利です。

《対応通貨》
Bitpie(ビットパイ)は、他のアプリにはないようなコインを含め、全40種類以上の多様なコインに対応しています。

《復元機能》
アプリのダウンロード時に表示される「12個の秘密の言葉」によって、スマホが破損・紛失した時もコインを復元することができます。

《その他の機能》
Bitpie(ビットパイ)には、レンディング機能や仮想通貨の交換できる機能もあります。

仮想通貨のウォレット選びは重要!

ハッキングの被害が相次ぐ中、仮想通貨取引所に仮想通貨を預けっぱなしにすることは大変危険ですので、必ず仮想通貨のウォレットを利用するようにしましょう。仮想通貨のウォレットそれぞれの特徴をよく理解し、目的に合わせて選ぶことが重要です。

また、複数のウォレットを使い分けると安全性をより高めることができます。不測の事態に備えて、バックアップを取っておくことも大切です。保有している仮想通貨は、ウォレットでしっかり自己管理しましょう!

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あ貴

あ貴

イギリス在住。通訳。 ブロックチェーンや仮想通貨について学習中。 趣味・特技はブログやイラストを書くこと、旅行すること、美味しいものを見つけること。 気になることは、どんどん記事にしたいです!